SEIKOスポーツマチック5の修理その2
SEIKOスポーツマチック5、プラ風防にヒビが入っていました。
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サイズのピッタリなプラ風防が見つかったので、交換しようとしたのですが。
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ひび割れがあります。10時の位置に、少々目立つ傷もあり、全体にも細かな傷があります。
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シール剥がしの薬剤を風防の縁に塗ります。アクリル系の溶剤を用いた方が良いのですが、風防や文字盤に干渉することがあるので、切手などのシール剥がし液を使います。
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風防のオープナーで掴んで剥がします。このオープナーは円周状に配置されたツメで、風防を掴んで外すのですが、金属のツメで風防を傷つけてしまうことがあるので、注意して使う必要があります。
と試みたのですが、外れません。よく見るとこの風防は被せ式になっていて、ケーズの縁が立ち上がっていてそこに風防を被せる方式です。防水時計なので、ベゼルではなく、直接ケースに密着して取り付けられています。密着面に幅があり、接着剤でしっかり貼り付けられていて、剥がすことが出来ません。
結局あきらめました。どうせ割れがある風防なので壊してしまってもよいのですが、用意した新しい風防が上手く取り付けられるかわからないので、あきらめました。
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改めてプラスチック磨きのクロスで磨いたら、細かな傷もあまり目立たなくなりました。表面にもつやが出て来て、まぁこれでOKとしましょう。
メーカーだと同じ規格の交換部品に在庫があれば、単純に交換修理するのでしょう。
ちなみに古い防水でないプラ風防の時計(上の写真のトノ-型の時計など)であれば、ニカワなどの接着剤が使われているので、シール剥がし用の溶剤が有効です。
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