卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2018年10月20日関戸橋フリーマーケット

2018年10月26日 10時06分43秒 | 自転車

 2018年10月20日関戸橋フリーマーケット

 

 

曇りのち晴れ、気温は13~4度位の朝、電車を3つほど乗り継いで、7時過ぎに京王線中河原駅に着きました。途中、乗換駅で朝食代わりのお握りとサンドウィッチを購入、今まで2回の経験から、お弁当・飲み物は必携アイテムです。河川敷ですから、何も無いところですので(トイレも見当たりません)……。

今日の会場は、今まで来た場所(関戸橋の袂近く)とは違い、橋より数分下流側に下った場所になりました。干上がった葭(よし)原を切り開いた様な所で、葭の切り株らしきものが、そこかしこに残っており、時々つまづきました。

 

遠目にもいつもの風景で、重そうな荷物を手引きキャリヤーに載せている人、自転車に乗った笑顔の親子連れや、ベテランサイクリスト風の凝ったランドナー車に乗った中年のおじさん、どこかで見た自転車店の店主グループらしき集団、土手をポタリング途中に寄った若者等々が、立て看板や道標などの目印が全く無い多摩川の河川敷へと、ただ黙々と集まってきます。また一方で、早々とリムやタイヤを抱えて…、フレームとキャリヤーを肩掛けして、帰って行く人とも、すれ違いました。

 

このフリーマーケットは、毎年4月と10月の第3土曜日のこの場所で開催されます。雨が降れば、翌週に順延らしいですが、以前は、雨降りでも橋桁の下で集まって開催されていた時もあったらしいので、現状はよく分かりません。ただ、「自然発生的に開催!」とWebでは紹介されており、主催者や責任者はいないようです。一度来て見れば分かることですが、年齢層は広く、10代から70代に係る老弱男女が、売り手・買い手・囃し手と三者三様に別れて、真面目に、新旧の錆びや腐食にまみれたレアものや、新古・中古のパーツを介して掛け合っております。訳の分からない型番や年代、今は無くなったか、もしくは吸収されて会社名も変わったパーツやフレームメーカーの名前が、内外問わず話題に上がりますので、やはりマニアックなフリマと言って良いでしょう。目的のある方などは、ノギスなども持参しております。

言い忘れましたが、このフリマは「自転車」に関するものです。

 

多摩川土手のサイクリングロードから見下ろす会場は、人の群れがうごめいているだけで、何もありません。土手下の喬木の木立が駐輪場で、土手から河川敷に降りる階段が、休憩場所でお食事処にもなります。殺風景な場所ですが、誰にも邪魔されることの無い、別天地です。勝手に使って良いのでしょうか? お上の許可は、どうなんでしょうか?

 

○国土交通省関東地方整備局 京浜河川事務所(河川の利用について)

「河川は公共のものですから、原則として誰もが自由に利用することが出来ます。これを「自由使用」といいます。とはいっても、何でも自由に利用できると言うわけではありません。他の利用者の迷惑にならないようマナーを守ってもらうことはもちろん、次のようなケースでは、利用者が制限されることがあります。また、利用者が競合する場合は、利用者間で調整を行っていただくことになります。」

 

※つまりは、取水・土地の独占使用、砂・葭の伐採・工作物の設置、土地の形状を変更するようなこと等々、河川法に違反するなどのことをしなければ、使用自由ということらしいです。

 

 

(フリマ会場 葭原を伐採・整地しただけの河川敷)

 

 

(土手下の木立が格好の駐輪場)

 

 

(野っ原にブルーシートやゴザを広げたフリマの定番スタイル)

 

 

会場までのアクセスと持ち物・注意点などを次に列記してみました。

京王線中河原駅より500m弱、ゆっくり歩いて10分ほど、「関戸橋北」交差点まで来て、土手上より会場は、すぐ分かります。河川敷ですので全くの人工的なものは無一物、書き出しにもありますように、ディパックに飲み物(水分)・弁当(小腹用に)は必携で、トイレは、駅で済ませておくことです。陽射しがある時は、強弱にかかわらず帽子は必需品で、肌の弱い方は、日焼け止めクリームも用意するべきかも? 何も買う積もりが無い冷やかし半分の方でも、千円以下の小銭を用意しておくと、衝動買いの時に、相手に喜ばれます。カラフルなcapやレーサーシャツ、アウトドアで使用する小物類なども置いて、何でもあります。中には、ツーリングスタイルで来て、自転車をバラしてパーツや、身に付けていた衣類や用品を売っているらしき参加者も見ました。大きめのレジ袋もあると便利です。きれいなものばかりを売っている訳ではありませんので。売り手の方々は、早朝6時過ぎより三々五々自由な時間に集まりますので、そんなに広くない会場ですが、一周して同じ所に戻ると、また違うブルーシートが開店していますので、何周かしている内に、2時間などは、゛アッ ゛と言う間に経ってしまいます。やはり、年配の方は、「携帯椅子」があると便利かもしれません。Aは、「次回来る時は、アルミパイプ椅子を木立にくくりつけて、見物しよう」と思っております。

上記の物に「双眼鏡」を付け加えたら、トーナメントのゴルフ観戦スタイルでした!

 

今回の「衝動買い」は7点です。

「The Book for Cyclists」は、手に取ってページを繰って、「お幾ら?」と切り出すと、お若い方が「どうぞ!」と言い、只で頂いたものです。内容は、「1880年代より ゛The Best For Riding ゛のスローガンの下、2016年で英国・ウェストミッドランドで創業150年を迎える記念の栄誉ある「BROOKS」のサイクルサドルとバッグの毎年作られているカタログ」ということらしく、イラスト・写真を見ていても、楽しい冊子でした。

 

 

(今回の衝動買い7点? + 貰い物冊子1点)

 

 

(BROOKS 「The Book for Cyclists」)

 

 

air boneのスーパーミニポンプ(黒)         ¥700

日東 軽合オールランダーバー       ¥100

カンパ・フロントディレイラー980 バンド止め ¥3,000…

GIZAプロダクツ クラシックベル(金色)   ¥700

カンティ台座取り付けフロントムクキャリヤ中型 ¥500

カンパ・Wワイヤーリード バンド止め  ¥?

「サイクルロードレース入門」(高橋長敏)  ¥100

 

airboneのポンプ(10cm)は、従来より「欲しいものリスト」にUPしていたもの。外出時の非常パンク修理時、チューブの挟み込み防止に軽く空気を注入する時に使用を考えていたグッズで仏バルブ用、高圧注入にはボンベを利用。バー・Fディレイラー、ベルについては、現在組み立て中の「再生スポルティーフ」に使用予定。Fキャリヤーは、ランドナー車に取り付け予定。「サイクル~入門」(昭和60年7月発行)は、氏への弔意を敬しての購入でした。……と言うことで、今回の「衝動買い」は、1点のみになりました。

 

今までの2回のフリマでもそうでしたが、皆さんが乗ってこられた多種多様の凝った自転車を見ることも、一つの楽しみです。それぞれの見所の説明は省いて、写真だけを載せてみました。持ち主がおいでの場合は、お断りして撮影させてもらいましたが、大方は分かりません。無許可掲載となりますが、この場をお借りして説明させていただきました。お許し下さい。

 

なかなか知った方には、お会いできませんでした。齢(よわい)古希になろうか! という時ですが、好きなものは止められません。物好き! 他に何かやることがあるだろう! と言われそうですが、「継続は力」という教訓で、締めさせていただきたいと思います。 お粗末!

 

 

(AMANDA SPORTS ランドナー車)

 

 

(ANTALES Y'sコレクション ランドナー車)

 

 

(CHERUBIM 今野製作所 ロードレーサー)

 

 

(CINELLI ロードレーサー)

 

 

(NAKAGAWAサイクルワークス ロードレーサー)

 

 

(PEGASUS 神金自転車商会 ロードレーサー)

 

 

(PEUGEOT 軽快車)

 

 

(RALEIGH 木リム ロードレーサー)

 

 

(TOEI 東叡社 ランドナー車)


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