Feelin' Groovy 11

I have MY books.

ふとんがふっとんだ。(後編)

2007-06-23 | その他
私が申し出る前に住人の方が気づいたら大変だ。
びっくりしちゃうに違いない。
得たいのしれない布団が突然ひっかかっているんだから。

早く行かなきゃ。

左から何軒目か数え、早速伺いに行った。

玄関前に立って、ピンポン。

・・・

誰も出てこなかった。
現在15時半。
夕方には帰ってくるかな。

とりあえず手紙を残すことにした。

一旦部屋に帰る。
といっても、うちのマンションは
プライベート空間が守られてるかなんだか知らないが、
3戸で1つのエレベータを利用するようになっている。
3Fから自分の6Fへ行くのにも
一度1Fへ降りた後、ちょこちょこ歩いて別のエレベータに乗り、
上へ上がらなければならない。

まったくこの造りは。
ふとんがふっとんでしまった時にはめんどいぞ。
そんな事態はめったにないし、
そもそも自分の不注意だけどさ。

そうこうして文章を書き、
また同じ経路をたどって、新聞挿しのところに手紙を挿して来た。

後は連絡を待つばかり。

ところが。
夫婦だったらパートの奥さんが帰ってくるかな?と期待していた18時が過ぎ、
社員だったら残業かな?と予想した20時も過ぎ、
もしかして1人暮らしなのかな?と不安になった22時も過ぎ。。。

もうこれ以上待っても
時間が遅いから連絡は明日になるだろうと諦めた。
お風呂に入る前の23時頃、
ベランダからふとんが引っ掛かってしまった3Fを覗くと、
まだ寂しくふとんが取り残されている。

名残惜しげに寝る前の0時頃、再度覗くと、
ふとんがベランダから消えていた。

ほっとして寝た。
明朝はいつ連絡があるか分からないから早起きするぞ、と意気込んで。

あくる日。

早起きした私は、早速さわやかな風を入れようと窓を開けた。


セコ○の警戒音がなった。

そうだ!!
旦那が出張中なので夜は在宅セコ○してたんだった!!
普段全く活用していないので忘れてた・・・。
急いで解除してほっとしていたが
しばらくすると

ピンポーン!

「セコ○です。
 連絡しても繋がらなかったんで、
 念のため来ました。」

って。
連絡先記入する時まだ自宅電話が無かったから
旦那の携帯が連絡先になっていたのだ。
よく知らなかったが本当は
こちらからセコ○へ間違えましたという連絡をすればよいとのこと。

わざわざ出動させて申し訳ないです。。


一方ふとんの方はというと、朝7時頃
3Fの方がわざわざ出勤前に玄関口まで届けてくださり落着。

人は他人に迷惑をかけながら生きていると痛感した日々でした。
(一般的にはそういう意味じゃないだろっ)

それにしても緊張感の無い私。
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