2019年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(2) タマネギの播種
今回の台風15号の被害は、甚大なようです。台風が通過した東側半分の千葉県内の山間部の被害も徐々に判明、当日より発生した大規模停電は、思いも寄らぬ状況になっているようでした。一部には完全復旧?に2週間もかかる…との報道もあるようです。一日も早い復旧を、祈念するばかりです。
「台風15号の影響による千葉県の大規模停電は、発生から6日目の14日も県南部を中心に約13万9600軒(14日午後7時現在)で停電が続いている。3連休初日の同日は、多くのボランティアが復旧活動を手伝った。15日は荒れた天気になるとの予報があり、住民は壊れた屋根をブルーシートで覆うなど対策を進めた。」(「読売新聞」オンライン 2019.9.14)
9月14日 タマネギの播種 11:00~16:30
昨年末から今年始めまでは、タマネギの乾腐病に散々悩まされました。数年~十数年生き残ると言われる病源である糸状菌の「厚膜胞子」なので、お仲間の中には栽培を止め、他品種へ変える方もおりました。お仲間の意見もそれぞれですが、有機/無農薬を進める方向には変わらないので、薬剤を使用しない各自の努力に負う事へ、暗黙の一致を見ました。
A&Kでは、「どこまで栽培できるか分からないが、市販培養土でのプラポット育苗、生育状況を見て小玉での早期収穫…など、様子を見ながら、出来るだけ続けてみよう!」となりました。
今回のタマネギ栽培は、病源に汚染されていない?市販の培養土でポリポット播種、早目の播種で苗の成長を促すことにより、大きめの(強い)苗を定植したい!……事を考えていました。昨年までの中晩生種「こがねにしき」に変え、今年は中生種「泉州 黄玉葱」(4mg)を3袋。ポリポットは9cmサイズを使用、1ポットに10粒前後の播種を予定しました。毎年、マルチ畝が出来上がった分だけのタマネギを定植するので、前持っての数の計画栽培などはしません。種袋分全部のポリポットを作りますが、一昨年の「道沿いの畑」の実績から、500本くらいの予定です。
(「タキイのタマネギ栽培マニュアル」より)
自宅軒先の狭いところに小型折り畳み椅子を用意、バケツの底を作業台に、ポリポットへ10粒前後を目安に、適度な間隔(1cm程度)で播種します。偏った播き方だと、間引きも多くなり、その分手間も掛かります。三角折りのボール紙と楊枝を使い、直径9cmのポット内に黒い種を落とし込んでいきます。落ちた種は、あちこち飛び跳ね偏りますので、また、楊枝先で適度に位置を直します。「そこまでやらなくても!」と言われそうですが、神経質で細かい性格のA型は、納得できません。
目が痛く、ぼやけそうな作業を、昼食を抜いて3時間、4mgの種袋で48ポット(2花かご)×10本/1ポット・約500本、引き続きもう1袋も播種しました。
(9月14日 軒先でタマネギ播種作業 A )
(三角折りのボール紙と楊枝でポットに播種 A )
(5時間半かかって96ポットへ播種 A )