心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

2019年12月プチ薬膳(番外編)発酵食講座「かぶらずしと大根ずし」

2019-12-20 23:33:00 | 薬膳

プチ薬膳にご参加の方からリクエストあり、発酵食「かぶらずしと大根ずし」作りを楽しむ会を開催しました。



こちらがかぶらずし
前もって塩漬けしたかぶの間に、塩漬したブリを挟み、甘酒などと一緒に重石をかけて10日ほど待てば出来上がりです!


こちらが大根ずし
塩漬けした大根と身欠きニシン、人参や昆布などを甘酒で漬けます。

もうちょっとで鰊を入れるのを忘れそうでしたが、、
大笑いの内に仕込み完了!


皆さんで作ったものはまだしばらく、重石をのせて発酵を待ちますのでお持ち帰り頂いて、この日は金沢から取り寄せたかぶらずしと大根ずしをご試食していただきました。
 


手前、左側 大根ずし(金沢 十字屋)
手前、右側 かぶらずし2個(私が前もって作っておいたもの)
後ろ、かぶらずし 1個(金沢 十字屋)
 
私自身が結婚後、年末年始を過ごすことになった石川県の食の中で、驚いた食べ物の一つが「かぶらずし」
他にも色々驚いたものはありますが、、

食べ慣れないものはなかなか慣れるのに時間かかりましたが、

慣れてくると毎年、年末年始に「かぶらずし」がないと寂しいくらいです。

今回はお一人の方除いて、皆さん「初かぶらずしと初大根ずし」だったのでお口に合うか不安でしたが、、、

流石、京都の方はすぐきの味に慣れているのか、皆さん美味しいと言っていただき何よりです。

クリスマス近いので、クリスマスカラーのドリンクで、カンパーイ!
かぶらずしと大根ずしが出来上がりカンパーイ!
今年にカンパーイ!

 


梅酒+五味子(オミジャ茶)と洛神花茶のブレンドティ
※車の方は梅酒ではなく、梅ジュースでしたけどね。

ミント酒も少し味見をして頂きました。



こちらは石川のいしるを使ったお鍋!
この中にもブリ使ってます。

その他、、、
⚫︎水切りヨーグルトや醤(ひしお)を使った大根カナッペ
⚫︎豆腐とオリーブのハーブオイル漬け
⚫︎根菜たっぷり自家製味噌を使った粕汁
⚫︎酒粕の漬物
⚫︎日野菜漬け
 
など、なかなか渋いラインナップの軽食を味わっていただきました。



お茶は滇紅、雲南省の紅茶です。
 
お菓子は秋に京都に来てくれた
 
エリーゼさんから頂いた「抹茶のお菓子」(堺の方の有名なお菓子やさんだそうです。)
 
それと、まーたんさんが作られた無農薬の湘南ゴールドチップスに
 
チョコをかけてみたら、とっても美味しくなりましたよ〜。
 


これで今年のプチ薬膳は終了しました。

新たな出会いや学びがたくさんあった年でした。

皆様のおかげで今年も一年なんとかやって来れました。皆様に感謝です。ありがとうございます。

来年も「プチ薬膳-Karen-」をどうぞよろしくお願いいたします。

2019年11月のプチ薬膳教室は終了しました

2019-11-20 22:48:00 | 薬膳
 

3年ほど「みずいろサロン」さんで毎月させて頂いていたプチ薬膳教室も、その後自宅で隔月開催するようになり、早くも3年!もうすぐ通算6年です。

 
月日の流れはなんと早いことか!驚きつつ、、、
ボチボチと何とか続けてこれたのも皆様のおかげです。
 
なんとなくで始めさせて頂き、続けてきましたが、少し方法を見直してみることにいたしました。
 
そう考えて、テキストも作り上げ、教室開催前日に準備も終わって、、、テレビを付けたら、、、
✨✨✨
 
「セブンルール」という番組で、「料理は苦痛だ」と言う本を書いた料理教室主宰されている方を取り上げていらっしゃいました。
 
私も料理は苦痛な時あります〜と、とっても共感!
 
美味しいものを食べるのは好きだけど、料理はしたくない時もあります。
 
子供達がいるときは作り甲斐がありましたが、、、
 
夫と二人だとなかなか作る気にならないんですよね(笑)
 
食は体を作るもの、、 
大事なのはわかるけど、
 
料理は科学だ、、
実験として料理を楽しめる時間や心の余裕があるときはそう思えますけど、

毎日の事となると楽しくできる時ばかりではないしね。
 
✨✨✨
今はwebで料理方法は検索すればすぐ出てきて、本当に便利です。私もよく利用させていただいてます。
 
プチ薬膳教室では何がお伝えできるのかと、、、改めて考えてみて、
 
普段の生活をするときに、体調や季節に合わせて(中医学の考え方をベースにしています)
 
食品を購入する際に役立てていただけるような食薬のお話や調理するときのちょっとしたコツをお伝えしていきたいと思っています。
 
簡単で美味しく、楽しくをモットーに、、、
今までに学んできた発酵食やハーブの事も取り入れて、プチ薬膳料理をお伝えしていきたいと思います。
 
発酵食やハーブを使用する事で、美味しさも増し、調理を簡単にすることもできますので。
 
🌿🌿🌿
 
さて、前置き長くなりましたが、、、
 
ちょっとスタイルを変えた11月のプチ薬膳教室は無事終了しました。
 
ご参加の皆様ありがとうございました💕
 
今月のテーマは
〜「冬の養生に役立つ生薬と食薬」と「腎のお話」
&発酵食を使ったおうちで簡単 プチ薬膳〜


発酵食は魚醤4種類味比べと、
 
醤(ひしお)と醤油麹の味比べ。
へしこ、こんかいわし、フグの子、フグの耳(薄腹)など、料理に使用したり、ちょっと炙って味わって頂きました。
※へしこ、こんかいわし、フグの子、フグの耳は金沢の「油与商店」様のものを使わせていただきました。なんと、創業三百年!
 


今回作っていただいたのは4品、
 
・柔らか鷄 クコの実と黒ごま涎ジャンかけ
・蒸し野菜の三種発酵ドレッシングかけ(いしる、こんかいわし、甘酒)
・山芋(淮山)と椎茸の生姜スープ
・シナモンと黒ごまのスイートポテト
 
2回同じレシピで行いましたが、参加された方によりちょっとづつ違う!
 
面白いですよね〜。
それぞれの日で話す内容も自然と変わってきますし、、
 
1回目はラップの添加物について、、、皆さんで話が盛り上がりましたし、
 
2回目はお二人がラオスに旅行に行かれて帰ってこられたばかりでしたので、ラオスのお話で盛り上がりました〜。
 







 




 
お茶は
・加賀棒茶(ウエルカムティー)
・クロモジ、中国紅茶、陳皮のアレンジティー
 
 


試飲は、自家製の
・甘酒
・金銀花酒、、、徳川家康が愛したお酒と文献にあり、今年春に漬け込んでおきました!甘い花の香りがして、皆様に好評でしたよ。


そうそう、茶梅も試食して頂きました。
 
簡単にしようと思いつつも、あれもこれも伝えてしまいたくなり、、、
またついつい、説明長くなりましたが、又、次回の課題ですね😅

 
プチ薬膳 佳蓮 サイトはこちら
 
次回もどうぞ宜しくお願い致します。
 
次回予定は上記サイト、又はこちらのブログでお知らせ致します。
 
ご興味ある方はサイト内「お問い合わせ」よりメッセージをお送りください。
日程決まりましたらご連絡させていただきますので。

2019年9月のプチ薬膳教室は終了しました

2019-09-20 23:07:00 | 薬膳
テーマは
〜潤い肌の《秋の養生薬膳》のお話〜
〜世界三大料理の一つトルコ料理でおうち薬膳を楽しみましょう〜

中秋節は9月13日でしたので、焼き月餅を食べて頂きながら、秋の養生についてお話。




今年の月餅は大阪の点心師さんの教室で教えて頂き、作ってきました。
今年の干支のブタさん(中国では猪ではなく豚です)可愛いですよね〜。食べるのが勿体ないと言いつつ、皆さんの胃袋へ。


乾燥する秋に向かって、体を潤す効果のある食材や「気」のお話、




トルコ料理で使うハーブなどのお話や
なぜトルコ料理が世界三大料理なのかというお話など。


今回もついつい力が入ってしまい、あれもこれもお伝えしたくなり、品数多くなり、ちょっとバタバタしてしまったかも。




皆さんに作って頂いたのは5品。
・松の実と鰯のピラフ
・少し辛いシシケバブ
・レンズ豆とブルグルの団子
・ズッキーニとチーズのおやき
・杏仁入りまるごと梨

作っておいてお出ししたのは、
・白インゲン豆と肉の煮込み
・ヨーグルトと胡瓜の飲むサラダ
・豆腐チーズとひよこ豆、胡桃のサラダ
・イマム(お坊さん)も目を回す(、、それほど美味しい料理の意味)

お茶は
・文山包種茶のスパークリング
・インドネシアのフラワーミックスの紅茶




「杏仁入りまるごと梨」はトルコ料理ではありませんが、旬の梨を使って、潤いを更にアップさせる杏仁と一緒に、暖かくして食べるデザートです。
一緒に杏も添えています。その杏の種の中の仁の部分が杏仁です。
※杏仁には、北杏と南杏があり、それぞれについてもご紹介。前にも詳しく比較したことあります。
※杏の横はアイスクリーム。「温燥」でまだ少し暑い日でしたので、、、アイスクリームもたまにはいいかなぁと。山椒をトッピングして、不思議な美味しさを楽しんで頂きました。


※今回、使用した梨は先日の台風で被害を受けられた千葉県の農園「アグリスリーさん」の落下梨です。
生で食べてもとても美味しい梨でしたよ。
暖かくした梨デザートも皆さんに美味しいと喜んで頂けました。ご馳走様でした。

※千葉県ではまだ、停電している地域があったり、壊れたままの建物があるとニュースで見ました。早い復旧を心よりお祈りしています。

※いつも無農薬の野菜を送ってくださってる神奈川のまーたん農園さんからのご縁で今回この梨を送って頂きました。




まーたん農園さんの青レモンもトルコ料理でたくさん使わせていただきました。
安心で美味しい!体も心も喜んでいます。ありがとうございます。
✨✨✨
いろいろなご縁に感謝です。
今回ご参加の皆様ありがとうございました。



2019年7月のプチ薬膳教室は終了しました

2019-07-14 09:03:00 | 薬膳
今年は偶数月に開催予定でしたが、6月から7月に変更して、プチ薬膳教室は無事終了しました。
 
テーマは
〜楽しむお茶「中国・福建省のお茶」飲み比べ〜
〜梅雨時から夏にかけての養生と薬膳〜
 
 
昨年の7月のプチ薬膳教室と同様に、たまたま、蓮の花が手に入りました。
毎年同じように花が咲き、季節が巡ってきているということですね。普通のようで、奇跡の瞬間の連続の時間かも。
 
お茶と薬膳を共に楽しめたことに感謝です。
 
 
そして、昨年も7月にお茶の飲み比べしてましたね。
昨年は緑茶でしたが、今年は5月に福建省へ行ってきたので、その時に作ってきたお茶や購入したお茶などを6種飲み比べていただきました。
 
 
こちらは中国のお土産のお菓子をイロイロ。
建仁寺 両足院 さまのお茶会の時に購入しておいた「はんげしょうの宝珠」はすっきりしたお茶の時にお出しして。
 
紅茶の時には点心を、、、洛神花ゼリー、緑豆、白木耳、豆腐白玉に甘酒をかけて召し上がっていただきました。
 
白茶 1種、烏龍茶 3種、紅茶 2種飲み比べで、あとで皆さんに人気投票していただきましたが、、、
1日目と2日目で全然結果が違いました。
 
うーん、好みの問題?
でも、その日によって偏り方が違ったので、もしかしたら、気候のせい?
快晴日と曇り時々雨の寒い日という違いでしょうか?
 
お茶の時間だけですが、お母様と一緒に小さなお客様に初めて参加していただきました。
「中国茶好き」と言って4種くらいまでは楽しんでくれてましたが、、、少量ですが、お子さんには濃いお茶ですし、気をつけなくてはいけなかったと深く反省中です。
 
息子も小さい頃こんな感じだったなぁと、懐かしく、、、微笑ましい時間となりました。
 
✨✨✨
 
季節の養生と薬膳については軽くお話をして、皆さんで盛り付けとご試食をしていただきました。
 
 
 
 
 
 
1回目と2回目ではメニューが変わってます。
いつも美味しく安心安全なまーたん農園さんのお野菜が届いたので、2回目の方が珍しいお野菜が充実してました!
 
これもタイミングなので、、
 
 
写真上:えのきに似たのは「金虫草」です。こちらも福建省で購入。
写真下:蓮の実、蓮芯
 
蓮の花が手に入りましたので、蓮イロイロと思い、
蓮ちまきの中には蓮の実、蓮根、蓮茶も飲んでいただき、蓮芯茶のお話もいたしました。
 
✨✨✨
プチ薬膳メニューは
 
・蓮ちまき
・金虫草と冬瓜のスープ
・醤油麹豆腐のカプレーゼ
・カラフル人参と枸杞、レーズンのラペ
・豆腐とオリーブの実のハーブオイル和え
・キノコのオイル和え
・肉詰めゴーヤ(1回目のみ)
・まっちゃんかぼちゃソテー(2回目のみ)
・じゃがいも4種食べ比べ(2回目のみ)
・コリンキーのヨーグルト和え(2回目のみ)
・蓮根と人参のピクルス(2回目のみ)
・「シシトウ甘党美人」のおかか和え(2回目のみ)
 
お茶は
水出し文山包種、バタフライピー、蓮茶
 
お話しをしながらの会食、私が幸せ感じさせていただいています。ご参加の皆さんありがとうございました💕
 
 次は9月を予定しています。
「プチ薬膳教室 佳連」Webサイトはこちらです。
 
 

2019年4月のプチ薬膳教室は終了しました

2019-04-21 22:10:03 | 薬膳

今月のプチ薬膳教室は無事終了しました。

テーマは

~春野菜を使って体調えましょう(春薬膳)~
~五味のお話~



 

たまたま、家族が雲南省で購入してきた「辣木籽」と書かれた実。何だろうと調べたら「モリンガの実」でした。

このモリンガは「奇跡の木」と言われて、最近日本でも話題になっていますが、
モリンガ茶、パウダーなどいろいろなものが販売されていますので、皆さんで味をみたり、試飲などして掘り下げてみました。
モリンガの実は恐ろしく苦いので、皆さんどうやって食べているのかしら、、。私たちも水を用意してほんの少しかじりましたが、、、う~ん妊婦さんは禁忌なのでご注意ください。又、モリンガの粉末やお茶も使用されるときは量に気を付けてください。

※モリンガオイルを使用されている方があり、アレルギーにも良いそうです

 

上の写真、左下が「辣木籽(=モリンガの実)」です。

この「辣」という文字が、「辛い」や「激しい」などを意味します。
辣油(ラーユ)、辣韮(ラッキョウ)、辣腕(ラツワン)など、、、

ここから五味についてのお話も。

其々五味の特性、春には「酸」のものを。

それとこの日のお粥にいれた、トッピングにした食薬についても掘り下げてみました。
三つ葉、芹、香菜(=パクチー、コリアンダー、コエンドロ)、パセリ、葱

歴史、効能、禁忌など、、、似ているけど、それぞれの特性を生かした使い方をお伝え。



この日、作っていただいたのは3品。

・春キャベツと筍の包子(パオズ)
 ※老麺を使用して、しっかりした皮の肉まんになりました

・椎茸と筍、豆腐の酸辣湯(サンラータン)

・独活(うど)とアスパラの塩麹カレー炒め


お粥に入れる薬味は人それぞれ、たくさんいれる方も、少しの方も、、、。

三つ葉、芹、香菜(=パクチー、コリアンダー、コエンドロ)、葱、黒胡麻、白胡麻、新生姜、枸杞の実、、
そして台湾の「紅麹豆腐乳」「海老入り豆板醤のような調味料」も入れていただいたら、本格的な味になりました。





お茶は台湾のお土産の「山梔子の烏龍茶」

お茶請けは
「桜味の生八つ橋」と横浜土産の「木の実たっぷりの月餅」でした。


本当はもう1品、「イカと新玉ねぎのマリネ」も前日に作っておきお出しするつもりが諸事情により作れず、、、

テーブルの上が少し彩少なく、、、

気を抜いてはいけないなぁと、反省中です。




今月もご参加いただいた皆様ありがとうございました。

次は6月を予定しています。

「プチ薬膳教室 佳連」Webサイトはこちらです。

 


2019年2月のプチ薬膳教室は終了しました

2019-03-02 22:06:55 | 薬膳
2月はあっと言う間に逃げて いき、今頃2月の内容ですが、、、

2月末に開催したプチ薬膳教室は無事終了しました。

今までは奇数月に開催してましたが、今年からはちょっと気分を変えて、偶数月に開催しようと思います。

テーマは
〜ロシア料理で食薬を紐解く(人参、ビーツ、ディル、キャベツ)〜



2月末なのに、今年初のプチ薬膳教室だったので、八宝茶をそれぞれ作って、味わっていただきながら、食薬の説明を。



生薬の人参いろいろ、、、高麗人参、西洋人参、田七人参の違いと、
参の字のつく生薬のお話。党参、丹参などのお話。

田七人参の蕾が手に入ったので試飲もしていただきました。後味は人参のような甘さがあるのですが、罰ゲームを受けたらこんな苦いお茶を飲むのかな、、と思うような苦さ。

そして、セリ科の人参については、食薬としての力、西洋人参と東洋人参(金時人参など)の歴史、栄養価の違い、料理方法などお伝え。

ビーツ、ディルやキャベツも体に良い効能が多くありますし、普段の食事が大事ということが、、、お伝えできたかな。



ロシア料理の成り立ちなども、、、
調べていたら面白くて、伝えたいことが沢山ありましたが、時間が限られているので、、、ざっくりしたお話に。

お料理は3品作って頂きました。



・京都産のビーツを使った ボルシチ
(ロシア料理で有名ですが、元々ウクライナ料理)

・春の訪れを感じるブリヌイ
(クレープの元になったもので、春を迎える縁起の良いお祭りに食べられるそうで、丸い形は太陽など人生の円満さを象徴してるとのこと。食べた数だけ、来年の冬に晴れの日を迎えるのだそうです)

・簡単クヴァシェンナヤ・カプースタ風
(ドイツのザウワークラウトと同じ)

ブリヌイは、スモークサーモン、ピクルス、オニオンスライス、ディル、ジャムやスメタナと一緒に楽しんでいただきました。

その他、、、
ロシアの黒パンは購入したもの。
ローズジャムやスメタナと一緒に。




ボルシチやブリヌイに使用しているスメタナ(=サワークリーム)は自家製とお店で購入したものを食べ比べ。

この日はまーたんさんから送って頂いた、無農薬の新鮮な美味しい柑橘も皆さんには味わっていただきました。
その名もスイートスプリング!春を感じていただけたでしょうか。



※ほんとはスマイルカットが食べやすかったようです



レモンもお料理に使用させていただきました!皮もピールにしたり、ジャムにする予定。安心して皮まで使えることに感謝まーたんさん、ありがとうございます。


近頃は生薬のことや食の歴史など調べていたら、面白くて、薬膳からはちょっと脱線する事もしばしば

ただ、体に良いもの楽しんでときめきながら食す!これが体にも心にも良いんですよ〜。

ご参加の皆様ありがとうございました。

次回は4月を予定しています。

Webサイトはこちらです。

2018年12月のプチ薬膳教室は終了しました

2018-12-18 05:55:46 | 薬膳
11月予定していたプチ薬膳教室を12月に変更して開催しました。
年末の忙しい時期に参加してくださった皆様に感謝です。

テーマは
〜お茶を楽しむ「プーアール茶飲み比べ」〜
〜「冬の薬膳」と「五香粉を知る」〜


今回は調理なしで、ゆっくりお茶を楽しんでいただき、その後皆さんでセッティングをしていただきご試食という内容。



この赤いプレートと茶壺は陶芸家天野明美さん作です。クリスマスが近いのでクリスマスイメージで使わせて頂きました。



中国雲南省の黒茶(プーアール茶)の飲み比べは
生茶と熟茶の違い、竹に入ったものなどを飲み比べ。

お茶のお供は先日作った「丸ゆべし」と石川の「くるみゆべし」食べ比べ。「柚子味の焼きメレンゲ」や棗チップス など。




日本の黒茶(後発酵茶)もいくつか手元にありましたのでそちらも試飲していただきました。


富山・朝日町のバタバタ茶は五郎八茶碗を使って、夫婦茶筅と呼ばれる茶筅で泡だてて頂きます。
ストレートにお茶を飲むよりなぜか円やかな味わい。
皆さんでお話ししながらバタバタ、お塩をちょこっと入れつつ、お塩の種類で又味が変わり、面白いなぁと、、、笑顔の絶えないバタバタ茶!これが良いのもしれませんね

新潟・糸魚川にもバタバタ茶ありますが、お茶の内容がブレンド茶のようで違いますが、こちらはとても飲みやすく体にも良さそうです。

高知県・碁石茶は乳酸発酵のお茶、ちょっと酸っぱいので飲みにくいかと思ったら、皆さん美味しいと言われてびっくり!

すぐき等の発酵食品を食べ慣れている京都の人には親しんだ味のようで、皆さん、碁石茶は美味しいとおっしゃっていただきました。

徳島県・阿波番茶は写真撮るのを忘れてますが、ペットボトル入り。こちらは飲みやすいお茶でした。



今回は「五香粉」について掘り下げて、一つ一つの生薬の事をお話して、ガラムマサラやオールスパイスとの比較などもいたしました。


冬の薬膳はこの五香粉を使ったルーローハンがメイン。

クリスマスが近いのでちょっとだけチャイニーズクリスマスイメージしてます。

ご参加の皆さんにクリスマスカラーを身につけてきてくださいとお伝えしていたので、

皆さん、赤、白、グリーン、ゴールドの中で、好きな色を選んで素敵にコーディネートしてご参加いただきました






(今月は2回したので、参加された方により盛り付けがちょっとづつ違いますね。)

・ルーローハン(五香粉、山査子)
・豆腐とオリーブのハーブ漬け(オレガノ、タイム)
・きのこ3種のオリーブオイル漬け(大蒜)
・桃のすけ蕪のピクルス(クローブ、ローリエ、フェンネル)
・富有柿と焼き大根の大徳寺納豆ソースがけ(胡桃)
・蕪と椎茸の柚子風味スープ

・白餡ケーキ、林檎の赤ワイン煮(クローブ、陳皮)、水切りヨーグルト(五香粉、アップルミント)

スパイスや食薬をうまく使って、体を温め、気を巡らせて、、、免疫力アップして、これから寒くなる冬を乗り切りましょう〜。


体を温めることも大事ですが、まずは「心」を温めましょう

※お料理と飲み物に使用している「陳皮」「柚子」「レモン」はまーたん農園さんのもので、安心して使わせて頂いてます。



プチ薬膳教室〜佳蓮Karen〜を今年も一年ありがとうございました。
いつも皆さんに学ばせて頂くことが沢山あり、本当に感謝です。ご縁にも感謝。

同じ時間をご一緒する事で、一期一会の良き時を過ごさせて頂けたことに感謝です。

Webサイトはこちらです。

2018年9月のプチ薬膳教室は終了しました

2018-09-26 22:13:58 | 薬膳
急に朝晩涼しくなってきましたね〜。

先日、9月のプチ薬膳教室開催しました。


テーマは
~≪カラダのピンチを知る③乾燥≫と「秋の薬膳」~



調理していただいたのは4品。

・蓮根とエビの蒸し豆腐
・白キクラゲと鶏の烏龍茶スープ
・舞茸と白菜の鮭ご飯
・里芋きぬかつぎ(お月見に合わせて)赤味噌、柚子オリーブ2種

そしてこの時期、中秋節が近づいていましたので、生地と餡はご用意して、恒例の生月餅づくりも楽しんでいただきました。

・生月餅作り 3種
皮:赤(紫芋)、緑(艾葉、よもぎ)、白(そのまま)
餡:(小豆餡+ナッツいろいろ)、(南瓜+ココナッツファイン)、(チーズケーキ)





その他は作っておき、皆様に盛り付けお願いしました。
・コリンキーとパプリカのピクルス

それと<キクイモチップスのご紹介>で、
・菊芋ポタージュ
・菊芋と胡瓜の和え物

・杏仁豆腐と仙草と梨のデザート には

コリンキーのジャムを添えて召し上がっていただきました。





<お茶>はバタフライピー(チョウマメ)

・焼き月餅(お土産用)
餡は冬瓜ベースで、ナッツ、ベリー、レモンピール等いろいろ入れてます。





今回もなるべく調理していただくものを減らして説明に時間を取っています
詳しく説明をしたのは「杏仁」「仙草」と「バタフライピー(チョウマメ)」について。

杏仁は、「北杏」と「南杏」の違いと杏仁霜との比較を。



「仙草」は6月の武田薬草園の見学会で、説明があり、興味深いので、仙草ゼリーを作ってみました。
生の葉はそのままで固まるようですが、今回は台湾の仙草の粉末を使用しているので、作る時に片栗粉を混ぜて固めています。
いつか生の仙草の葉で作ってみたいですね。


仙草ゼリーとかめゼリーは黒くて見かけは似てますが、味も効能も違うので、、、
美肌にはかめゼリーを。解熱、解暑には仙草ゼリーがおすすめです!

「バタフライピー(チョウマメ)」はたまたま初めての方が多く、レモンを入れると色が変わることに驚いていただけました。


右の青色はそのままの色、左はレモンを入れた後の紫色です。

先日の9月の武田薬草園の見学会では、バタフライピー(チョウマメ)の花が咲いているのを見ることができました。豆も生っていて、グッドタイミング



この日は生棗を持ってきてくださった方あり、フレッシュなリンゴのような味を皆さんで美味しく頂きました。



毎回、簡単にしようと思うのですが、その時期に紹介したいものが色々あり、盛り沢山になってしまってます

参加してくださっている皆さんは、健康のことに興味があり、それぞれ多くの知識を持った方々なので、皆さんから得る事も沢山あり、いつも勉強になる事が多いです。ご参加頂き、ありがとうございました

※今回使用したコリンキーとドライの<キクイモチップス>は神奈川で無農薬の野菜を生産されてるまーたん農園さんから送っていただきました。
キクイモチップスは乾燥しているので味が濃厚で、スープにしたら、生で使うよりコクが出て、美味しいです。それに洗わなくていいし、切らなくて良いので簡単に使えます!薄切りと厚切りあり、どちらものままチップスとして食べることもできて便利ですよ。


※次回は11月を予定しています。日程決まりましたら、このブログ又はプチ薬膳~佳蓮karen~サイト(こちら)でお知らせします。
※お問い合わせはこちらから

次回もよろしくお願いいたします。

【再設定】プチ薬膳教室-佳蓮Karen-サイトアドレス変更しました

2018-08-12 17:18:18 | 薬膳
ごめんなさい。本日アドレスを再度変更しました。
いろいろ 不具合がありまして、、、。
正しいアドレスに訂正しましたのでブックマークしていただいている方は再度修正お願いします

 ↓  ↓  ↓
https://yakuzen-karen.com



ココロと体がウキウキと喜ぶような薬膳を皆さんで作れたらという想いで4年半ほど前にご縁あり始めさせて頂いた薬膳教室です。

「プチ薬膳-佳蓮 Karen-」サイトアドレスを変更しました。

以下が新しいサイトアドレスです。

ブックマーク入れてくださっている場合は変更お願いいたします。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

*サイト内まだリンク先修正できてないところもあります。
ボチボチ更新予定です

*お問い合わせページもうまくリンクできてないかもしれませんが、レイアウト崩れたら以下からアクセスお願いいたします。


プチ薬膳-佳蓮Karen-お問い合わせページ




ほんのちょっと薬膳を意識して、食べるものを選んでみる事で、心や体が元気になる、、、

そんな提案やお手伝いができたら、この気持ちは変わってないかもしれません。



先日の薬膳教室でもお出しした、トマト作りの名人?の方のトマトの中に混ざってました!



こちらは参加してくださった方のお家で出来たきゅうり!10センチくらいのミニサイズでこれ以上は大きくならないのだそうですが、コレがとっても瑞々しく、美味しかったんですよ。

野菜との出会いも人との出会いもご縁です。

なんでも楽しんでしてみると、倍返し?
美味しいものや気になるものに出会えるのかも知れません。



前にお寺のご住職のお話で、今食べられる食事は最後にあなたが食べるものかも知れない。

そして誰かと一緒に食事をするなら、、、それは奇跡のような偶然で、しかも最後かも知れない。

ご住職自身がご家族を亡くされてすぐだったので、その体験からもそういうお話をされたのかも知れませんが、、、


毎回の食事で出会う食材も、

一緒に食事をする人も

本当にご縁だと思うと、、、

今一瞬を大切にして、その時を楽しんでみる事を続けて日々過ごしたいと思います。

お盆が近いからか、何故かこんな事を思います。

さっ、今からお弁当作らなくっちゃ。


今日も素敵な一日をお過ごしください

2018年7月のプチ薬膳教室は終了しました

2018-07-29 07:32:52 | 薬膳

暑い日が続いていますね〜。

プチ薬膳は5月はお休みしましたので、

先日、久しぶりにプチ薬膳教室開催しました。


テーマは
〜薬としての「茶」と楽しむ「茶」、お話と飲み比べ〜
〜夏の養生と夏薬膳食事会〜



猛暑の中、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

まずは梅ジュースで汗を落ち着かせて、ちょっとゆったりと。

梅ジュースはまーたんさんの無農薬青梅使用。爽やかな甘さが好評でした。

たまたま、蓮の花が手に入り、茶杯や建水、菓子皿は蓮の絵や形を選んでます。、、なるべく。



お茶は中国緑茶を6種飲み比べ。
多彩な形や味、香りを皆さんに楽しんで頂きました。




お茶のお供は、、、

・茶梅
・緑豆の黒蜜ぜんざい、南瓜団子と棗入り
・トロピカルフルーツかりんとう(東京土産)

楽しむ「お茶」は、以前にも2回してますが、パブルティを!



今回は初試みで調理なしにして、皆さんに盛り付けお願いして、会食にしてみました。




・はと麦の鶏飯(奄美大島風)
・ズッキーニとトマトの2種チーズ焼き
(酒粕チーズとノーマルチーズ食べ比べ)
・パプリカと長芋のピクルス
・切り干し大根と人参、レーズンのヨーグルト和え、スパイスのせ
・きゅうりと湯葉のピリ辛和え

・スイカ甘酒プリン

NHKで「西郷どん」を放送中だから影響されたのか分かりませんが、、、

鶏飯を食べたくなって、、、
鶏飯をメインにしてますが、参加者のお一人もよく鶏飯作られるそうでそんなお話もいろいろお聞きできました。

薬膳的に見てみると、、、韓国で夏バテに「参鶏湯」を食べるのと同じように、補気の丸鶏がメインでスープも余すことなく使うし、タンカンなどの果実の皮を使うのを陳皮に置き換えれば、気の流れも良くなります。

夏によく使う薬味いろいろも温め効果もあり、冷えすぎた胃腸も整えるので効果的ですし、

でも一番は、予め用意しておけば良い上に、暑い夏で食欲が落ちる時に薬味の使い方次第で食欲増進にもなります。

と、そんなお話はあまりゆっくりできませんでしたが、、、



皆さんとお茶とお食事を私も充分楽しませて頂きました

ありがとうございました。


※次回は9月か10月を予定しています。

日程決まりましたら、このブログ又はプチ薬膳~佳蓮karen~サイト(こちら)でお知らせします。
佳蓮サイトアドレス変更になりましたhttps://yakuzen-karen.com

次回もよろしくお願いします。