2017年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備「中の畑」の除草
ここ数日天気が悪かったので、なかなか畑作業もままならず、暇を持て余して、映画を見てきました。
わずか6時間で日本の行く末が決した天下分け目の大戦(おおいくさ)「関ヶ原」です。役所家康や岡田三成が、それぞれいい味を出していました。「ひよこ」の有村架純が、命を救われた三成方の伊賀者として、重要な配役を務めており、三成とのやりとりも見物(みもの)でした。司馬遼太郎の原作を読んだことはありませんが、映画の時代考証は正確なのでしょう。朝鮮征伐より持ち帰った朝鮮製「大筒?」と、それを扱う朝鮮人、松尾山での東出小早川秀秋の、側近家臣にての無理矢理の寝返りの様子。城中の日頃のやりとりで、名古屋弁丸出しのキムラ緑子北政所のしゃべりっぷりや所作など、゛ああ、そうなの! ゛と、面白い場面も多くありました。三成に請われて家来になり、忠臣を尽くした平(ひら)島左近は、どこぞの総理大臣の側近には、是非欲しい人材です。
原作を読みたくなった、映画鑑賞でした。
9月9日 冬野菜の準備「中の畑」の除草 10:00~15:00
二日前のお湿りのまだ余韻の残る「中の畑」です。先月29日に「道沿いの畑」の棚解体以後、Kが時間を見つけて「道沿い……」の除草を行っていたので、Aは、゛再び雑草まみれ ゛となった「中の畑」の冬野菜の準備の除草です。
(9月9日 この時期1ヶ月も経つとこの有様「中の畑」)
タマネギのマルチをそのままで、雑草の抑制を考えていました。効果はありましたが、地下茎の雑草(名前は不明?…だがこれが厄介!)やヒルガオが覆い尽くして、写真の状態です。昼を回り、昼食も摂らず(いつものこと)、途中より家事を終えたKも合流して、黙々と作業です。除草は、地味で、忍耐のいる作業ですが、家庭菜園の基本の仕事です。綺麗に取り終える、その満足感がちょっとした喜びです。10数年を経て、やっとその境地になりました。
(9月9日「中の畑」除草中の K )
(「中の畑」大方の除草を終えて A&K )
地下茎雑草の根が、張り巡らされたままですので、鍬で耕起しながら除去する作業が残っています。手間は、かかりますが、冬野菜の土作りには必要で、来年へ繋ぐ作業です。
(9月9日 5時間かかってマルチ撤去 除草作業終了しました)
9月11日 「中の畑」の粗起(あらおこ)しと雑草ヒルガオの地下茎除去 11:00~15:30
無農薬、有機栽培&手作業頼みは、大変、手間のかかる家庭菜園です。これに勝る贅沢は、無いのでは……?
来週は、ドライブ旅行を計画していますので、今週と三連休で冬野菜用の土作り(「中の畑」)を終えたいと思っています。「道沿いの畑」は、来年のタマネギ用ですので、播種のための苗床分の耕起が出来ていれば、安心です。
9日の除草の時に、ヒルガオに蹂躙されている状況が分かっていますので、今日は「心して、その積もり!」で畑に出ました。
今回は、四本備中鍬での粗起し作業です。私は、粗起し作業には、スコップと備中鍬を主に使います。刃が入りにくく、堅くなった土には鍬を、ちょっと疲れて?、幾分柔らかい土にはスコップです。鍬を振り上げる様子を見てKは「若くないんだから、無理しないで!」と言いますが、「筋トレとストレス解消の方法を兼ねた作業」と思っているAとしては、゛備中鍬が振り回せなくなったら、菜園趣味も終わり……かな? ゛と、思っている節もあります。四本備中鍬より少し軽く、小ぶりの三本鍬も、浅堀用として使っています。長年使用されてきた道具は、自然の人間工学に基づいて、より良く変化してきたと思います。写真の鍬の柄の長さ、取り付け角度が、微妙に違います。
(左よりスコップ 四本備中鍬 三本備中鍬)
「中の畑」南側、里芋寄りの場所が酷くヒルガオにやられていました。
粗起ししながらの地下茎除去は、A単独で3時間、その後Kの応援で1時間半かかりました。白く細い地下茎は、ポキポキ折れやすく、もろく、どこまでも端末を伸ばしていました。
本日の成果は、10kg弱、その強靭な繁殖力のため、畑に捨て置くわけにもいかず、取り敢えず、持ち帰りました。菜園お仲間の中にも、ヒルガオだけは持ち帰って、廃棄処分する方がおります。
(ヒルガオの地下茎除去中の A )
(畑より除去したヒルガオの地下茎 10kg弱 )
南側のヒルガオの箇所が一段落したので、北側のシバ類と思われる雑草を除草したところの粗起しを20分ほどしました。この箇所の雑草も難敵です。見た目は観葉植物の「竜のひげ」のような外観で、「分けつ?」して繁殖しているようです。根は細いですが、堅く針金様で、地下でつながっています。雑草図鑑で、2、3似たようなものがありますが、はっきりとはしませんでした。
(9月11日 「中の畑」北側 A&K )