柄の長い水彩筆セーブル
地元のホームセンターの在庫整理で、柄の長い水彩筆が売られていました。
柄の長い筆は、その中ほどを持って使うと、とてもバランスが良くて描く絵が上手くなったような気になります。お気に入りの地元のホームセンターで在庫処分セールをやっていて、セーブル(ヨーロッパイタチ、シベリアイタチ)の水彩筆が、何と70%off!!!で売られていたので、飛び着いてしまいました。とにかく安い物には目が無くて・・・
左の写真、右の3本がセーブルです。
上の写真、右と左の2本がバーゲン品で、筆先がちょっとバサバサしています。売れ残り商品なので仕方ないか。
まだ使っていません。右端の筆は、長穂で軟らかそうで雰囲気のあるタッチが出せそうです。使うのが楽しみです。
使っている筆と筆巻き(ケース)です。左の写真のセーブルとリスの動物天然毛が気に入っています。人工毛とは、紙への絵の具の色乗りが違います。
日本のメーカー、ホルベインのレッドセーブル、右端はコリンスキーのフィルバートです。
コリンスキーは、シベリアイタチのことで、寒いところに住んでいるので毛が詰まっていて腰があり、絵筆として最も優れた素材だと評価されています。
ホルベインは、絵の具も作っていますが、ウィンザー&ニュートンに引けを取らない透明感のある、とてもキレイな色が出せます。筆も非常に品質が高いもので、このフィルバートも素晴らしいです。
私もホルベインのチューブの絵の具を使っています。ホルベインは、特に、このチューブの絵の具の色が素晴らしいです。
ラファエルのコリンスキー(左3本、まだ封を切っていませんね)と特に軟らかく腰のあるリスの丸筆です。
リスは穂先が太くて短く、タップリ絵の具を吸ってくれます。絵の具を着けると水分で筆先が尖って、細かい線を描くことができます。柄は短いのですが、鉛筆や万年筆を持つようにして使うと、抜群の描き心地です。
ラファエルこだわりの筆で、私はこの形にやられてしまいました。でも高額!です。
ウィンザー&ニュートンの24色ハーフパンです。以前ご紹介した携帯の12色と同じ固形水彩絵の具です。比較的大きな水彩画を描く時は、この24色を使っています。24色あれば、十分です。
絵の具の減り方から、大して枚数は描いていないことがバレてしまいました。水彩画、最近はすっかりご無沙汰です。
でも、この絵の具の色を見ているだけで、心が浮きうきしてきます。
16色ハーフパンです。琺瑯(ホウロウ)のパレットケース入りです。
外に持ち出して使おうと思って買いましたが、買っただけでまだ使っています。琺瑯製のパレットケースが気に入っています。昔、水彩のパレットは、琺瑯でした。
描こう描こうと思っていて、ついつい絵の具や筆を買ってしまうのですが、ここ暫く水彩画は描いていません。水彩の先生には、いつもヨーロッパなどでの近況のお手紙を頂いて大変恐縮しております。だから描きたいと思い続けてはいるのですが・・・。私にとって先生からのお手紙は、水彩の具体的な描き方を教えていただいているわけではないのですが、先生の近況を知らせていただくことで「絵を描く上での、ものの見方」を教えていただいている、と感じています。本当に感謝です。
で結局、水彩色鉛筆で、こんな絵を描いているのですからダメなはなしなのですが。
20年以上前に描いていた水彩画、額に入れて何枚かあるはずなのですが、見つかりません。混沌の部屋の何処かに・・・。見つかったら、アップさせてもらいます。
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- 追伸 -
筆立てに虫食いの、ホルベイン細筆(コリンスキー)が見つかりました。動物の天然毛は良いもの程、油断すると虫に食われます。これもお気に入りの1本だったのに、がっかり。もっと頻繁に使ってあげないからです。
ひどい虫食い状態です。
これではさすがに使えませんね。
三角形の、持ちやすく転がらないデザインです。
ピュア・コリンスキーですが、”ホルベイン・ジャーマニー”と書かれています。ホルベインは日本のメーカーなのですが、輸出入も手掛けているので、この筆はドイツの物を輸入して販売しているのかもしれません。
それにしても、筆は防虫剤と一緒にして保管しておかないと。そのことをお伝えしたくて、追伸しました。
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