心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

植物と医薬の神様

2015-12-11 23:19:37 | 薬膳
11月22日、23日の神農祭、大阪の少彦名神社に行く予定にしていたのですが、その日はいけなくなって、ちょっと遅くなりましたが、先日行ってきました。


こんなビルとビルの間にあるのですが、、



鳥居の前の陽気な雰囲気の神農さんだったら、楽しいですよね。

湯島聖堂や、こちらの少彦名神社の中にいらっしゃる神農さんはもう少し違う感じなんですけど、、。


こちらの神社の横のビルには資料館もあり、興味深く拝見させていただきました。






淀屋橋のあたりでお勤めしてたこともあるのに、北浜にこんなに沢山の製薬会社があったなんて、、知りませんでした


神農さんは紀元前2700年頃の中国の医薬、植物の神様。本当にいらしたかどうかははっきりとはわかりません(神話)が、、、お茶も最初は薬ですから、お茶の歴史でも神農さんの逸話がいろいろ残っています。

この辺りは薬種を扱う問屋が多くあり、中国や国内の漢方薬が一旦集められて、ここから全国へ水路を使って流通していったようです。


神農祭から1月末頃まで購入できるという、虎付きの五葉笹を購入してみましたが、流石に笹はカラカラに乾燥してます

ちょっと阪神タイガースの宣伝になってしまいそうだけど、、、
その昔、病が流行った時に虎の骨を入れた丸薬を作っていたそうですよ。

虎?

絵画では絵師の人たちが、実際に見てないのに想像して描いた虎の絵がいろいろありますので、
虎の骨も中国からの輸入だったんでしょうね。

近くには他にも数箇所、無料で見学させていただける薬の資料館があり、
近くの杏雨書庫でも、すごく珍しい中薬や貴重な書籍を見せていただけます。

大阪も楽しいわぁ~