フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

東急ハンズでセルロイド万年筆「金魚」と貝

2015-11-30 00:20:30 | 万年筆

京都セルロイドの万年筆「金魚」(名称です)

 京都セルロイドのきれいな紅白金魚模様の万年筆を、渋谷の東急ハンズで買いました。あまりにキレイで、つい衝動買いです。
 以前にジャンクの、同じような紅白金魚模様の万年筆を紹介しました。プラチナ万年筆からも出されているのですが、これは京都の工房の万年筆です。

一本いっぽん手作りで、模様がすべて違います。桐の箱入りです。

 ペン先は金ペンではなくメッキだと思います。デザインはハート穴のないクラシックタイプで、ペンポイントサイズは”M”です。
 とても軽く非常~に滑らかな書き味で、気持ち良くてズッと書き続けていたい気分になります。それに何より、この紅白の金魚模様が美しい!です。

 インクは、胴軸を外して中の吸入器軸の尻を回して吸引する、ピストン式です。コンバータータイプですが、固定されていて取り外しはできません。

 

 高校の同期会の忘年会で、久しぶりに渋谷に行きました。でも、とにかく渋谷は人が多い!

 東急ハンズは、すっかりクリスマスバージョンでした。ハンズの扱っている商品は、少し高いのですが、個性的で良い品質のものがそろっています。
 修理のための部材や工具類など、良い物がそろいます。

 

こんなものも、ハンズで買ってしまいました。
 

 上左「ホネガイ」、上右「イモガイ」、下「リンボウガイ」です。
 
イモガイは沖縄の浜、岩場でも拾えますが、猛毒の銛を持っている種類がいます。ホネガイとリンボウガイは水深のある海底に生息しているので、砂浜などでは見つかりません。特にリンボウガイは、水深数百メートルの深いところに生息しています。

 深い海に生息する貝といえば、生きた化石と言われているオオムガイが有名ですが、これは以前、南米に行かれた方からお土産にもらったものです。私の迷宮の室には、色々なものが埋もれています。

 

 オオムガイの体は、この殻の入口の部分に収まっています。穴は隔壁で隔てられていて、奥へは繋がっていません。

 

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バカラのショットグラス、タリランド

2015-11-28 01:20:40 | グラス

バカラのショットグラス、タリランドとキング・オブ・スコッツ17年です

 キング・オブ・スコッツ(King ob Scots)17年陶器ボトル入りが手に入りました。陶器のボトルは、ウェッジウッド製です。同じく陶器製の蓋が付いていたはずなのですが、ありませんでした。
 古酒です。コルクの栓はボロボロで、コルク抜きを使って開けようとしましたが、砕けてしまってボトルの中にコルクの屑が入ってしまいました。

 ウィスキーの瓶詰されてから何年も置かれたものは、ワインのように熟成が進む訳ではないのですが、上手く保存されていると味がマイルドになって香ばしさも増し、これが結構いけるのです。
 戦後、海外旅行のお土産でスコッチ、ブランデーがたくさん日本に持ち込まれました。それをもらったお父さんたちは、何かステータスのようにサイドボードに飾って、決して飲みませんでした。
 そのようなお酒が、今、市場に出回ってきています。

 このスコッチも、古酒独特の甘さと香ばしさが増して、なかなか美味しくなっています。ただ、濁りが出てしまっているのが気になります。しかしこの濁りは、醗酵した麦汁を蒸留したとき一緒に析出された香り成分や、貯蔵されている時に溶け出した樽の香り成分などで、特に味に影響を与えるものではないようです。

ボトルの裏には、No.が振られていています。”854”です。1980年頃から製造されています。


 バカラのショットグラス、タリランドです。グラスの縁が曲線を描いて外側に広り、それが下唇に滑らかにフィットして抜群の飲み心地です。
 現在、このデザインのグラスは作られていないと思います。スコッチは、やはりバカラで飲まないと。良いグラスで飲むと、酒が格段に美味くなります。



少し、濁りがあります。

 

 

 

 

 コーヒーのペーパーフィルターで濾してみました。ペーパーには紙の匂いが付いていますので、酵素で漂泊してある匂いのほとんどないものを一度湯通ししてから、使います。
(コーヒーを淹れる時も、同様の処理をすることで、美味しいコーヒーができます。)

 壊れてボトルの中に入ってしまったコルクの大きな欠けらや、細かいゴミのような欠けらも一緒に濾過できました。



 クリアなウィスキーが抽出できました。味や香りも全く変わっていません。結局濁りは、見た目だけの問題のようです。
 ちなみに高級なスコッチは、ほんの少しヴィッテルなどの硬水を加えて常温で飲みます。ストレートより、味や舌触りが滑らかになり、香りも立ち上がってきます。
 ウィスキーの古酒、そんな呼び方は無いと思いますが、非常にお勧めです。

 

バカラのグラス、まだ他にもあります。また、ご紹介いたします。

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包丁、ナイフの砥石

2015-11-27 00:39:31 | 日記

包丁とナイフを良い状態に保つための研ぎと砥石

 以前、包丁とナイフを紹介しましたが、今回はそれら刃物を本来の良く切れる状態に保つための、研ぎと砥石についてご紹介します。

 包丁の砥石
  ・荒砥
・中砥


 左が中砥(なかと)と仕上げを兼ねた、料理包丁の砥石です。天然石の砥石で、特にステンレス鋼などは、これ一本で研ぎ上がります。
 右は荒砥(あらと)で、刃がボロボロのとき刃先を削って真っすぐにします。研ぐというよりは、刀身にヤスリがけして削る感覚です。

 包丁の研ぎ方は、右手でしっかり柄を握り、左手の指先で刀身を上から押さえて、前後に大きく真っすぐに研ぎます。ちょこちょこ研ぐと研ぎ面が安定せず、刃先が丸まって刃が付きません。
 基本は、片刃の包丁は表地を研いで、裏地は軽く刃折れ(研いだ面の反対側に刃先が折れ曲がって来る)を落とす程度です。

 

 

 ・仕上げ砥 ステンレス包丁用中砥



 通常の料理包丁(ステンレス)では、右の中砥で研げば十分切れるようになるのですが、鋼に粘りのある和包丁では、最後に左の仕上げ砥をかけて仕上げます。
 
和包丁の鋼は、これで研ぐと研いだ地が鏡のようにピカピカになります。非常に艶が出て、日本刀のようです。砥石の表面はツルツルしていて、砥石とは思えない質感です。
 くもりの出たレンズを、ベンガラ(酸化セリウム)を付けて磨くと、くもりが取れて透明になります。それと同じような状態です。

 

 


 ・手持ちのダイヤモンド包丁研ぎ器

 

 包丁研ぎ用の、ダイヤモンド研ぎ器です。手に持って刃先を研ぎます。片面が「荒研ぎ」、もう片面が「仕上げ」用です。ステンレスの包丁は、すぐに切れ味が落ちるのでこのダイヤモンド研ぎ器で簡単に研ぎます。

 

ナイフの砥石

  ・油砥石



 油砥石です。水ではなく、ミシン油などを垂らしてナイフの刃先だけを研ぎます。
 刃物を研ぐときには、水や油など潤滑液使わないと、刃に傷がついて切れ味良く滑らかに研ぐことができません。
 この砥石、ご覧のようにほとんど使っていません。ナイフを研ぐときは、上のダイヤモンド研ぎ器を使っています。
 ちなみにダイヤモンド研ぎ器(これはヤスリですね。)には、水や油は使いません。

 

 

 



 三角柱形の油砥石です。右のビクトリノックスの小型ナイフなどを研ぐには、このくらいの小さな砥石が使いやすいです。
 これを使う時も、砥石に油を付けて研ぎます。ヤスリではないので。

 

 

 

 

 刃物を研ぐということも、工具の手入れという意味で大切なことです。工具の大切さは、先生からカメラの修理をとおして教えてもらいました。工具は、ベストな状態を保っておくことが重要です。

 

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手賀沼バードウォッチングと手ブレ補正付き双眼鏡

2015-11-25 00:24:25 | 日記

千葉県我孫子市の手賀沼で、写真も撮るけどバードウォッチングしています

 

写真は無いのですが、アカエリカイツブリとカンムリカイツブリがきていました。 


 ユリカモメがたくさん渡ってきています。けっこう獰猛で、留鳥のオオバンが追い回されていました。
 オオバンは地元手賀沼の住人(鳥)なのに、3~4羽のユリカモメに追いかけられて、最後は水に潜って逃げていました。カモやオオバン、ハクチョウは、ほとんど鳴かないのに、ユリカモメはギャーギャーうるさいです。

 日本野鳥の会の図鑑です。フィールドでは、これがとても使いやすいです。

 私は、のんびり水辺でバードウォッチングするのが好きで、昔々?には日本野鳥の会にも入っていて、高尾山や千葉の舞浜などの探鳥会に参加してました。

 

 双眼鏡は、手持ちだと倍率はせいぜい8倍までで、それ以上になると手ブレで像がよく見えません。その手ブレを電子的にセンサーで感知しレンズを動かして補正する双眼鏡が、今から20年以上前に日本では初めてキャノンから発売されました。ちょっとした臨時収入があったので、さっそく購入した次第です。
 使って見たらその威力は凄まじく、走っている電車の窓から電線に止まっている鳥の種類が判るのです。それがどの位凄いことなのか、双眼鏡を使ったことがない人には、実感がわかないと思いますが。

 

    キャノン双眼鏡IS(12×36mm)

 

 電子手ブレ補正双眼鏡。一軸、上下首ふりの補正だけだと思います。最近の手ブレ補正は、上下、左右はもちろん、回転など5軸のものもありますが、手持ちの双眼鏡では上下の補正だけで十分実用になります。
 単三電池2本を使用します。ボディーの上端右側に付いているボタンを押して、手ブレ補正機能を稼働させます。大きくて重い!ですが、非常に良く見えます。

 電池を使わない手ブレ補正双眼鏡は、振動を物理的に吸収するスタビライザーが内蔵された、カールツァイス製のものがあります。素晴らしい性能の双眼鏡です。スターウォーズの第一作目で、ルーク・スカイウォーカーが使っていたスコープ、あれはきっとツァイスのスタビライザー付き双眼鏡です。
 ソニーからは、デジカメの技術を使った電子画像を両目の接眼レンズから見る、手ブレ補正双眼鏡が出されています。画像には水平や焦点合致の箇所が表示され、まるで戦闘機のヘッドアップディスプレーを見ているようです。

 

    スポッティングスコープ(20×50mm)


主に水辺などで水平方向を見るための、高倍率のスコープです。水辺の遠くにいる、あまり動かない水鳥の観察に使います。双眼鏡に比べて視野が狭いので、動きのあるものを見るのには使い難いです。


 レンズのコーティングが剥げていて、コントラスト悪くなっていたので、ラバーフードを付けました。
 最近のレンズは、コーティング技術画期的に向上していて、逆光などでも鮮明な写真が撮れますが、昔は必ず太陽を背にして写真を写したものです。鮮明な写真を撮るためには、レンズ周辺からレンズに直接光が入らないようにするため、フードは必需品でした。

 

 

   ミノルタポケット双眼鏡(8×18mm)



 軽くて持ち歩くのに便利です。左右の幅をスライドし、小さく収納できます。小型ですが、8×18mmの有効径で、高性能の双眼鏡です。

 

    単眼鏡(8×20mm)


 

 最短距離が10㎝程なので、美術館でガラスケース内の展示物などを見るのに使います。
 絵画など見学者がたくさんいて近くで見れないときにも、遠くから見ることができます。
 中に、ダハプリズムが入っていて、正立した像が見られます。

 

 

 

 

 YHPノベルティ・オペラグラス


 倍率は低い(4×程度?)ですが、よく見えます。軽いし小さくたためるので、ポーチの中などに入れておけます。YHP(横川・ヒューレットパッカード)のノベルティです。

 

 測量オートレベルスコープ、相対的な高さを測る光学機器

 カメラ修理を教えていただいている先生から、いただいたものです。先生は人形町に事務所を開いておりましたが、数年前に引退されました。その際、事務所にあったカメラやレンズ、工具などを分けてくれました。その時のもらい物です。
 測量を生業にしているわけでなし、重いしバードウォッチングに使えるわけでなし、まあ、ただ持っているだけですね。しかし工作精度は素晴らしく、全くガタがありません。トプコン(東京光学)製です。

 

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クロスのボールペンとシャープペンシル

2015-11-24 08:51:22 | 筆記具文房具

クロスのセンチュリーボールペンとシャープペンシル

 初期のクロスのボールペンとシャープペンシル、センチュリーです。クロスボールペンを象徴する製品で、私はこのデザインが大変好きで昔から使っています。 



  クロスのボールペンは、インクの出が滑らかで字がかすれたりせず、しかもペン先にインクのカスが溜まらず書いた字を汚すことがありません。

 金張りのボールペンとシャープペンシル、クロームのボールペンです。ボールペンの芯は、太字、細字の黒色、細字の青色を入れて使っています。
 特に気に入っていたスターリングシルバーのボールペンも持っていたのですが、紛失してしまいました。筆記具は気に入って持ち歩くと置き忘れたり落としたり、とかく紛失してしまうものです。
 一番左は、クリップの本にプレートが付いていて、カタカナで「セキスイ」とあります。企業のノベルティのようです。
 シャープペンシルは、0.8㎜の太めの芯です。
 クラシックなセンチュリーは軸が細くて持ちにくいのですが、手帳などに挟んでおくのに都合が良くて、その細くて小さなデザインが人気の基でもあります。

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