フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

シェーファー、イタリックペン先万年筆

2021-03-30 22:05:30 | 万年筆

シェーファー万年筆ノンナンセンスのイタリックペン先

 以前にご紹介したシェーファーの万年筆、ノンナンセンスのイタリックペン先を手に入れました。(また増えてしまった・・・)


 左が今回ご紹介する、イタリックペン先の万年筆です。
 右は、先にご紹介した、スケルトンのノーマルなペン先のノンナンセンスです。


 
バックに書かれている字は、イタリックで書きました。
 横線が細く、縦線が太く見えますか?
 余り違いは、分かりませんね。私の使い方が慣れていないせいだと思います。
 本来は、横書きの英文字をデザイン的に美しく見せるためのペンです。
 日本の漢字は、縦の線に比べて横の線が多いので、横の線が細く書けるのは字のバランスが取りやすく、イタリックのペンを使えば、きれいに書けると思います。

 ペンポイント(ペン先の先端)にイリジウムは付いていないようで横平で、浸けペンのようです。
 ペン先と紙を正対させないと、インクの乗りが良くありません。概ね、太字の万年筆には、その傾向があります。
 太い細いの書き分けも含めて、使い方に習熟しなければならないようです。

 太い細いを書き分ける、ペン先の反り返った”筆でまんねん”と同じような万年筆です。

 ノンナンセンスは軸が太くて、書き味は飾り気が無くストレートで、しかもリーズナブルでなかなか良い万年筆だと思います。
 ただし、現在は生産されていないと思います。中古品で探すしかありません。

 

―追伸―

カートリッジインクについて問い合わせがあったので、私が使っているものの写真をアップしました。

 6本入りで、こんな値段です。ブルーブラックやブラックなどの色もあります。

 

 万年筆のジョイント部は斜めにカットされたパイプ状ですので、写真の右側のカートリッジ、細い穴が開いている側を差し込みます。写真のブルー蓋の側ではありません。
 写真の一番左側のメタルのカートリッジは、もともとシェーファーの万年筆についていたものですが、使い方がよくわかりませんw… たぶんスポイトでインクを注入するのだと思います。これがコンバーターなのでしょうが、市販はされていないのではないかと、見かけませんね。

ー追伸ー 2021.3.30
 上の写真のメタルカートリッジ、使い方がわかりました。やはり先端部分のボタンを何回か押して、インクを吸引するようです。旧飲料は少ないようですが、首軸につけたまま吸引できます。シェーファーには他に、ピストン式(現行品)、中押し式(現在は製造終了)があります。

 

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パイロットエリートインクサック付け替え

2021-03-28 20:29:22 | 万年筆

パイロットエリート14Kインクサック付替え

 いくらインクを吸入しても、すぐに書けなくなってしまう。インクを吸入していないようなので、分解して状態を見ました。

 インクも漏れ出していました。インク吸入キャップも分解して、状態を見ます。

 インク吸入キャップの中に、ゴムサックがあります。これが劣化して復元力がなくてインクを吸引できない状態でした。首軸のペン芯との接続箇所もゴムサックが劣化していてヨレヨレで、インクが漏れ出していました。

 シリコンゴムチューブでサックを作って、付け替えます。チューブの片側は塞がないとならないのですが、火であぶって接着しようとしたのですが、シリコンゴムは熱では溶けません。なので綿糸を巻き付けて塞ぎました。

 吸引キャップのレバーを倒して中のチューブをつぶし、レバーを戻しインクを吸引します。
 緑のパイロット”深緑”インクを入れました。しっかり吸引されて、スムースに書けるようになりました。

 パイロットエリート、ペン先が大きくて14Kのやや硬めの書き味を滑らかにしています。完成された設計デザインです。

 

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SEIKO5自動巻きゴールド

2021-03-27 10:00:00 | 腕時計

 ゴールドのSEIKO5自動巻き

 前のBlogでアップしていた、SEIKO5の23JEWELS、AUTOMATICです。リュウズの巻き芯が上手くセットされていないようで、日付変更ができません。プラ風防にも傷があります。結構古いモデルなので、ダメージあります。

 日付変更ができないのでは使い物にならないので、修復試みます。たぶん巻き芯周りのかみ合わせが悪いのでしょう。

 リュウズを抜くとムーブメントが取り出せます。ローター回転ブロックも取り外します。

 ムーブメント取り出した後、抜いた巻き芯を再び差し込みます。

ここでリュウズを押し込むと、なんとしっかり日付送りが出来ました。ただしムーブメントをケースに入れると、いくらリュウズを押しても日付送りができません。
 よく見るとリュウズとケース側にも、ホコリが厚く詰まっていて、それでリュウズをしっかり奥まで押し込めない状態でした。

 リュウズとケースの巻き芯を差し込む穴の周りにも、ホコリがいっぱい詰まってました。これをかき出して、リュウズを奥まで押せるようにします。

 しっかり日付送りができるようになりました。曜日は2時くらいまで時刻を進めたあと10時くらいまで戻して、再び0時過ぎまで進めると送れます。
 ケースとラグが一体になったこのデザイン、昔からけっこう気に入っていました。最近は金時計が似合う齢になってきました。

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ブラックフェイス・クォーツ

2021-03-16 23:01:40 | 腕時計

ブラックフェイス・クォーツ CLUB FACE Ⅱ(Japan Movement)

 ブラックフェイスのクォーツです。KOBE JAPAN(Japan Move)と表記されていますが、Made in Japan とは記されていないので、日本製ではないのでしょう。

 ベゼルは金のロレックスタイプです、メタルのベルトも。インデックスにはダイヤのキュービクルジルコニアが付いてます。ブラックフェイスといい、なかなかきれいな時計です。ORISのブルーフェイスと並べてみました。オリスは手巻きです。

 日付付きです。なかなか見やすく存在感のある時計ですね。最近、ブラックフェイスに凝ってます。

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ウォーターマン万年筆

2021-03-10 10:00:00 | 万年筆

ウォーターマンの万年筆

 グリーンマーブルのウォーターマン万年筆です。

 どこか Made in China のような・・・でも WATERMAN FRANCE とキャップに刻印されています。

 ペン先にハート穴はありません。ウォーターマンのデザインです。

 

 とても滑らかな書き味です。字の太さは、F~でFよりはやや太めですね。

 新しい万年筆を手に入れると、もう何十本も所有しているのに、それを使って何か書きたくなります。ただ万年筆を使いたいだけでw…

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