フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

レディース手巻き腕時計

2016-11-29 00:10:00 | 腕時計

レディースの手巻き腕時計3本

 クラシックな手巻きの腕時計、レディース3本です。今はレディースでも、デカフェイスが流行りですが、昔はとても小さかった!のです。

 

 左から、メンズのブローバ(BLOVA)、ブローバレディース、シーマ(CYMA)レディース、ルビアン(LUBIAN)レディースです。ブローバとシーマは、SWISS MADE です。ルビアンはどこ製か、分かりません。ムーブメントは、スイス製のようですが。
 ブローバは、メンズ、レディースともに金張りです。シーマは、BACKはステンレスですが、ケースには小さく、”PLAQUE G 10(ERB)" と刻印があります。”G"とあるので、金ということだと思うのですが、どう見てもシルバー、銀色にしか見えません。ホワイトゴールドのメッキを意味しているのかもしれません。仕上げ加工は、とても高級感があります。

 ブローバとシーマは、不動の状態でしたが、クリーニングするとしっかり動き出しました。ルビアンは、テンプの軸(天真)が外れていて動きません。軸の先端が折れているのかもしれません。

 ブローバのレディース、とても良い物です。おそらく1950年代頃に作られたものでしょう。センターセコンドの秒針は赤色で、雰囲気があります。金張りは、古い物だと角が擦れて地金が露出しているものが多いのですが、金が残っているところは金磨きのクロスで磨くと、とてもキレイな輝きが戻ります。

 

 ごつい手首で、すみません。ブレスレット替わりに・・・とも思ったのですが、やはり男の手首には似合いませんね。

 

それで、今日は”Black Nikka Clear"のSoda割です。

 

 Blacku Clear はリンゴの香りのする、その意味では香ばしさのないソフトでフルーティーな味わいです。
 特にソーダ割(ハイボール)に合います。

 ウィスキーのソーダ割には少し甘めのドライフルーツ、パインやマンゴーなどが合うように思います。その甘味がソーダの酸味で引き立ちます。

 

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SWISS MADE ?のスモールセコンド 文字盤クリーニング

2016-11-27 00:10:00 | 腕時計

多分、SWISS MADE だと思います。

 ”CHRONOMETER CORTEL”とあります。

 巻き切った状態で、振ると動き出しますが、すぐに止まってしまします。テンプとアンクル、ガンギ車を中心にクリーナーで洗浄すると、動き出しました。本来は、しっかり分解掃除してグリスを差すのですが、いつもの取りあえず・・・で済ませました。

 ベルトはビニールの型押しですが、まあそれなりに雰囲気があります。裏の尾錠で止める穴の開いたカ所にひび割れがあって剥がれかけていましたが、クリアーボンド(ソフト)で接着しました。
 一応動き出したのですが、風防と文字盤が汚れていたので、クリーニングすることにしました。

 クリーニングには、いつも通常の大きさの綿棒を使っているのですが、文字盤などの細かい箇所にはちょっと大きすぎるので、マツモトキヨシで小さい綿棒を買ってきました。
 店のお姉さんに「小さい綿棒ください。」と言ったら、「赤ちゃん用の綿棒ですね。」と言われて出してくれた綿棒です。赤ちゃん用の綿棒を、腕時計のクリーニングに使うのは、ちょっと気が引けますが・・・

 リグロインを使って、文字盤の汚れを拭き取ります。リグロインは油分を落としてくれますが、文字盤の汚れ落としにも、結構威力を発揮してくれます。

 

 特に文字の線で囲われた部分に汚れが溜まっているので、ピンで掻き出します。

キレイになりました。

 プラ風防をはめ込んで、見違えるようになりました。

 風防は、接着剤でとめられていたようですが、劣化して簡単に外れてしまいました。UVレジンで接着することにします。
 現代の時計の風防は、サファイアガラスやクリスタルガラス(ミネラルガラス)ですが、ベゼル(枠)には半透明の樹脂がパッキンとして使われています。大きさは、0.1mm単位で変わるので、うちのような超貧乏工房では、各種大きさの在庫を揃えることはできません。そこでプラ風防も含めて、UVレジンで接着しています。
 UVレジンはABS樹脂のパッキンに比べて硬くてもろいですが、風防には強いテンションは掛かりませんので、とても良い代替接着剤だと思います。

 たかだか文字盤のクリーニングなのですが、全く違う時計になりました・・・と思います。 

 

ー  ー

 私の作業はいつも夜、食事を済ませ風呂に入った後に周りが静かになってから、おもむろに始めます。ゆったりした気分になって。すると必然的?にドリンク、特にウィスキーをやりながら・・・

 最近は、黄色いラベルの”Catty Sark"がお気に入りです。本日は、ソーダ割で。

 炭酸は、”WILKINSON”です。”ウィルキンソン タンサン”は、明治時代に欧米からの来訪者に対して品質の良い炭酸水を提供することがきっかけで、兵庫県の有馬で発見された炭酸泉を一般にも売り出したものです。まるで日本のペリエですね。炭酸があまりきつくなく酸味も薄くて、ウィスキーの味と香りを損なわず、ソーダ割にはピッタリ!です。

あては、ラフランスとニンジン・・・です!

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クリスマスバージョンのキジネコ

2016-11-25 00:10:00 | 日記

地元ホームセンターのサンタのキジネコ

 このところ時計の修理は、ちょっとお休みです。
 地元のホームセンターに、サンタクロースのキジネコがいました。

で、隣は時々行く居酒屋の棚でくつろぐ、本物のキジネコです。
それにしてもホームセンターのキジネコ、よくできています。本物の猫のようです。

 フィギャーではありません。本物です。

 

 岩合光昭さんにくらぶべきもありませんが、私も猫好きなもので、ついつい撮ってしまいます。

 時計の修理、行き詰っていて放り出しているものが、た~くさんあります。何とかしないと・・・
 近いうち、また報告させていただきます。

 

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ペッパー君の文豪小説朗読会

2016-11-23 00:16:21 | 日記

地元図書館でソフトバンクのペッパー君が文豪小説を朗読

 地元の図書館で、私はほとんど毎日通っています。筑波大のロボット、AI研究室?が、ペッパー君を使った、夏目漱石、森鷗外、太宰治の小説の朗読会(シニア向け)が開催されました。

朗読会の前、声のする方を見ています。容姿が、なかなかカワイイです。

 地元の図書館に、ほとんど毎日通って本を借りて、特にジャンルはありません。目につくものを手当たり次第に。図書館は、退職して一線を退いた特におじいさんでいつも盛況です。そのような利用者を対象に、市がシニア向けのペッパー君の朗読会を企画してくれました。介護ロボットの実用化が実現しつつある現代日本で、とても興味のある催しだと思います。

 それでペッパー君の朗読は、抑揚や朗読の間の採り方、イントネーションなど中々聴かせるものがありました。ほとんど標準語で、語尾上げなど訛りはありませんw,,,
 視覚で文字を認識して音声に変換する能力は持っているようなのですが、さすがに意味を解釈して聴く人を引きつけるようなしゃべり方はできないようで、そこは筑波大研究室の学生さんがプログラミングして当日のプレゼンが実現できたそうです。メガネをかけた、とても聡明そうな美人さんの大学院生?でした。

 ペッパー君は、聴覚や視覚を持っているようで、写真は舞台の袖でスタッフの準備作業の音に反応して、音が天井に反射してその方向、天井を見ているようです。舞台はパーテーションで仕切られているので、音は天井に反射してペッパー君にとどいているようです。
 観客席側から「ペッパー君」と呼びかけると、声を発した方に顔を向けて視野を認識しようとします。手を振ったりすると、こちらを凝視してきます。
 おそらくAI機能を搭載しているので、音や映像を認識させることで、人との対話が段々できるようになって来るのかもしれません。

 面白い! ペッパー君、欲しくなりました。

 写真、カメラ、時計、万年筆・・・とは全く関係ないBlogで、失礼しました。

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地元取手の紅葉・黄葉

2016-11-21 22:54:36 | 日記

地元の紅葉です。

 この前は猪苗代の紅葉をアップしましたが、今回は地元の路地裏、神社の紅葉・黄葉です。

 旧市街の水戸街道本通りの一筋利根川寄り、路地の紅葉です。路地に沿って植木とフクロウのブジェが置かれています。秋の深まりを、しみじみと感じます。

 

 地元、八坂神社のイチョウの黄葉です。

 散り始めていました。

 ちょっと小さな地元の紅葉・黄葉の報告でした。

 

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