Sydney Yajima


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東大出身者・・・

2011-05-21 11:52:06 | Weblog
与謝野 馨さんの発言

 与謝野6 件馨経済財政担当相は20日の記者会見で、福島第1原発6 件事故は「神様の仕業としか説明できない」と述べ、東京電力に全責任を負わせるのは不当との考えを強調した。原発事故をめぐっては、安全対策の不備や人災との指摘も出ており、東電寄りの発言は波紋を広げそうだ。

 与謝野氏は同原発の津波対策について「(人間としては)最高の知恵を働かせた」との認識を示し、「知恵をはるかに超える津波」は「神様の仕業」だと説明。さらに「事故の発生原因までも責任を(持て)という言動がなされるのはおかしい」と東電を擁護した。


なんだ、そうな・・・

この人も、東大出身だ。

そういえば、大橋教授とも東大である。

またホリエモンも、昨日 アップした田原総一郎の司会する番組の中で、原子力発電所を地方に押し付けるのは不当だ。東京が使うのであれば、東京湾に作るべきだという主張に、「それは、暴論だよ」と言っていたが、私にはどこが 暴論であるのか、まったく分からない。



こういうふうに、東大出身者が東電をかばったり、原子力発電所を推進させたがったりしている 背景には、同じ東京大学出身者が 原子力村と呼ばれる小さな利権集団に巣くう人々に、多いことと 無縁ではないだろう。
大阪の人間が、阪神タイガースを応援し、関東の人間に巨人ファンが多いように、東京電力には東大出身者の学閥もあり、官僚をはじめ、多くの東大出身者たちは、自分たちの優秀さを、保護したい気持ちに駆られるのかもしれない。

与謝野氏の発言などは、もう 神ガカリしていて、とても 論理的、かつ 科学的な判断で、物事を推し進めるべき立場にいてはいけない人であることが、よくわかる。

東大出身者の人のなかには、恥ずかしくて、東大時代の話などもうできなくなっているかもしれない。
気の毒な話だ。

さむらい

2011-05-20 20:29:43 | Weblog
一人になっても 正しいと思うことは 言う。
一人だったとしても 間違っていると思うことは、言わない。

そういうことを、小学校の道徳の授業で習った。
多分、私と同世代の小学生は 官製の同じ教科書で習っていたので、同じようなことを習ってきたはずだと思う。

ところが、年を経て、人間がどこか擦れてきて、そして計算もするようになったりもして、いつの間にか、社会人として、責任を持って生活をするようになると、「これは 得か」 「これは損か」の二者選択をするようになる。

しかし、この男は、たった一人で戦い続けてきた。
本当の おさむらい
本当の おさむらい という人は 少なくなったが、
こういう人を、本当のおさむらい と言うんだろうなぁ。

フクシマの原発が、メルトダウンしたことは、ついに東電が認めた。
実際に、メルトダウンしていたのであった。

正しい情報・・・
それをツィッターで知らせる。
ということを、知らせたそうだ。
これは、政府のしたことが、風評であることが、はっきりしている証拠だ。そして、今後 病気になる子供たちは政府の風評被害にあったということになる。
さむらいなら、腹を切るところだろう。


そして、このとても賢い女性は、一体 なになのか?
一体、どうしてこんな人を 日本人は支持するのだろう。支持するから テレビにも出られるのだろうし、視聴者も ありがたがって 話を聞くのだろう。

たくさん たくさん いるんだ。もちろん、確かに 大橋教授もそうだった。しかし、たくさん たくさん いるんだ。
そして、私たちは、この人たちと 戦っていかなければならない。
彼らは 日本の未来の子供たちの 敵なのである。

地震と津波だけなら 超えられる

2011-05-20 12:06:46 | Weblog
3万人の方々が 亡くなられた。
悔しかっただろうと思う。
しかし、日本人なら、このくらいの災害にはへこたれない。

地震や津波くらいのものなら、日本人にとって乗り越えることなど、なんでもない。

だが、福島の原子力発電所は違う。

今朝の日本のテレビニュースでは、あちこちで、原子力発電所が津波に飲み込まれている様子を撮った写真で、「いかに 大変な災害だったのか」のPRをしていた。
大変な災害は、福島第一原子力発電所 だけに起こったことではなくて、多くの地域に起こったことなのだ。
地震が大きいことは知っている。
津波も高かったことは、みんな知っている。

だからといって、原子力発電所を作ったという大罪の 言い訳にしないでほしい。

原子力発電所を作った人間や、安全だと言っていた人間たちは、ひとりやふたりではない。
たくさん力の持った人間がそれをしてきた。

もちろん、自民党の罪は大きい。
正力松太郎も、大橋教授も、みんな罪がある。

言うまでも無いことだが、マスコミも大きな責任があると思う。
ずっと安全だと言い続けてきた人間たちは、一人残らず、みんな みんな責任がある。
日本人のほとんどの人間は なにも知らずにただ そういうPRを 信じさせられてきた。
信じさせられた のである。
みんな、うそ だった。
それを見抜けなかった 私たちは、本当に大ばか者だった。

だがこれからは違う。
私たちは一度は だまされたけれど これからは 違う。

原子力発電所は いまも うそを つき続けている。
マスコミも気をつけてみていないと、すぐにスポンサーの側に有利なうそをつく。
政治も、表面では闘争をしている フリ をしているが、結局は発展とか、経済活性などという甘い言葉で 言いくるめられる。

だまされるな。

アメリカの言いなりになる日本は もうたくさんだ。
考えてみれば、安保闘争の若者たちは、いま年寄りになり、その間 ろくなことをしてこなかった。
簡単に、権力に飲み込まれそして、安住を望んで 結局は、当初の意志もなにもなくこんにゃくのようになってしまい、年をとって 今は、この大問題を若い世代に押し付けて 知らん顔をしている。
この世代の人間も、もちろん、適当でいい加減だった。
自分たちだけちゃっかりと いい思いをしてきただけで、若い世代や孫の世代に ツケ払いをさせて、平気な顔をしながら、年金が足りないと言う。
あんたたちが、自民党を入れ続けて、そして巨人 大鵬 玉子焼きと言っていたのである。

日本はもう むちゃくちゃになった。
地震や津波で むちゃくちゃになったのではない。
こんなものは なんでもない。
断言していい。
乗り切れる。

むちゃくちゃになったのは、原子力発電所のせいだ。
おまえたち、大人の勝手でやり放題の 結果だ。

なんとかしてください。大橋教授
あなたは、なんでも原子力のことは知っている とてもえらい人なんでしょう?
さあ、早く3号機を なんとかしてください。
さっさと 福島に行って プルトニウムを一滴残らず 全部 飲んで来てください。




東日本の首飾り

2011-05-19 18:06:50 | Weblog
学校の給食に放射能が含まれている食品が出されると、どうなるか?
これは、牛乳、おかずに入っている野菜など、さまざまな食品に含まれる放射能を、子供たちが食べるということになる。

食べたものは、体の中に取り込まれ、そこから放射能を出し続ける。
60歳以上の老人ならば、体はずいぶんと 放射能に対して鈍感になっていて、食べても影響は少ないが、子供の場合は細胞の活動が多く、放射能は、老人の100倍も、影響を与える。
すると、3年後には、被爆の影響が出始めることになる。
白血病。
甲状腺異常
などである。

甲状腺異常のなかでももっとも恐ろしいのが、甲状腺ガンだと言われている。
チェルノブイリの事故の後、多発したタイプである。

予後は悪くはない。
長期で長生きする人もいるらしい。
だが、ガンはガンである。
まったくそんなことを言われたとしても 嬉しくもなんともない。

私は、ずっと言い続けていることがある。
それは、逃げるという選択だ。

仕事があるとか 生活がどうなるのかとか、ローンの問題だとか、学校の教育だとか、さまざまなことを人間は大事だと思っている。
もちろん、理解できる。
だが、一番大事なのは、命だ。健康だ。子供たちの未来だ。

だから、当該地域の人は、逃げるという選択を真剣に考えてみてはどうだろう。

たとえ、収入が半分になり、生活が大変になったとしても、生きていればまた、浮かぶ瀬もある。
家族のメンバーが ひとりでも病気になったら、とても 悲しいし、家中が暗くなるだろうし、それに、後悔してもしきれないだろう。
なぜなら、一生 あなたは「あのシドニーの馬鹿が書いていたブログを読んだときに、いっそ 逃げておればよかったんだが」と 自分自身を 責め続けることになる。

敵が目の前にいる。
そいつは放射能と言う目に見えない敵だ。
この際、命がけで残る選択もあるかもしれないが、逃げると しゃれこんでも、良いのではないか?

関東地方

2011-05-19 03:41:29 | Weblog
「これは、ひょっとすると・・・思ったよりも被害の程度は 大きいのかもしれない。」
ようやく、世間は そう感じ始めている。
そう、今頃に なって だ。


神奈川県の下水からセシウムが出た。つまり神奈川県まで、被爆地域が広がっていることを示唆している。
茶からセシウムが出るというのは、茶が磁石のように特別にセシウムを吸着する性質があるからではなくて、その地域一体に、セシウムの眼に見えない粉末が飛び交っていることを意味し、その中の一部が茶葉に入ったに過ぎない。
つまり、どういうことか・・・

ここで、時間軸でどうなるかを書くことには、ためらいを感じる。
なぜなら、あまりにも、恐ろしいからだ。
三年後
五年後 
十年後

どうなるかを、考え、予想し、そのときに、自分は何歳かを計算してみることは、意味が無いことだろうか。とだけ、書いておくことにする。


さらに3号機には水が届いていないようだ。
これは 最悪のシナリオで、再臨界の危険性もあるとのことだ。
現在3号機の温度は、上昇し続けている。
3号機は他の原発と違い、プルトニウムである。
とても厄介なのだ。



棄民8

2011-05-18 10:14:44 | Weblog
私は、今 とても怒っている。
またもや・・・
そう、またもや、で、ある。
隠蔽が露になり、東電がメルトダウンを認めた。
それも2ヶ月も経ってから である。
はじめから 分かっていたことを、そのときに、すぐに発表しない。

これは、棄民である。
パニックをさせないように 配慮した。
などという言葉は、たとえば、駅のラッシュアワーで、列車に乗り込むときに、使う言葉であって、原子力発電所がメルトダウンを起こし、そのうえ、全世界に向けて水蒸気爆発、もしくは水素爆発 の映像が発信されて、放射能が巻き散っている段階の3月に、使うべき言葉ではない。
しかし、東電は、ここでも、そういうことをした。

社会的な責任とは、どういうものだろう。
ここでは、多くの犠牲者と被害がでることを想定し、それを最小限におさえる 予防的な処置・・・それも もっとも基本的な、「はやく 逃げろ」という言葉、さえなかった。
それで、どうしたかというと、ただ、放置したのである。

放置された人々の多くは、津波を受けてボロボロの家屋で 辛うじて生き延びた人々であり、子供であり、農家であり、あるいは、老人たちであった。

その人たちに、ある日、政府は、退避命令というものを出す。
それも、十分に時間を与えず、いきなりであった。
さらには、退避先もきちんとした受け入れ態勢も考える余裕すらなく、逃げるほうも着の身着のままで、家畜、ペットなどは、そのまま、とりあえず避難させられた。
避難させられてから、帰れないということが 分かった人もいるという。

しかも、もっとも大きい問題は、この避難させられた人たちは すでに被爆したあとだったということだ。
つまり、被爆の危険があるときは、なにも教えられず そして被爆をした後、いきなり、退避命令を受けて、そして、町全体、30キロという範囲は、ゴーストタウンになった。

今後、同じような悲劇が日本中で繰り返されるかもしれない。
なぜなら、体質、権力、既得、勢力図、金 などそういうものの 動き、流れ などは、バブルが弾けようが、たとえ震災が起きようが、自民党が民主党に代わろうが、根っこが変わらないからである。

涙ぐましい住民の 叫びも嘆きも、それらは、その人たちにとっては、子守唄に聞こえるのであろう。
ほんの少しでも、良心のかけらがあれば、違った行動 違った対策をとるはずだ。

今後、我々に待っているのは、増税と高い電気料金と、被災地の復興という重荷と、馬鹿な政府に既存勢力 そして、官僚の天下りとそれをまた受け入れる新しい なんとか機構 なんとか協会 なんとか法人 である。

そして最近になって、新たな基準値を超えるお茶、牧草、などなど、かなり広範囲にわたって出始めた。
なんと、小田原のお茶まで出荷停止である。
ということは、関東圏はすっぽり 放射能汚染されていたことになる。

一体、どこが、風評被害だったと政府は言うつもりなのだろう。
風評というのは、ありもしないことを、あるかのように言うことだが、実際に起こっていることを、起こっていると言う事は 風評ではないのである。

福島の首飾りという言葉がある。
放射能に冒された子供たちが、あと3年後ぐらいに、ホルモンの異常をきたして甲状腺ガンにかかり、首飾りのようになってしまうということから、できた言葉らしい。
この言葉自体は、とても嫌いだ。
おぞましい。
だが、そのおぞましいことをしたのは、東電であり、政府であり、日本の大人たちであることを、しっかり見据えておくべきだ。

棄民8

2011-05-18 10:14:44 | Weblog
私は、今 とても怒っている。
またもや・・・
そう、またもや、で、ある。
隠蔽が露になり、東電がメルトダウンを認めた。
それも2ヶ月も経ってから である。
はじめから 分かっていたことを、そのときに、すぐに発表しない。

これは、棄民である。
パニックをさせないように 配慮した。
などという言葉は、たとえば、駅のラッシュアワーで、列車に乗り込むときに、使う言葉であって、原子力発電所がメルトダウンを起こし、そのうえ、全世界に向けて水蒸気爆発、もしくは水素爆発 の映像が発信されて、放射能が巻き散っている段階の3月に、使うべき言葉ではない。
しかし、東電は、ここでも、そういうことをした。

社会的な責任とは、どういうものだろう。
ここでは、多くの犠牲者と被害がでることを想定し、それを最小限におさえる 予防的な処置・・・それも もっとも基本的な、「はやく 逃げろ」という言葉、さえなかった。
それで、どうしたかというと、ただ、放置したのである。

放置された人々の多くは、津波を受けてボロボロの家屋で 辛うじて生き延びた人々であり、子供であり、農家であり、あるいは、老人たちであった。

その人たちに、ある日、政府は、退避命令というものを出す。
それも、十分に時間を与えず、いきなりであった。
さらには、退避先もきちんとした受け入れ態勢も考える余裕すらなく、逃げるほうも着の身着のままで、家畜、ペットなどは、そのまま、とりあえず避難させられた。
避難させられてから、帰れないということが 分かった人もいるという。

しかも、もっとも大きい問題は、この避難させられた人たちは すでに被爆したあとだったということだ。
つまり、被爆の危険があるときは、なにも教えられず そして被爆をした後、いきなり、退避命令を受けて、そして、町全体、30キロという範囲は、ゴーストタウンになった。

今後、同じような悲劇が日本中で繰り返されるかもしれない。
なぜなら、体質、権力、既得、勢力図、金 などそういうものの 動き、流れ などは、バブルが弾けようが、たとえ震災が起きようが、自民党が民主党に代わろうが、根っこが変わらないからである。

涙ぐましい住民の 叫びも嘆きも、それらは、その人たちにとっては、子守唄に聞こえるのであろう。
ほんの少しでも、良心のかけらがあれば、違った行動 違った対策をとるはずだ。

今後、我々に待っているのは、増税と高い電気料金と、被災地の復興という重荷と、馬鹿な政府に既存勢力 そして、官僚の天下りとそれをまた受け入れる新しい なんとか機構 なんとか協会 なんとか法人 である。


シドニーからの提言

2011-05-17 01:17:47 | Weblog
これは、私からの日本への提言である。

雇用を促進させるために、何をするべきかを書く。

日本のエネルギー政策は 二つの行き詰まりを持っている。
一つ目は、CO2削減のために石炭などの化石エネルギーを減らさなければ ならないこと。
二つ目は、原子力エネルギーの活用は、もう 世論の支持を受けていないということ。

そこで、いずれにせよ 解決策は、新エネルギー源の構築しかない。
たとえ、R&Dコストがかかろうが、あるいは、効率が最初はよくないとしても、やらなければ未来はない。

今 すぐにできることは、二つある。
ひとつは 太陽光パネル。
もうひとつは、風力発電。

この二つを、大量に製作してコスト削減を達成する。
具体的には、茨城には水が豊富なので、太陽光パネル製作に向いている。
そこで、茨城に、大量雇用を政府が行い(特に東北地方の非雇用者を、年齢に関係なく、政府が雇う)民間と商社と銀行と、結託して、大きな工業団地を築き、そこで太陽光パネルを大量生産する。
むろん、すべて海外需要にも供給できるほどの範囲で行う。
千葉の房総エリアに、運送のハブ拠点を作り、日本全国に配送できる体制を作る。

北海道に風力発電所を作る。
とくに風の強い地域には、大量に羽を立てる。
この電力発電によってすべての北海道から、東北エリアの電気を賄う。
むろん、かなりの本数の風車が必要である。
したがって、その風車の大量製作を、北海道で行い、ここでも東北地方の人々を大量に雇用する。

陸前高田などの地域は 漁業と観光の二本で、今後の発展を築く必要がある。しかし、放射能の影響は常について回るので、今後、詳しく水域の流れと放射能汚染の範囲を調査しなければならない。
もし、二本の柱をうまく立てられそうもない場合には、雇用を北海道と茨城によって促進する方向性が、もっとも現実的である。

このために必要な試算は、茨城でおおよそ12兆円。北海道で、最初の投資が 約7兆円。しかし、雇用のその後の継続を考えると、安くつく。

次に、九州地方に、大々的に地熱エネルギーを開発する。
そのためにかかる費用は、およそ 3兆円。
なぜ少ないかと言うとすでに、ある程度の初期開発は終わっており、もし政府が政策転換さえ行えば、すぐにでも動き出しそうなプロジェクト(15年間放置されている者もある)が動き出すからだ。

さらに、関西、四国地区では、海流の流れによる発電を瀬戸内海で行う。
瀬戸内海には常に強い海流が流れているので、これをうまく利用すると、かなり発電効果が得られることは、すでに知られている。
瀬戸大橋などの既存の建物を うまく基地として利用することによって、6兆円ほどで、設備の基本が整う。

これらの事業を、北海道、茨城・千葉エリア、 関西・四国エリア、九州、とそれぞれの地域の特色をりようして行うと、大きな結果が得られる。
なお、風力発電に関しては、様々な山岳地域でも行えるので、信州から山形なども 北海道と共に取り組むことが出来る。

さらに、個人の家庭でできる個人発電を、推進する。
ちいさな風力発電で、少なくとも家庭で使う 電灯や、さまざまな小さな電力消費への対応は可能で、現在一体あたり約150万円もする風車(ベランダに取り付け可能)のコストを、政府の肝いりで大量生産し、また政府の援助金もしくは税金の控除によって、価格が現在の3分の一から4分の一程度に抑えられる努力を むこう5年間で行う。これによって、日本中の約12%の電力消費量が、自家発電されることとなるであろう。

このようないくつかの細かい政策対応によって、長期のストラテジーを築くことが出来る。
これらの計画を向こう3年で、はじめ 7年後には完全実施する。



身一つしかなくなったが 身一つは残った

2011-05-17 00:00:49 | Weblog
生き残った人たちは、これからなにをするか これからどうすればいいのか と未来を不安に感じている。
ただ、未来を不安に感じているということは、未来があるということなのである。
良い未来になるのか 悪い未来になるのかは 分からないが、いずれにせよ  未来があるということだ。

しかし、フクシマの状況を見る限り あまり 良いビジョンは描けない。

メルトダウンが2ヶ月たった今頃になって分かった。

2号機、3号機もおそらくメルトダウンしたのだという。

メルトダウンしたら、どうなるのか?というと、基本的に今の状況と変わらない。
だが、日程がのびることと地下土壌がより深刻に汚染されることは 確実だ。
それに まだ目には見えないが、深刻な海水汚染が始まっていると考えておいたほうが良い。
場合によっては、北は宮城、下手をすると岩手まで。南は、千葉か神奈川沖まで汚染されてすべての魚は食べられなくなったと考えることもできる。とくに さんま、かつを などの回遊する魚は、深刻だ。なぜなら、それに依存している地域は、上記の地域だけではないからである。

食べ物が、汚染されているという恐怖は、今後、どのくらい続くのか?

おそらくは、向こう20年。とみる。
今後、原子力発電所をすべて停止にして、太陽光と風力発電 地熱発電 海流などに切り替えることをもっともっと推し進めていくことが、新しい日本に求められることで、そこに東北の多くの人々の雇用を増やすことを国が先導を切ってやってくれるという政党ができたなら、私は無条件に支持したい。
それならば、少しだけ明るい未来が待ってくれているような気がするからだ。

日本が崩壊する理由

2011-05-15 22:57:12 | Weblog
国について考えてみたい。
国とは、ひとつのファミリーである。
そこには、父がおり、母がおり、子供たちがおり、兄弟 姉妹がいて、そして従弟やおじいちゃん おばあちゃんもいる。
この、全体としての大きな大きな、家族が、国だ。

今回のフクシマを、家族の問題として考えてみたい。

家族のなかで、フクシマの子供たちを、どうやって守っていくかと、考えてみたい。
そして、いつ、どんなふうに 日本が間違ってしまったのかも、考えてみたい。

キザな言い方をするが、他に、言い方もないので、この言葉を使う。



おそらく、日本人は愛をすべて失ってしまってはいなかったかもしれないが、相当量の愛を どこかで失ってしまったのではなかっただろうか?

愛がないために、人に優しくなれなかったし、ぬくもりを与えてあげることもできなかったのでは ないだろうか?

一体 どのくらいの人が、家に帰ると、お母さんが「おかえり」と出迎えてくれる経験を持つだろうか?

この国は、こう、考えた。
経済成長が著しいとき、とても人手が不足した。
そこで、プッと目を付けたのが、家庭にいる主婦だ。
彼女たちを働かせれば いい。
そのために、社会インフラ・・・(これが社会インフラと言っていいのかどうか)である保育所や託児所を作る。

そうやれば、主婦は働くであろう。

昔、かぎっ子 という言葉があった。
家に帰ると誰も居らず、鍵を自分で開けて家に入るという子供たちのことだ。
私と同じ世代には、そういう人が多い。

そしてそれが、いつのまにか平均的な家庭となり、当たり前のように 家に帰ると誰もいない家庭が増えた。

それで、また、もとの言葉に戻る。



子供たちは、十分な環境とか高い学資とか、あるいは、かっこいい洋服や、さまざまなおもちゃや、習い事をすることが当たり前になり、あるいは、それに追いかけられるようになった。

だが、そのなかにあるのは、すべて商業主義で、愛は無かった。

古い木の机よりもスチールデスクが与えられ、エアコンの部屋で、勉強できるようになり、進学校に高い学費を払って入り、制服以外にも様々なアイテムを雑誌から探しては多くの小遣いを使って買い、そして、親の金でバイクを買い、あるいは、車を買ってもらう。英語塾、数学塾、ピアノ、バイオリン、そろばん、習字 などなど何がしかの習い事をし、そして、時間はなくなり気がついたら学校を卒業し 社会人になっていた。

私は、この可哀想な子供たちが、大人になって、人とコミュニケーションの取れないことで悩んでいることに、あるいは、ぎこちない形の愛情表現しかできなくなっていることに、あるいは、とてもいびつな愛情表現をして自分で自分を傷つけていることに、悲しみを 覚える。

愛を取り戻すためには、様々なもの・・・見栄であったり 欲望であったり 嫉妬であったり、を本当は捨て去ることが大事なんだ。
本当は、どうでもいいことなのに、多くの人間は、毎日 兢々としながら、自分のつまらない仮の姿である社会の中のなにがしかを、人生をかけて、子供たちの未来をも顧みず プライドと勘違いしてそれを まるで すべてであるかのように思っている。

例えば、駅前の屋台で焼き鳥を焼いて、それだけで生活をしている人間を、見下すことはできるけれど、アメリカからフランチャイズでやってきたケンタッキーーフライドチキンのカーネルサンダースの自叙伝を、ありがたく読んでいる人間ができあがったりするのである。

愛が無ければ、ビジネスも分からないし、家族もうまくいかないし、どんな成功も できるわけがない。

第三の選択 どらえもん党

2011-05-15 21:59:17 | Weblog
私は、自分の考え方は、おそらく保守的な方ではないかと思う。
保守的というのは、民主主義を標榜して、自由競争原理を理解し、それを自分たちの国のエンジンとすることに、いささかの抵抗もないという意味だ。
ところが、この保守派の、自民党、あるいは民主党は、皆、原子力発電推進派である。
私の考え方は、イデオロギーというソフトの部分での考え方であって、民主主義が体の奥までしみついてしまっているという意味において、保守ではあるが、
一方
ハードの部分。つまり文明の部分で、原子力発電所をとても憎んでいるため、内包する大いなる矛盾に苦しむことになっている。
原子力発電に反対している政党は、2つ
社会党、共産党である。
私は、彼らの主張の多くと 相容れないものがあるけれど、一点、原子力発電所に反対する と言う点において、強く賛同する。

多くの日本人の気持ちと同じだと思うが、もう、うんざりなのである。

この、うんざりの気分の中から、では、どんな行動をとるべきなのかについては、大いに迷う。
うんざりの気分が、一時的なハシカのようなものであるのか、それとも永遠に続くからだの中のアレルギー反応であるのかも、まだ自分では計りかねているが、おそらく、そう簡単には忘れられない気がしている。

もし、ここで、日本中のすべての原子力発電所を止める。
そして、太陽光、地熱、海流、風力のエネルギーを使って今後の日本のエネルギーの革命を起こす
どらえもん党(仮称) ができたら、私は、直ぐにでもファンになる。

そう、私はどらえもんのマンガの中で時々出てくる 未来の日本がすきなのだ。
それはとてもきれいで、効率的で多くのものは太陽電池で動いている。
ああいう世の中にならないかと 常々思っていた。

だから、22世紀は、どらえもんのいる未来の世界が現実になるように、いまから準備をするというなら、すぐにでも 賛成できそうなのだ。
私の意見に賛同する人は、いないかな?

原子力発電所は、このようにして日本に建設された

2011-05-15 01:40:10 | Weblog
http://www.youtube.com/watch?v=DwCeud58B8w

1/3原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~

http://www.youtube.com/watch?v=-9Bmy9ik-z0&feature=related

2/3原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~

http://www.youtube.com/watch?v=TldnvZWdLcQ&feature=related

3/3原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~

もし、あなたに時間が許すのであれば、この原発導入のシナリオをご覧になってください。
読売新聞のオーナー 正力松太郎社長をはじめ 多くの財界人が、いかにして取り込まれてきたのかが、分かります。

冷戦という構造が、当時の日本を取り巻く環境には強くあり、そのなかで 保守党と共産党の軋轢が常にあったのです。
アメリカは、当然のことですが、保守党である 自由民主党を応援し続けていました。

当時から、すでに現在に至るまでも、CIAのエージェントは日本で様々な活動を行っており、ここでも、要人に出会い、使える人間を探し、その人間に分析を加えているようすが この中で詳しく述べられています。
正力氏をいかに啓蒙するかということに最初は重点を置き、柴田という人物を通じて、徐々に近づいていく様子は、まさに スパイとしては超一流の、やりかたです。
並みのスパイ エージェントでないのは、その後、日本の分析を怠らず 力道山などのプロレス興行で、テレビ文化を築いていく正力の実力を、うまくプロパガンダに利用するところなど、まったくため息が出るほどの 鮮やかさです。

そして、今日の日本は、いつの間にか、原爆を落とされたことの恨みなどは、そぎ落とされ、核の平和利用という言葉で踊り、そして、フクシマ が起こったのです。
フクシマは 起こるべくして起こったことであったのだけれど、もうひとつ言うならば・・・

原子力発電所というのは、すでに 過去の技術で長期の代替エネルギー源としての役目は終わったのです。
なぜ そんなことをはっきりと言い切ることができるのかといいますと、すでにアメリカでさえ、スリーマイル以降 作っていないということが、そのすべてを証明しているからです。

私たちは、フクシマでとても大きな失敗をしました。
しかし、この失敗は、まだ引き戻せないほどのものではありません。
もう一度、過去の歴史を考え、来た道を振り返りながら、未来を構築するために、立ち止まりましょう。

そして、これから 日本人として 何をするべきか
何を選択し、そして 何を捨て去るべきか

それを考えていきましょう。

科学技術が私たちに味方してくれるなら、そのことを最後まで信じて 頑張るしか ないではありませんか。