昨晩の我が家は北陸の美味しい食材が並びました。石川の野菜、魚、温泉卵などと、福井県の美味しい厚揚げも焼いていただきました。美味しかったわ!
野菜で、珍しいのは「金時草(きんじそう)」でしょうか。葉の裏や茎が紫色で、茹でるとモロヘイヤのように粘々になります。粘々のものって体に良いのでこれも効き目がありそうです。
昨日はしょうがと三杯酢で食べましたが、酢みそをかけても美味しいです。わたしはこれを「きんときそう」って間違えて覚えてました。失礼しました。
(左)金時草を茹でて三杯酢をかけた物 (右)生
金沢市のサイトには次のように効能が載っていました。
「ビタミンA、鉄分、カルシウムを含む夏の健康野菜で血圧の抑制効果も認められる。」そうで、加賀野菜として認定されているようです。京都に京野菜というブランド野菜があるのと同じなんですね。
この「金沢市農産物ブランド協会」サイトに加賀野菜の紹介があります。
そしてこれは加賀の紫玉ねぎです。ブランド野菜ではありません.
丸っこい形が可愛らしいく食べるのがもったいなくて、、、オブジェのようにしばらく置いて眺めておこうと思っています。
「氷室饅頭」も叔母からいただいたのですが、毎年7月1日(旧暦6月1日)の「氷室開き」の際に食べられるそうです。加賀藩では、冬場に積もった雪を「氷室」と呼ばれる保冷庫に保存し、夏場に取り出して氷として利用しながら、幕府にも献上していたそうで、その時に無病息災を願って食べていたのが氷室饅頭だそうです。我が家がいただいたのは甘いあんこ入りの酒饅頭ですが、本当に美味しいのは塩餡でそれは今日から販売されるそうです。(残念)
そういえば、京都には6月30日に食べる「水無月」というお菓子があり、これも無病息災を願って食べられていたと思います。どちらも暑気除けに滋養のある小豆を食べるという昔の方の知恵なのかもしれませんね。
「水無月」は和菓子屋さんやスーパーでも買えますが、我が家では子供が小さい頃はよく作っていました。たまには作ってみようかな