2021年 ゛やばいお仕事 ゛唐辛子のチップ作り(1)
3分19秒のリードを許し、誰もが諦めかけて?…たどり着いた最終10区間に勝負の女神はドラマを用意していました。第97回東京箱根間往復大学駅伝競走、残り2km付近でアンカー石川(駒大3年)が小野寺(創価大3年)を一気に抜き去り、フィニッシュテープを切りました。往路3位の駒大が、13年ぶり7度目の総合優勝を果たした瞬間でした。
「卒業生から「優しくなった」とちゃかされるが、そんな自分を気に入ってもいる。「人を育てるって楽しいね。子供達が目覚めさしてくれたんだ」。昭和の雷親父から令和の好々爺に変身を遂げ、柔和な表情で喜んだ。」(箱根駅伝で総合優勝した駒澤大監督 大八木弘明さん 62歳)
(読売新聞 朝刊 「顔」 2021.1.4)
1月1日、目覚めた頃には日も昇り、去年より晴れ間の続く、今日も良い天気です。1年を迎えようとする新型コロナウィルス禍、初詣・早朝ポタリング、挨拶回りなど毛頭無い巣籠もり生活にドップリと浸り、元日の祝い酒の酔いが残る昼近く、年越しの ゛やばいお仕事 ゛を始めました。
一昨年とその前は、8、9月にしていた収穫唐辛子の製品化作業(一味唐辛子作り)でしたが、昨年9月に始めた早朝ポタリングとその後のタマネギ苗定植・サトイモ収穫等などに追われて、年を跨いでしまいました。やはり、コロナ禍の長期にわたる外出自粛と毎日配信される東京・地元のコロナ罹患者の増加数、平常と違う日常の変化は、気力・体調を萎え狂わせているのかもしれません。
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【 2020年の唐辛子栽培 】
例年、唐辛子栽培は自家採種(前年)の種を播種しながら、市販の苗も購入します。概ね、購入苗がすでに生育していますので、定植は購入苗になります。日光唐辛子については、大概、播種したものより購入苗の実のほうが、大きくしっかりしたものができるようです。自家採種の苗は、鉢に植えて観賞用や畑に定植後枯死したものの補充用としています。
3月20日 神楽南蛮と同じ日取りで日光唐辛子の自家採種の種を9mmポリポット12ヶに播種しました。
4月20日 いつものホームセンターで購入した「トウガラシ日光」(日光唐辛子と同じもの)の苗は8本です。3月20日播種した自家採種の種は、この時期(4月23日)になっても発芽は見られません。中々上がらない気温が原因とみられます。
4月28日 購入苗「トウガラシ日光」8本の鉢増しを行い、より生育を促しました。
(2020年3月20日 日光唐辛子の播種12ポット)
(2020年4月20日 「トウガラシ日光」苗8本購入)
(2020年4月28日「トウガラシ日光」苗8本の鉢増し実施)
5月7日 6時間半という長時間作業の5本の指に入る時間を費やし、トウガラシ日光苗8本を含む夏野菜苗5種6品種35本を定植しました。今夏の試みとしてキュウリのイボ支柱による1条1本立ち栽培を実施しましたが、見事に失敗しました。
5月8日 定植後「風除け」として苗の保護にポリ製の囲いを施しますが、今年からその名前を通称の「行灯」(あんどん)と表現することにしました。この日は、ナス・トウガラシ日光・ピーマンに実施しました。わざわざ業者より取り寄せた短根太ゴボウ「サラダむすめ」の種を5月2日に播種しましたが、失敗に終わりました。
6月18日 この日ジャガイモの収穫で35kg以上が取れました。5月7日定植の夏野菜も順調ですが、それ以上に元気なのは雑草です。「中の畑」のトウガラシ他夏野菜回りの第1回目の集中除草を行い、スッキリしました。手間を掛けないと、野菜も答えてくれません。すでにトウガラシの花が咲き始め、青トウガラシが実を付けています。
(2020年5月7日 トウガラシを含む5種6品種35本を定植)
(2020年5月8日 トウガラシ ナス ピーマンに「行灯」かけ A )
(2020年6月18日 夏野菜に第1回目の集中除草 A )
6月29日 トウガラシ日光は8株すべて順調、鈴生りの青トウガラシが垂れ下がっています。案外、赤くなりかけて腐ったり、萎んで枯死して落下してしまうものも多いので、このまま赤く熟して欲しいものです。
7月22日 今年初めて栽培したトウガラシ類の神楽南蛮も順調です。トウガラシ日光は、収穫の最盛期を迎え、10cm長を超えるものや太いものが多く、今年は当たり年のようです。トウガラシの色合いを楽しんだり、紙紐で編み込んで乾燥保存方法を試してみました。「形がきれい!」と、Kは出来上がったものを友達に差し上げて喜ばれているようでした。
(2020年6月29日 順調な鈴生りの青トウガラシ8株)
(順調なトウガラシ日光を収穫 A )
(2020年7月22日 彩りも良く太い唐辛子)
(遊び心で彩りの美しさを写真撮影)
8月28日 トウガラシ日光の収穫期間は3ヶ月間弱ありますが、冬野菜の準備もあり、早めの撤去になりました。唐辛子は青トウガラシを収穫しても、熟する度合いにより数日を経過すると真っ赤に変色(熟)します。最後に収穫した28日のものも後に大分赤く熟しました。
(2020年8月27日 トウガラシ日光早めの撤去 A )
(2020年8月28日 最後のトウガラシ日光の収穫(真ん中より下半分))
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今年の ゛やばいお仕事 ゛はKの要望で、「多用途に使える?」唐辛子チップを作ることになりました。チップにすることで、゛レシピ別に使い分けることが簡単 ゛と言うことらしいです。すでに乾燥チップですので、一味唐辛子にするにも手間いらずでミルサーにもかけられます。市販の輪切り唐辛子作りも考えて、自宅台所にある「多機能ステンレスキッチンナイフ多層はさみ(3連)」を持ち出しましたが、余りの不出来。調べてみると収穫後のまだ柔らかい生の状態での加工のようなのでやめました。
作業は、いつものマスク・軍手に滑りの良い服装姿で臨みます。今回も種を除去して、莢のみを鋏で適当な大きさ(チップ)に切り分けます。コツは、一味の時と同様に胎座(たいざ)と胎座に付いた種のかたまりを莢よりいかにきれいに、乾燥した莢をバラバラにせず取り除くか? と言うことです。この度は、所持していた先細ラジオペンチを使用してみました。しっかり莢に固着した胎座を引っ張り出すのには、使い勝手が良いようですが、柔らかい胎座は千切れてもしまいます。方法は決まりましたので、あとは気長に地味に作業するだけです。
(丑年元日の ゛やばいお仕事 ゛仕事始め A )
(今年の作業は「唐辛子チップ」作り A )
(作業のコツは莢内部の胎座に付いた種の除去)
(写真の中央が胎座に付いた種のかたまり A)
(今年の秘密兵器は先細ラジオペンチ A )