Feelin' Groovy 11

I have MY books.

悪人の装丁にビクつく。

2008-07-06 | 
きっちょむさんが読んだという『悪人』(吉田修一著)を
私も読みたいと思い、
図書館にネットで予約した。

予約資料の用意ができたという通知メールがきたので
本についての何の予備知識もないまま
ひょこひょこと図書館へ取りに行く

カウンターで予約本を依頼する。

本が出てきてビックリ


その装丁といったら・・・

『悪人』というタイトル文字が大きいし、
それは少々、表紙からはみ出している。

そこへ白地に赤色で 『 悪 人 』 である。

書体も・・・
「人」の字の一画目のハネなんて
巧妙な悪ささえ感じる。

しかも本の厚さが5㎝ほど。

厚さに比例して悪人さ倍増、といった具合。

思わず借りる私さえ悪人だと思われるんじゃないかと
本気で感じ、
受付カウンターの方と目を合わせられないような気分に陥り、
周りの人にタイトルを見られないようにと
そそくさと自分のカバンへしまいこんでしまった。

それほど。

まさに『悪人』さがにじみ出た素晴しい装丁だった。

こんな感じよ。



ちなみに、まだ読み始めていない。

【7/6追記】
上のネットから拾ってきた画像は満足がいかなかったのでww
私の感じた様子を伝えられるように自分で撮ってみました。。。



うおっっ、てくるでしょ?
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