シェーファー万年筆ノンナンセンスのイタリックペン先
以前にご紹介したシェーファーの万年筆、ノンナンセンスのイタリックペン先を手に入れました。(また増えてしまった・・・)
左が今回ご紹介する、イタリックペン先の万年筆です。
右は、先にご紹介した、スケルトンのノーマルなペン先のノンナンセンスです。
バックに書かれている字は、イタリックで書きました。
横線が細く、縦線が太く見えますか? 余り違いは、分かりませんね。私の使い方が慣れていないせいだと思います。
本来は、横書きの英文字をデザイン的に美しく見せるためのペンです。
日本の漢字は、縦の線に比べて横の線が多いので、横の線が細く書けるのは字のバランスが取りやすく、イタリックのペンを使えば、きれいに書けると思います。
ペンポイント(ペン先の先端)にイリジウムは付いていないようで横平で、浸けペンのようです。
ペン先と紙を正対させないと、インクの乗りが良くありません。概ね、太字の万年筆には、その傾向があります。
太い細いの書き分けも含めて、使い方に習熟しなければならないようです。
太い細いを書き分ける、ペン先の反り返った”筆でまんねん”と同じような万年筆です。
ノンナンセンスは軸が太くて、書き味は飾り気が無くストレートで、しかもリーズナブルでなかなか良い万年筆だと思います。
ただし、現在は生産されていないと思います。中古品で探すしかありません。
―追伸―
カートリッジインクについて問い合わせがあったので、私が使っているものの写真をアップしました。
6本入りで、こんな値段です。ブルーブラックやブラックなどの色もあります。
万年筆のジョイント部は斜めにカットされたパイプ状ですので、写真の右側のカートリッジ、細い穴が開いている側を差し込みます。写真のブルー蓋の側ではありません。
写真の一番左側のメタルのカートリッジは、もともとシェーファーの万年筆についていたものですが、使い方がよくわかりませんw… たぶんスポイトでインクを注入するのだと思います。これがコンバーターなのでしょうが、市販はされていないのではないかと、見かけませんね。
ー追伸ー 2021.3.30
上の写真のメタルカートリッジ、使い方がわかりました。やはり先端部分のボタンを何回か押して、インクを吸引するようです。旧飲料は少ないようですが、首軸につけたまま吸引できます。シェーファーには他に、ピストン式(現行品)、中押し式(現在は製造終了)があります。
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