SONY α7とアサヒペンタックス・スーパータクマー28mmF3.5
SONY α7にM42マウントにアサヒペンタックス・スーパータクマー28mmF3.5をつけてみました。
こんなに大きなフードをつける必要はないのですが、広角の49mm径のフードがこれしかなかったので。
M42マウントの古いレンズですが、最初のタクマーではなくて、次のバージョンのマルチコーティングです。
利根川土手の雪の午後。昼頃には、けっこう激しく降っていたのですが午後3時過ぎ、雨に変わってほとんど融けてしまいました。色が冴えないのは曇り空のせいもありますが、やはり昔のレンズなので、現在のレンズに比べるとマルチコーティングでも発色が地味ですね。
マルチコーティングなので、逆光にも強いのですが、これでも・・・もう少し露出オーバーにして撮ればよかったかな。これでも+1にしているのですが。
今のレンズはマルチコーティングは当たり前で、技術も格段に進歩していて逆光は気にせずに撮れますが、昔のレンズでは逆光はハレーションでコントラストが極端に落ちてまともな写真は撮れませんでした。
土手下河原に、一本桜の樹があります。道の水たまりにも映っています。チャシーバ(茶柴)が散歩してました。
雪の残った土手の道、湿った寒い、でも少し春を感じさせる・・・どうってことない写真です。
土手下の河原の道沿いにある、一本桜。この河川敷は国土交通省管理の一級河川利根川の河原です。つまりこの桜は国土交通省が植えたもの? このソメイヨシノ種の桜は、人が植えたものです。自然に生えてきたものではありません。なんかシャレたことをしますね、国交省も。
桜の花の色は、曇り空の方が映りが良いのですが、ちょっと曇り過ぎですね。色温度が高過ぎです。デジタルでは普通ホワイトバランスをオートにして撮影することが多いでしょう。カメラが色のバランスを調整してくれているのですが、マニュアルレンズなので、設定ができません。
土手の枯れ草が、雪が融けてしっとり濡れて、鮮やかなキツネ色になっています。
この写真、被写体の桜の樹がフレームの中心に、いわゆる「日の丸弁当」、地平線、空と遠景の緑の境界がフレームの上下を真ん中で真っ二つに分割。しかも曇り空。曇り空は立体感が無いので写真に写しこんではいけない。すべてが揃った典型的なダメ写真の見本のようなものですw... でもあえて、悪くないかな・・・と思ってますw... 典型的な地元の春の雰囲気を写しこんでいると思ってます。
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