フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

手巻きディズニーウォッチ

2020-03-30 10:00:00 | 腕時計

ディズニーウォッチ

 以前は全く気にならなかった・・・というかまったく興味が無かった時計なのですが、最近修理を頼まれて。チープな造りなのですが、それなりにマニア心をそそるのかなぁと思って・・・手に入れました。修理を依頼してくれた方は、たくさんディズニーウォッチをお持ちでした。もともと作りが粗雑なので、なかなか修理もままならなかったのですが、所有されている方のディズニーウォッチに対する思い入れがすごくあって、あ~そういうものなのか・・・と。それで興味を持った次第です。

 このキャラは、何だろう?ディズニーウォッチでは、ミッキーマウスが定番なのですが。長針と短針が、キャラの腕になっているのがちょっと気に入っています。
 文字盤に”HUCKLeBERRY HOUND SWISS MOVT"とあります。スイスのムーブメントが使われているようなので、けっこう珍しいものなのかもしれません。

 

 手巻き不動です。スクリュータイプの裏蓋ですが、水が浸入しているようです。石は使われていません。
 錆などは出ていないのですが、テンプの状態を確認したら天真が折れているようで、グラグラです。たぶん落下させたのでしょう。天真を付け替えたことはまだないので、さてどうしますか。

 1. 天真を付け替える
  同じ規格の天真を探さなければならない。見つからない時は作ることになる。
  ちょっと(ヾノ・∀・`)ムリムリ
 2. 受板も含めてテンプ全体(天輪、天真、ヒゲゼンマイ、受板ごとそっくり)を付け替える
 
  同じ規格のものを探さなければならない。(部品取りのウォッチを探す)

 ということで、なかなか難しい。2.の方が見込みがありそう。でも古いもので、ちょっと珍しい機種のようなのでまたこのまま放置・・・になりそうW... 

 

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SONYα7とロシアンレンズジュピター3F1.5

2020-03-28 10:00:00 | カメラ

α7にジュピター3F1.5

 L39マウントのライカ・ズマリットF1.5のコピーで、ロシアンレンズジュピター3F1.5です。古いレンズで、コピーといっても硝材フレーム共に、戦後すぐにドイツから持ち出されてソビエトで組み立てられたものです。

 背面を枠に沿って切り取った、レンジファインダー用のフードを取り付けています。

 

 ジュピター3、50mmF1.5です。オリジナルのズマリットは当時ライカレンズとしては、一番明るい開放でf1.5です。
 ライカのズマリットは硝材が非常に軟らかくて現在手に入るものはみな傷だらけで、しかもほとんどのレンズに曇りが出ています。このジュピターは、傷もなく曇りも出ていません。
 昔はフィルム感度が低くて室内での撮影は、フラッシュを焚かなければなりませんでした。そのため明るいレンズを作ることは、メーカーの悲願でもありました。このズマリットも、そのようなニーズで作られたレンズだと思います。しかしレンズの描写力としては、物足りないものがありますね。そのためか当時から、あまり人気のないレンズでした。曇りが出ているせいもありますが、現在でも人気がありません。取引価格もライカのレンズとしては低額です。
 報道写真やスナップショットの要望に応えるための35mmカメラメーカーのライカとしては、明るいレンズを作ることはニーズに対応する大きな目標だったのでしょう。このあとノクチルックスというF1.2、1.0、0.95!という明るいレンズを開発しています。マニアにはけっこう、憧れのレンズです。ちなみにキャノンもレンジファインダーカメラ用の、F0.95レンズを作りました。前玉が非常に大口径です。目よりも明るいレンズとは、ちょっと想像はできませんね。写りはライカもキャノンも、まぁボケたような写真になりますね。しかしシャープさはありませんが、暗い室内の雰囲気のある写りではあります。レンズは持っていませんが・・・ちょっとノクチルックス、欲しくなってきたなぁ。でも非常に高額です。

 

 利根川土手のカラシナの黄色い花です。

 α7、背面のビューモニターではなくファインダーを覗いてピント合わせをしているのですが、ピントが甘いですね。もともとライカのズマリットはピントの甘いボケ玉なのですが、この写真はピント合っていませんね。電子ビューモニターなので、ピントのヤマがわかりません。F8まで絞り込んで写したのですが。オリジナルのズマリットは、絞り込むとガラッと画像が変わるのですが、このジュピターは絞ってもあまり変化が無いような・・・

 

ピントは周辺で特に甘いのかなぁ・・・

 α7自体を使いこなす必要がありますね。昼間の屋外だとファインダー画像を覗いても、ピントの合い具合がよくわかりません。この写真も、全くのピンボケですね。やはり電子画像には限界があるのだろうか。フィルム一眼レフの実像画面とは、見え方が全く違いますね。
 そもそもこのジュピターは、レンジファインダーライカのズマリットのコピーなのですが、一眼レフの実像でピントが確認できるレンズではなかったわけです。

 

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SONY α7とオリンパス・ズイコー3cm/f2.8

2020-03-26 10:00:00 | カメラ

SONY α7とオリンパスペン(ハーフカメラ)レンズ、D.Zuiko 3cm F2.8

 α7にマウントをL39に替えたオリンパスペンのD.Zuiko3cmをつけて撮ってみました。

 ハーフサイズのレンズを35mmフルサイズのL39に変更しているので、特に左右の周辺減光が激しいですね。ハーフの映像だと、左右が切れた中央縦位置部分だけの映像になります。f2.8開放で撮っているので、被写界深度は浅いですね。35mmレンズとしては広角なのに、こんなに深度が浅いんだ・・・α7、いろいろなレンズが試せて、面白いです。
 写りは、それなりの昔のレンズ味わいですね。バルナックのエルマー5cmf3.5もこんな感じに写ります。夜の室内で蛍光灯の光で撮っているので、昼間の屋外とはまったく違った映りでしょう。
屋外でも撮ってみて、いろいろ比べてみたいと思います。(レンズをよく見たら、ホコリだらけでした。ハレっぽかったのは、そのためですねw…)

α7のL39アダプターは、薄くて収まりがいいです。

 ハーフのズイコーレンズ、BESSA-Rに取り付けた写真です。BESSA-RのマウントはL39ですのでハーフレンズは、さすがに小さいですね。始めの写真は、α7にL39のアダプターを取り付けて、このレンズで撮影しました。

 このレンズ、以前にも紹介していますが、カメラ修理の先生の自作です。仕事が暇な時に作ったそうです。絞りはもちろん、距離合わせもしっかりできます。

 

 α7に取り付けた状態です。L39のアダプターは薄くてレンズを取り付けた時に、収まりがいいです。レンジファインダーレンズのフランジバックは、短いので収まりが良いですね。

 

 距離目盛がアダプターに切り欠きを作って、そこから見えるようにしてあります。ボディーとの接続部分には斜めに切り削られたリングがあって、レンジファインダーの距離計と連動します。非常に優れものですね。

 

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SONY α7テッサー50mm/f2.8

2020-03-24 10:00:00 | カメラ

SONYα7Rとカールツァイステッサー50mm/f2.8の映像

 SONYα7RにCarl Zeiss Jena Tessar2.8/50 (M42)を付けて、机上のPentaconFM(Contax)を撮ってみました。

 カメラからレンズの最短距離50cm位で撮りました。リコーのGXRやGX100とは全く違った映像ですね。GXRやGX100などいわゆるコンパクトデジカメは、レンズやスクリーンサイズが小さく、そのため被写界深度が非常に深いです。つまりどの写真もほとんどパンフォーカス状態で写って、ボケがほとんどない立体感の無い写真になります。
 それに比べてα7の映像は、光がフィルムの35mm一眼レフカメラと同じ状態で投影されるので、被写界深度が浅く、特にこの写真は50mmの標準レンズを使っていて、しかも絞りは開放f2.8なのでピントを合わせた一眼レフカメラPentaconFMの前後はキレイなボケが出ています。テッサーレンズの素晴らしい映像です。さすがフルスクリーンの
α7、フィルムと同じですね。
 ただし、私はファインダースクリーンモニターを使ってピントを合わせをしているのですが、実像ではなくミラーレスの電子画像なのでピントのヤマがよく判りません。撮った画像はレンズの個性をとても良く再現してくれるのですが。電子画像のファインダーに慣れる必要があります。Eマウントのオートフォーカスレンズを使えばピント合わせに問題は無いのですが、L39やライカMマウントレンズ、一眼レフのM42などの個性的なレンズを使いたいために、手に入れたカメラなので。

 

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カナディアンウィスキー

2020-03-22 23:32:56 | ウィスキー・ワイン・お酒

カナディアンウィスキー

 地元のスーパー「ヤオコー」で、カナディアンウィスキーを見つけました。ヤオコーは、ワインもスパークリングワインも、そしてウィスキーも独自に厳選して直輸入しています。安くて美味しいものを提供してくれます。

  カナディアン・ウィスキー、カナディアンクラブ1858です。グレーン、モルトのブレンデェットでアルコール度数40%です。「SMOOTH and OAKY」とあります。スムースでオーク樽で作られた?ものです。だと思います。
 以前もヤオコーでメキシコ産(ボトリング)なのに、カナディアンウィスキーがありましたが、これは有名なカナディアンクラブのウィスキーです。

 干サクラエビ、しらす、サバツナ(無塩の青缶)とレタスのサラダで、いただきました。スコッチの香ばしさではないのですが、ラベルにあるようにとてもソフトでスムースな味わいです。日本のウィスキーはスコッチを手本に、アメリカはコーンをベースにしたバーボン、カナディアンウィスキーは、スコッチの香りと味わいをソフト&スムースにした感じです。スコッチと比べると、ちょっと物足りない感じですが、とても軽くて飲みやすいです。
 ちなみに世界の4大ウィスキー産地は、スコットランド(イギリス)、アメリカ、カナダ、それと日本です。

 ウィスキーが好きなので、あまり見かけない物を見つけると、ついつい買ってしまいます。


 
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