卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(1)除草

2020年03月15日 16時16分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(1)除草

 

 

3月11日午後2時46分、東日本大震災から満9年を迎えました。今年は、政府主催の追悼式が新型コロナウイルスの感染禍により中止、当初、無観客開催を表明していた選抜高校野球大会も、11日に中止が決まりました。死者・震災関連死は19600名、未だ行方不明者は2500名余り、それぞれの人により、「まだ9年!」、「もう9年!」という年月です。メルトダウンを起こした福島第一原子力発電所は、その強い線量により何十年かかるか分からない廃炉のプロセスも見通せません。町の相当域を帰還困難区域が占め、元の町民の5、6%が帰還者として住み始めた浪江町に、14日常磐線の不通区間だった浪江~富岡間が復旧、品川・上野~仙台間が正常運転開始になると聞きました。9年ぶりの全線開通で喜ばしいことなのでしょうが、手放しで喜べないのは、Aだけではないと思います。

WHOにより、新型コロナウイルスによるパンデミックが宣言され、主要各国による「非常事態宣言」が発せられています。

テレビが「越谷市で家族5人の感染が確認された」と報じていました。

 

 

3月12日 「中の畑」の除草 10:30~15:00

 

今日は最高気温15、6度で、晴れの予報でした。風もなく、大変晴れ上がり「快晴」と言ってもよい天気です。余談ですが、「快晴」という気象用語が使われなくなった事を、最近知りました。

 

関東甲信地方の気象台では昨年の2月1日より実施・運用され、今後数年をかけて日本全国に拡大される話として……

 

「これまで地方気象台・測候所では、気温、風、降水量、日照などを自動で観測するとともに、晴れや曇り、雨、雪、霧などの天気や大気現象、視程(見通しのきく距離)は職員が目視により観測し、それらの結果を、毎日定められた時刻に気象観測通報として通報してきました。近年、気象レーダーや気象衛星等による観測を利用して、総合的に大気の状態を把握することが可能となっています。気象庁ではこのような技術の進展を踏まえ、地方気象台・測候所における観測のあり方について見直しを図り、これまで通報のために職員が目視により行ってきた観測を自動観測通報へ移行するとともに、一部の大気現象等の観測を終了します。」

変更点等では、自動観測種目として ゛晴れ 曇り 雨 雪 みぞれ 霧 もや 煙霧 ゛の大気現象の他、視程計・雷監視システム・気象レーダーが自動観測になる。無くなる(終了)種目は、゛快晴 薄曇 ひょう 雪あられ ふぶき しぶき 黄砂 降灰 かさ にじ 雷鳴 ゛などの天気・大気現象と雲量・雲形などです。

(「気象庁」報道発表より抜粋)

 

「快晴」は、゛こころよい晴れ ゛として人間的な暖かみのある言葉だと思いますが、AI・自動化の波、人口減少一途の日本では、仕方のない事なのでしょう。Aは、ブログの中で今後とも使っていきたい言葉です。

 

冬野菜不出来の「中の畑」、ジャガイモ同様例年より3週間ばかり早い夏野菜準備の除草作業を開始しました。一部に大根・ブロッコリーを残し、全体の1/3をA&Kで4時間、入念にゆっくりと作業しました。

 

この時期、Kがいつも言うこと「菜の花を残しておいてね!」。

チンゲンサイとタアサイが、黄色い花芽を付けていました。

 

「菜の花」は、アブラナ科の花芽の総称。キャベツ・大根・小松菜・白菜・ブロッコリー・チンゲンサイ・タアサイなど全てそうです。「フィトケミカル」(ファイトケミカル)を多く含み、低カロリーで植物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で、老化防止、代謝促進、免疫力向上になります。最近の研究では、イソチオシアネートや抗酸化性ビタミンを含むことから、抗がん・抗炎症、抗酸化作用により死亡リスクの低下につながるとの報告もありました。当分食卓に、おひたし・花芽パスタなど、菜の花レシピが続きそうです。

 

 

(3月12日「中の畑」除草作業中 K )

 

 

(「中の畑」除草作業のA&K 美味しそうな黄色い菜の花)


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