心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

「七草粥」と「ぜんざい」

2008-01-16 15:23:25 | 
お正月も終わり、1月7日には「七草粥」を作りました。
年末年始の暴飲暴食のツケはおなか周りにしっかり付いていますので、
たまにはあっさりしたお粥もよいのかもしれません。

最近はパック詰めされた七草がスーパーに並んでいますので、
それを買ってきて茹でておかゆに混ぜるだけですが、
子供達には「雑草だ」と言われてしまいました。
なんだか、幼い頃のおままごとを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
せり、ナズナ、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
やっと、七草の名前は覚えられましたが、
どれがどの名前なのか、わからないままです。


1月15日、昨日は左義長の日でした。
私が子供の頃住んでいたところは田舎だったので、
大きな鏡餅を村の小さなお宮に持っていって、
竹でお餅を挟んでその境内の焚き火でこんがり焼きながら、
近所の人たちがなんだかのんびり話をしていました。
その焼いた餅を家に持って帰って、焚き火の煤やら灰を落として
食べれるくらいの大きさに割って、
母が炊いてくれたぜんざいの中に入れて柔らかくしてから食べていました。

しかし、田舎でもそんな光景は今はもう見られないそうです。

そんな思い出もあり、1日遅れですが、今日はぜんざいを作ってみました。
お餅は小さなパック詰めされた鏡餅です。
カビが生えなくて助かりますが、見た目は良くないですね。
たまに、便利なので缶入りのあんこも買いますが、
やはり子供の頃に手作りの味に慣れていると、
手作りのほうが美味しいと思ってしまうことが多いです。
なるべくなら、季節ごとの行事や味を大切にして、
子供達に伝えていけたらと思っています。

もちろん、出来る範囲でですが、、、。