コロナで祇園祭の巡行中止となり、山も鉾も立ってませんが、
本当なら今日が宵山。
明日が前祭 山鉾巡行。
八坂神社の前には祇園祭の旗は沢山立ってましたが、人はまばら、、、
バスの中から撮ってますので、ちょっとボケてます💦
デパートなどではディスプレイは祇園祭だし、
四条通ではコンチキチンのお囃子の音が聞こえてきます。
会所など、チマキや手拭いなど売ってあるところもちらほら見かけましたが、
長刀鉾など、人が多く集まってしまうところはネットで授与されているようです。
そんな中、今日は太子山 秦家でのお茶席に行ってきました。
祇園祭 今日までの3日間のみ 少人数で予約制のお席。今朝予約させていただき、ギリギリ申し込めました😊
江戸時代から昭和まで薬屋さんを営んでいらした建物で京都市の登録有形文化財に指定されてます。
毎年の祇園祭でも表の間までは開けてらっしゃるようですが、今日は奥の方まで拝見させていただき、秦家の奥様から丁寧な説明も受けることができました。
残念ながら、内部撮影禁止ですので、外観のみ。
お茶席は岡崎にある好日居さんが中国茶 白牡丹を丁寧に淹れてくださいました。
白茶で「はしか(麻疹)」の熱を下げることができたそうです。
お茶は、
1年茶、3年薬、7年宝と言われますので、、、
白牡丹は8年目のお茶でしたので宝と言うお話などもしてくださり、、、
趣あるお部屋の中で美味しいお茶と石榴のお菓子をいただきつつ、
お薬の話、かんの虫封じの「奇鷹丸」のお話なども興味深く。
元 薬屋さんですので、お菓子もそうですし、各所に薬屋さんならではの趣向が凝らされていて、楽しい時間でした。
こちらは唯一、撮影して良いですよと言われたウエルカムティ。
秦家の奥様が淹れてくださったお茶です。
👀に良い菊茶。
町家さんにはエアコンはありませんが、涼しい風が吹いて、とても気持ちが良い贅沢な時間でした。
✨✨✨
因みに樋屋奇応丸は別の会社ですが、
娘が小さい頃、👶夜泣きが酷く、母に勧められて、樋屋奇応丸を時々飲ませてました💦
あんな小さな粒で、さて効いたのかどうかは分かりませんが、、。
✨✨✨
調べてみたら、「奇応丸」は鑑真が日本に伝えたようです。
今日、薬のお話をお聞きした「太子山奇鷹丸」と「樋屋奇応丸」は使用されている生薬がほとんど同じようです。