JUMBO アコス―ティックギターのサドル調整
ジャンボウ(JUMBO)・アコースティックギターのサドルを調整、削りました。
左からギブソンのサザンジャンボ、田原楽器のジャンボウ(JUMBO J-35)とエレアコです。
ジャンボ、音の抜けがイマイチなのでサドルを取り変えてみました。サドルトップは丸くなっているので、これを削って2弦をサドルピン側に、その他の弦はネック側に凸に、ダイヤモンドヤスリで削りました。サドルを尖らせると弦がサドルとの共鳴が少なくなって、音の抜けがよくなります。共鳴すると、音がソフトになります。
サドルは、とりあえずプラスティック製、やや軟らかいです。牛骨製のサドルはとても硬くて、弦の響きをストレートにボディに伝えてくれるのですが、軟らかいプラスティックはそれなりに弦の響きをソフトに伝えてくれます。
サドルをこんな感じに削りました。音が、劇的に変った⁉
ジャンボウは日本の田原楽器のギターで、これはJ-35、私が大学の頃お茶の水のチャキ楽器店で購入しました。フィンガーボードの底部に”35105”(J-35、1971年5月製造)と刻印がありました。もともとやや落ち着いたソフトな音のギターでした。でもさすがに50年もたってボディーの上板がやや反って(凸に。弦に引っ張られるので、どうしても膨らんできてしまいます。)弦がフィンガーボードから離れて来てしまったので、ブリッジ自体を削って低くしたのですが、サドルとのバランスがイマイチになってしまったので取り換えて調整しました。
U~n・・・けっこう抜けがイイ音になったと思います! もちろんギターの音色はボディーの材質や形状、作りもあると思いますが、サドルの素材、削り形状で音が全く違ってくると思います。そのギターの個性を出すのが、製作技術者の力量なのでしょうね。
最近、ギターにマイブームが来ています。ギターは中学の頃からいじってました。今はYouTube に古いフォーソング、PPM、ジョーンバエズなどの動画がアップされていて、それに刺激を受けてます。ジョーンバエズさん、髪型がグレーのショートカットで、かわいらしいオバサン、失礼しました、になっていて、でも声はさすがに少し落ち着いて来てますが、とてもキレイで素敵です。
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