フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

ベンラス(BENRUS)デイ・デイト

2019-08-31 19:54:29 | 腕時計

オールド ベンラス デイ・デイト

 沖縄にかまけて、ちょっとご無沙汰です。SWISS Made BENRUS デイ・デイトです。

 ベンラス・デイデイト・スモールセコンドです。文字盤も腐蝕していて、風防も傷だらけです。不動の状態ですが、時針、分針は調整可能、動きます。

 

 ムーブメントを取り出します。プラ風防も表はきずだらけです。年季が入ってますねぇ。
 仕上げのコンパウンドで磨いても良いかもしれません。

 テンプはスムーズに動きますが、すぐに止まってしまいます。ゼンマイは巻き切った状態です。

 ヒゲゼンマイは偏りもなくキレイに巻いていて、非常に良い状態です。洗浄したら結構、オイルが浮いて出て来ました。古いものなので、グリスが固まっていたようです。何回か洗浄を繰り返して、動き出しました。振れ幅は、90度~位でやや狭いですが、止まらず連続して振れています。大丈夫そうです。

 リュウズが飛び出していて、巻き芯が錆びていたので、オイルを差すことにしました。特に時間合わせに支障はなかったのですが、これ以上錆が進行すると巻き芯が折れてしまいそうなので。オイルは、巻き芯周りは粘着性のあるものを使用します。

 日付は指針で、曜日は文字盤にある小窓に頭文字が表示されます。文字盤は腐蝕して汚れているのですが、クリーニングすると塗装が剥がれてしまうので、このままにして触らないようにしました。まあそれなりの年代感があって、これはこれで良いでしょう。
 リュウズが抜けかけているのかと思ったら、実は押し込むことで日付の針が進むようになっていました。

 以前に紹介したスモールセコンド、クロノメーター・クラスターとの2ショットです。時間は調整していないのに、非常に正確です。さすがベンラス、たぶん1930~40年代?くらいのものだと思いますが、機能として完成されていますね。U~n・・・凄い!

 名のあるメーカーのプロダクツは、凄いの一言です。作り上げた技術者たちは、100年後にも正確に動く・・・と云うことを意識していたのでしょうか。とにかく妥協がまったくありません。現代に、こういうものに出会えるということは、ホント幸せです!

 

- 追伸 -

 日付指針、先端部に赤い塗装があったようなのですが、すっかりはがれてしまっていたので、メタルコパーを塗ってみました。ついでにちょっと文字盤もクリーニング、ほとんど変わりませんか・・・

 銅の金属カラーではなく、肌色っぽいですね。乾燥するともう少し銅色になってきます。文字盤の状態は、ほとんど変わりませんね。

 

 プラ風防とフレーム、リュウズも磨いてみました。こちらはピカピカになりました。
 裏蓋に、”10k.ROLLED GOLD PLATE BEZEL"とあります。金メッキではなく、金のプレートを貼りつけていますね。どおりでピカピカになった訳だ。
 ベルトは金属のバネベルトなのですが、フレームと同じ色のゴールドなので、オリジナルのものかもしれません。金色は色の変化がたくさんあって、合わせるのは中々難しいのです。この時計は金色がピッタリ合ってますので、ベルトは元のオリジナルかも。でもバネベルトは長い間使い続けると、ヤレて伸びてしまうのですが・・・ちょっとチープな感じのベルトですが、時計のデザインとはマッチしているように思います。

 

 文字盤が汚いので見栄えは良くないけど、私のようなマニアには受けそうな良い時計です。ただし防水性、防汗性はまったくないので、水や夏には汗にも気をつけないと。

 

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2019沖縄報告オクマプライベートビーチ&リゾートホテルの朝食

2019-08-12 01:14:47 | 沖縄

2019沖縄報告オクマプライベートビーチ&リゾートホテルの

朝食「かちゅ~湯」

 2019沖縄のBlogはアップしましたが、オクマプライベートビーチ&リゾートホテルの「かちゅ~湯」とても、ひじょーに、もの凄く美味しかったので、改めてその報告です。

 ホテルの朝食会場のいっかくに「かちゅ~湯」コーナーがあります。地元のオバアが注文を受けてから作ってくれます。
 お椀に地元沖縄の鰹節をいっぱい入れ、それにアオサ、モズク、うず巻き麩、小葱を加えてお湯を注ぎ、赤みそor白みそをのせればハイ出来上がり。ホント簡単!

 味噌をお湯に溶かして、頂きます。カツオの風味が効いていて、モズクとアオサの海藻の香りと相まって、素朴だけどもの凄く美味しい!

 ご飯は、おかゆにしてみました。野菜とサバのソテー、ヒジキ、美味しい玉子のスクランブルエッグで、大満足の朝食でした。
 沖縄の海藻や野菜は本土の物に比べて味が濃く、旨味があってとても美味しいです。卵も濃厚でスクランブルエッグも、とても美味しいです。

 

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2019沖縄報告/オクマの水、パッションフルーツ、日月さんのシャンパングラス

2019-08-02 00:14:21 | 沖縄

2019沖縄報告/おくまの水とパッションフルーツ

 オクマビーチホテルの売店で買った「オクマの水」です。

 この水が美味しかった!です。沖縄は大きな河川がなくて降った雨はすぐに海に流れ出てしまうので、水事情はよくありません。したがって水も、ミネラル分の多い硬水系なのではないか・・・この「オクマの水」もクリヤーで透明度の高い硬水系ではないかと思います。内地で出回っている軟水系の水とは味わいが、全く異なります。って暑い沖縄のビーチで飲むからかもw…
(追伸:やはり沖縄南部、那覇などは石灰質のミネラル分の多い硬水が水道水として使われていますが、北部は熱帯雨林の森に覆われていてそこから流れ出る短い河川の軟水が飲料水として使われているそうです。なので「オクマの水」も硬水ではなく、北部の森から流れ出る軟水かもしれませんねw…/2020.6.25)
 写真はないけど、ほかに「今帰仁の水」も飲みました。「オクマの水」とはまたちょっと違って少し軟水系か、でもこれも美味しかったです。本島北部は熱帯雨林の森が自然のまま残されていて、南部に比べると水事情は良いのかもしれません。おいしい水が飲めます。

 ホテルからパッションフルーツとマンゴーを宅配便で自宅に送りました。パッションフルーツは、冷蔵庫に入れてしばらく保存していたのですが、これをスペインのスパークリングワイン辛口のCAVAとあわせて、いただきました。

 シャンパングラスは、以前に読谷村のガラス工房「日月」さんで求めたものです。存在感抜群な厚いガラスの、秀逸なデザインのグラスです。パッションフルーツは2週間近く冷蔵庫で保存していたもので、シワが寄っています。
 CAVAは瓶内で2次発酵させたスペインの白辛口スパークリングワインで、沖縄フルーツに抜群の相性です。

 

 パッションフルーツの皮は非常に硬いです。切り方は、まず横に切れ目を入れて半分まで切り、次にそのまま縦にして輪切りにします。このようにするのは、中のゼリー状の実(種)と汁をこぼさないようにするためです。

 実がギッシリ入っていて、ジューシーでとてもおいしそう。このくらいしわが寄るまで熟成させたほうが、甘みが増しておいしいです。獲れたての硬いものは、かなり酸っぱいです。常温でおいておくと、腐敗してしまいそうで、冷蔵庫で2週間くらい保存しておくのが良いみたいです。

 皮の内側にゼリー状の種がくっついています。それをスプーンで削り落とすとトロッとしたジュースになります。これをすくっていただきます。バランスの良い甘味と酸味、とても良い香りがします。やわらかいゼリー状のジュースとプチプチとした種を噛む触感が、たまりません。辛口のスパークリングワインCAVAがピッタリ! 沖縄~w…

 

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