2019年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(4) 荒起こしと施肥
「総務省は16日の敬老の日に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口(9月15日現在)を発表した。今年は団塊の世代(1947~49年生まれ)が70歳以上になる年に当たり、70歳以上の人口は2715万人となった。総人口1億2617万人に占める割合は21.5%に達した。65歳以上の人口は3588万人で、総人口の28.4%を占め、それぞれ過去最多、最高を更新した。日本の65歳以上の総人口に占める割合、世界201の国・地域の中で最も高く、2位イタリア(23.0%)、3位ポルトガル(22.4%)に5P以上の差をつけた」(「読売新聞」2019.9.16)
2040年長寿国1位の日本は、スペインに抜かれる……と言われています。高齢者立国で長寿国というラベルを貼られても、不健康では余生のある人生を過ごす喜びも、半減してしまいます。3年前に変形性膝関節症の診断を頂き、ヒアルロン酸注射でその時は凌ぎましたが、2ヶ月前より、また、症状が出てきました。積年の歪みの結果ですので、そう簡単に元に戻る事は、あり得ません。゛筋力を、無理せず、それなりに鍛えろ! ゛と言うことらしいので、マイペースで動ける「家庭菜園」は、゛最高 ゛のリハビリと思っております。
9月17日 「中の畑」トウガラシ類の撤去 15:00~18:00
1週間以上が経っても、千葉の停電復旧は進まず、日を追って山間部の倒木や電柱被害の報道が増すばかりです。東電からは、20日/27日復旧予想の発表がありますが、ライフライン(特に電力)の遅遅とした状況に、東電や自治体当局への、被災者の不満も募ります。降雨予報が、ブルーシートに覆われた被害家屋と被災者へ追い打ちをかけます。また、太平洋上には、次の熱帯性低気圧が、台風発生を伺わせて、雲の渦を巻いています。
明日(18日)午後より、降雨の予報です。 ゛お彼岸までに種まき ゛との焦りにも似た思いがありますので、午前中のポリポット播種に続き、まだ暑い中「中の畑」のトウガラシ類の撤去、除草に出ました。
(9月17日 午後3時過ぎ作業前の「中の畑」パノラマ)
赤(熟し)トウガラシは、昨日までに収穫し終わっていましたので、10数本残っている青(未熟緑色)トウガラシの株を抜き、未熟なものを収穫することにしました。案外時間を要し、1時間半以上かかりました。今年の日光トウガラシ栽培は、一味用の赤いものを自家用に収穫するのが目的ですので、青いものは、そのまま廃棄する予定で畑に入りました。しかし、結構たわわに実っている様子に、勿体なく感じ、収穫することにしました。一味用に乾燥加工したものは、密閉袋で結構長持ち、充分1、2年は保存して食用出来ますが、青いものは生の新鮮なうちに、辛味噌にしたり、刻んで納豆や辛味付けの色合いを楽しみながら使います。所詮、生ものは腐りますので、乾燥一味用とは用途が限られます。オクラのように、刻んで板状の冷凍保存にして、小分け使用が可能ならば、色々使えそうですので、Kに聞いてみたいと思います。
(9月17日「中の畑」日光トウガラシの収穫/処分 A )
(色々使い道を考えたい青トウガラシ)
17日の日没は5時45分頃でした。青トウガラシの処理に時間を取られ、以後の除草、片付けが遅れました。青トウガラシを小分けして、お仲間の方へ一握りずつ差し上げました。そんなには入用ありませんが、少しは欲しい辛味付けで、結構喜んで頂けました。
9月18日 「中の畑」荒起こし作業 09:30~11:30
今日は、午後より降雨予定です。晩にかけて、結構なお湿りのようなので、気も急(せ)いて朝食もそこそこに畑に出ました。何とか、元肥の撒布までの予定で、肥料も積み込んで、意気込んでおりましたが、全くの予報通り的中です。2、3回のパラパラの後、いよいよ本格的な様子(降雨)になってきましたので、退散しました。荒起こしは、8割方しか出来ませんでした。
(9月18日「中の畑」天気予報的中で ゛荒起こし ゛8割で中止 A )
9月19日 「中の畑」施肥/すき込み作業 15:30~18:00
前日の降雨の影響を極力避けるため(少しでも乾いた状態)、午後3時以後の畑作業に出ました。2割を残した荒起こしを完了し、2時間以上かかって元肥の撒布とすき込みを行いました。
菜園お仲間も、三々五々集まり、耕起・施肥・畝立て播種と、着実にこなしていきます。お仕事を持っていらっしゃる方もおりますので、週の木曜日が全員集合に近い集合日になります。やはり皆さんも ゛お彼岸まで ゛との思いがありますので、各自、自然と集中しての作業になります!……とは言いながら、どなたが持ち寄ったものか? 水分や一寸したお茶菓子が「簡易お休み処」に並び、井戸端談笑が始まります。Kも参加して、取り留めも無い主婦のお話が、30分ほど続きました。(-_-;)
「中の畑」に元肥として施肥した肥料は、次の有機肥料と化成肥料です。苦土石灰については、有機の ゛自然カキ殻石灰 ゛を使いたいところですが、金額的な妥協点としては、仕方の無いところかもしれません。畑のph(ペーハー)を測ったこともありませんので、来年はホームセンターの「土壌ph測定器貸出しサービス」を利用するのも、いいかもしれません。
粒状苦土石灰 15kg / 醗酵けいふん(採卵鶏) 15kg×2
醗酵牛ふん堆肥 40L×2 / 自然熟成 腐葉土 30L×2
油かす(5・2・1) 5kg
(左より 牛ふん 腐葉土 けいふん 苦土石灰 油かす )
(9月19日「中の畑」昨日の荒起こしを2割残し(右端) 作業前の畑)
(9月19日「中の畑」元肥を施肥 すき込み作業 A )
開始が遅いので、日没近くまで目一杯の作業です。19日の日没時間は5時43分でした。秋の日暮れは「釣瓶(つるべ)落とし」、1日毎に1~3分ずつ日の入りが早くなっているようです。
「本日19日午後3時、沖縄の南で熱帯性低気圧が台風17号に変わった。今後北上、日本海へ進む見込み」と気象庁の発表がありました。