Sydney Yajima


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とても とても かわいそうな わが祖国 JAPAN・・・

2011-05-14 20:50:19 | Weblog
世界で原子力爆弾を 落とされた唯一の国。
そして、原子力発電所がメルトダウンした国。
アメリカの軍事基地をたくさん持っている国。
いつもあちこちの国から、すこしずつ土地を削り取られている国。
災害が年に何度もやってくる国。
いくら働いても 全然暮らし向きがよくならない国。
3万人の自殺者が毎年出る国。
放射能汚染が向こう20年間続く国。


人生の価値観

2011-05-14 04:22:04 | Weblog
清水正孝 東電社長は、企業年金や退職金の削減には 「老後の生活に直結する問題なので現時点では考えていない」と否定的な考え方をした。
一方 東電は電気料金の値上げを そして政府は、東電の尻拭いのために税金を充てる。当然税金も、上がる。

しかし、お金の問題だけではないことが、ここにもうひとつある。

福島の中学生の女の子が、「子供を生みたい」と将来の夢を涙ながらに訴える。
人間として生まれてきて、将来 子供を生むことが出来るのかどうかを心配している多感な年齢の少女の訴えを、この清水社長はどんな気持ちで聞いているのだろうか。
老後の生活は、そりゃあ、誰にとっても不安だろう。
だが、若いこれからの人の未来を奪った大人たちは 自分で自分にそれなりの落とし前をつけなければ けじめがつかないのではないかと思うのだ。

国民の理解が得られるかどうかが、焦点のように菅首相は言っている。
確かにそういう見方もある。
だが、その前に、人間としてのありかたについて、一体 彼は、何を語り継ぐことが 彼自身の子や孫たちに出来うるのだろう。

「おじいちゃんは、大きな電気会社の社長をして、大きな事故を起こし、そして多くの人たちを不幸にしたけれど 自分はちゃあんと老後のことを考えていたんだよ」と言うのかな?
すると子供たちは彼を 「立派なおじいちゃんだ」と尊敬するのかな。
それとも・・・

嘘ばっか

2011-05-14 02:48:53 | Weblog
日本人は正直な国民だと思っていた。

でもどうなんだろう?

東電の発表が ころころ変わり、民主党のマニュフェストが変わり、(こんなできないことをいつまでもできると言うことのほうが、不誠実だと 岡田氏が、正義面をして言っていたが、そもそも、誰が始めに書いたものなのか? 最近ではそのことについても誰も何も言わなくなった。私は忘れていないぞ。それを信じてみんな日本国民は民主党に政権を取らせたのだから)
そういうことが、平気でできることは、やはり、おかしいと思わねばならんのじゃないか?


奇形児

2011-05-12 14:49:57 | Weblog
放射能は、長期にわたって汚染を広げる。
遺伝子は、奇形を作る。
最近の医学ではかなり早い段階で、胎児のようすがわかる。
だから、奇形は胎児の状態で おろすことができる。
おそらく 多くの母親たちは、その経験を今後することになる。
すると、父親側の両親や親戚の反応はどうだろう。
その女性は、「奇形の子供を生むことしかできない女」と言われるに違いない。
友人たちはどうだろう。
「かわいそうに」と表面上は言うかもしれないが、噂話になるだろう。なぜなら、人の苦しみや困っていることは、格好の話のねたであるからだ。
その女性の心の中はどうだろう。
恐らく胸はかきむしられるように、辛く もしかしたら、自殺を考えるかもしれない。
そのことが、むこう 200年以上も遺伝子の情報のなかに残り、起こりうるのだ。
私たちの 曾孫あたりまで、苦しむことになる。

ガンが増える。
それも子供たちのガンだ。
白血病も増える。
私の中学生のときの友人が白血病で死んだ。
髪は抜け、顔は何倍にも膨れ上がり、そして 死んだ。
かわいそうというような 生易しいものではない。
彼は、もっと生きたかっただろう。
彼は、もっと勉強も運動もしたかったにちがいない。
ボーイスカウトをやめたとき、「なんでかな?」と思ったものだった。
彼は、誰にも自分の病名を言うことさえせずに、無言でみんなの視界から去り、そしてひっそりと自宅で死んだ。
我々は病気だとは知っていたが、それはいつか治療されるものであると思っており、彼がひとりで苦しんでいる様子などは死後まで知らなかった。
彼は家族に見守られて 死んだ。
そういう、悲劇がこれからたくさん起こるだろう。

無論、東電が殺したのである。
彼らのしたことは、人殺しであり、また それまで延々と積み上げてきた人々からの強奪であり、また、電気代をあげるとか、電気を止めるといった 脅迫であり、虚偽の発表を行った詐欺でもある。

今回、新たな発表があった。
格納器に水がたまらないどころか、水がなくしたがって 燃料棒は すでに もうそこにはないということである。

したがって、燃料棒はすでにメルトダウンしており、それらがどこに行ったのかは、不明なのである。

これは二号機三号機などにも、適用されることで、スケジュールの実行など 絶対に無理だ。


どうすれば 原子力発電所を無くすことができるか

2011-05-11 17:29:56 | Weblog
全く 馬鹿げた話であるが、真剣に考えてみる価値はあるとおもう。

これは、私自身の生活パターンの反省にもなるのだが・・・

化石燃料で走る1トンの鉄でできた車で、ジムに出かける。
そこは会員制になっていて、年間かなりの金額を支払って、サービスを受ける。
エスカレーターで近代的なビルディングに入る。
どんな世界だろうか?

そこにあるものは、トレーナーであったり、気の利いたカウンターの女性であったり、あるいはジムで知り合う友人であったり、電気を使った エアコンの効いた明るいトレーニング ルームであったりする。
そこには、何台ものトレーニングマシーンが並んでおり、「さあ、今日はどれにしようかな」とまるで遊具にかこまれた幼稚園児のように、例えばバイクにまたがってみたりする。
重い鉄で出来たエクィップメントを持ち上げ、汗をかき、そして今度は、化石燃料で、異常な温度に設定されたサウナというものに入り、温水のシャワーを浴び、ジャグジーで、人工的に泡を出し、時には冬でも暖かいスイミングプールに飛び込んだりもする。

いい加減にしろと、自分の堕落を叱る気になった。
一体、おまえは何をしとるのか?と。

寒いとストーブをつける。
熱いとエアコンとつける。
1キロメートル以上なら 当然 車で行く。

つまり、原子力発電所を喜んでいるのは、こういう馬鹿な人間で、まぎれもなく私もその一人に入る。

例えば・・・
ジムで自転車をこぐぐらいなら、洗濯機を自分で漕いで 回して洗ってみたらどうだ?
ジムに車で行くくらいなら、それと同じ距離を、走ったら汗だくになるはずだろう?
トレーナーが一体何をしてくれた?メニューどおりに食べることなど出来ないのなら、やめたほうがいい。
重い鉄でできたものを持ち上げて、筋肉つけて、それで、一体、どんな役に立つ?
それなら、被災地で引越しの手伝いでもしたほうが よほどいいだろう。
サウナに入って汗をかく?走ればそれでいいだろう。
ジャグジー?
温水プール?
いい加減にしろ・・・

と思うようになった。

こんな考えから、ジムの会員証は、更新しないことにした。
自粛という格好のいいものではない。
あまりにも、恥ずかしいからだ。

本当に困ることって なんだろうか?

2011-05-10 22:55:40 | Weblog
案外、電気が止まって困ることは、少ない。
生活の中で、電気が無ければ生活できないと思うのは、今の生活水準を守ることができないということとの考え違いである。
本当は電気なんてなくても、人間はちゃんと、つい100年前まで生活してきたのである。
私の おばあちゃんの家に冷蔵庫が来たのは、今からおよそ50年前だった。
私の生まれるちょっと前。
それまでは洗濯機は、手でぐるぐると回す形のもの。
トイレはどぼん。
風呂は五右衛門。
そして、電話は無く。
もちろんテレビもなく。
冷蔵庫がやっと、来たところだった。
それでも8人の子供たちは元気に育ち、そのうちの一人の娘は私の母となった。
自然にできた農薬のない野菜を食べて、真っ赤なほっぺたの娘がちゃあんとできあがった。

今、子供は育てられる場所がない。
作物は放射能の恐れがある。
運動場で運動できないなんて、しゃれにもならない。
そして、もし 電気がなくなったらどうする?と電力会社が脅しをかける。
どうして 日本人はこんなに意気地なしになったんだろう。

電気がなくても、結構です。
私たちは幸せになれれば それでいいのです。
放射能のない世界に住みたいのです。

と ただそれだけのことを、みんなで決意して、もう一度 自分たちの生活を見直せばいいだけなのだ。

人間は、うまい飯を食って、おいしい水を飲んで、いい空気を吸って、たくさん子供たちを育てて、それでいいんです。
それ以上のことを望むのは、傲慢な贅沢というやつです。

間違っていますか?

放射能まみれのほうれん草と、魚を食べるくらいなら、電気なんて、ほんとうにいらないです。
間違ってますか?
放射能まみれの、空気を吸うくらいなら、電気なんていりません。
間違ってますか?
放射能まみれの 水を子供らに飲ませなければならないのなら、電気なんていりません。
間違ってますか?
放射能まみれの 運動場で子供たちをガンにさせるくらいなら、電気なんていりません。
間違ってますか?


法律

2011-05-09 16:42:10 | Weblog
明治維新が来たのは、1868年。
いまから約130年前。

そのときに、初めて 日本に法律というものが出来た。
それまでも、もちろん法律らしきものは あったにはあった。が、それらは、人間の不平等を堂々と謳ったものであって、中には斬り捨てごめんなどという、物騒なものまであった。
したがって、それらが法律だと呼ぶには、あまりにも 非文化的であり、かつ、国際社会では通用しないものである と当時の文化人たちは、考えた。
実際に、日本には外国人たちが寄留し始めており、それまでは、彼らを日本の法律で取り締まることができなかった。
日本に居住する外国人を日本の法律で取り締まることができたのは、明治維新より、さらに後のことである。
もっとも、平成になっても、取り締まれない外国人たちがいる。
いうまでもないことだが、米軍基地のアメリカ人のことだ。

日本とアメリカは不平等な立場である。

平等とは、今の場合で当てはめてみれば、日本の基地もアメリカ国内にあり、そして、そこにいる自衛隊員たちも、アメリカ兵と同じくして、治外法権を持つということではないだろうか?

アメリカは

日本を、兄弟だとか、友人というけれど、少なくとも 私個人の感覚では、こういう関係を友人だとか、兄弟だとは とらえることができない。
もちろん、多くの日本人にとっても、鬱屈とした気分が常にあるはずだ。
それは、米軍基地に近いところに住んでいる人ほど、強く持っている気分だろう。

日本が当たり前の国になるためには、まず米軍が国内からなくなるということが、ひとつの前提であるだろうし、そうなると、当然軍事費が大きくなり、場合によっては中国ともやりあう覚悟も必要になってくる。

いずれにせよ、それも危険だと考える人もいて、日本はいつもその大国の間に 顔色をみているしかない。

ここで、沖縄について言えば

かつて、中国と朝貢貿易を行い、日本とも薩摩藩との間に多くのさとうきびの貿易を行い、近代になってアメリカがそこに入り、本当に多くの大国(この大国の中には、日本もまたあるいは、台湾も入るのだ)から翻弄されながらも 器用に生き延びてきた。

そのスケールは、沖縄の人々が考えているよりも相当に大きいものであったはずだが、沖縄の人々は いつも、どこか緊張感のない笑顔をみせている。
とても ヒューマニズムにあふれた彼らの屈託のない笑顔は、どうしてこんなに過酷な歴史を乗り越えてこれたのだろうか?と不思議に思わせるほどのものだ。
いや、もしかしたら、そういう彼らだったから、乗り越えることができたのかもしれないな・・・などとも思える。

日本がひとつになった。
そうテレビではよく言うようになった。
私は、そうは思わない。
日本は、深く分裂した。
それは、金儲けをしてきた原子力発電所とそれを受け入れてきた自治体と そして 今後高くなる電気料金と、税金のなかで、深く深く、そして長い期間・・・おそらく私たちの孫の代まで傷ついたのである。

ただ、ひとつの それもとても日本的な見方をして言うならば・・・

昭和の時代
戦争が終わり 玉音放送があって、そのとき日本人は、昭和天皇との間に、ひとつの契約がなされた。
それは、マッカーサーを受け入れるということであり、アメリカを受け入れるということであり、また、もう一度頑張るという結束であった。
人々は、涙を流しながら、あるものは決意を新たにし、あるものは 何もかも失った虚無感に襲われ、あるいは悔しがり あるいは歓喜した。
それは、それぞれの胸のうちにあった、個別のものであったとしても、ひとつの区切りができたわけだ。

平成は、昭和から、なんとなく「変わった」
なんとなくの中には、多くの正と負の遺産が含まれており、それを人々は、ただ あまり考えずに受け入れれば それでよかった。
そして、今回の地震。
平成23年 3月11日と言う日
大きく地震が起こった。
そして、数日後・・・
価値観は、大きく覆され、図らずも 平成天皇の玉音放送が流れ、新たな天皇との契約が為された。
それを持って、日本がひとつになったというならば、そういう意味では、正しいだろう。
天皇は、被災地に向かい、かなりスプリチュアルな見方で言うならば、そこで、祈祷をなされた。

これが、新たな契約であったかもしれない。

繰り返すが、この意味では日本はまたひとつになった。
ただ、何を受け入れるのか?と言う点では、分からないままの・・・方向性のないひとつになったのである。

偶然、原子力発電所の事故が同時多発的に起こったことは、しかし、我々の生き方にたいして ひとつの大きな選択肢を与えることとなったと 私は観ている。

それまでの 繁栄と虚栄の時代から、人間性とライフスタイルを見直すという時代へと 移行しつつあるのではないだろうか?
ならば・・・
もし、そうならば
もう一度 本当の意味での繁栄と、そして 幸せの定義を考え直してみるべきではないだろうか?

私たちは、身丈以上のものを あまりにも 求めすぎていた。

電気を使うなら、自分の家で太陽光と風力で賄える以上のものは もう 使わない。
そんな風に日本中が変われば、自然と 原子力発電所という恐ろしいものと 隣同士で生活しなければならない恐怖からも解放されるだろう。
工業製品に多くの電気が必要ならば、どうして 地熱や、海流を使おうとしないのか?
アメリカからの圧力に、沖縄の人たちのように笑顔で、立ち向かう勇気を本土の人間たちは見習うべきだろう。
アメリカが推進する原発事業、石油貿易、物量には、日本のものさしが世界に通用しなければならないわけだが・・・

しかし、それらは、きれいごとである。

ここからが、より深く我々の住んでいる社会・・・世界をもっとよく考えなければならない部分に入ってくる。

この文章は、はじめ、法律について書いている。
明治のとき、日本の持ってきた法律は、ドイツ製だった。
ドイツの法律をかなりの部分、輸入してきたのである。
それは、アングロサクソン、ジャーマン フレンチ・・・いずれにせよヨーロッパの考え方を、そのままに植えつけた。

したがって、どうしても、法律はヨーロッパのほうが一日の長がある。
日本にはアメリカの軍隊、コカコーラ そして、ついに、欧米の会計スタンダードを受け入れることになった。
これにより、今まで黒字だった企業会計が実は赤字であるということにもなり、ジャパンプレミアムというべく日本たたきが、1990年代半ばに散々行われてきたように、日本はやられた。
平成の黒船とかビッグ バンなどといわれたが、多くの人は(政治かも含めて)その会計システムの変化についての意味を理解していなかった。
私自身 会計士でもあるので、この点を少し一般の人よりも理解しているつもりだが・・・
これは、言うなれば、ソフトな戦争であったろうし、また日本はその戦争の当事者が自分たちであることも知らないままいつの間にか敗戦を迎えていたといった様子だった。
トランプのババ抜きをしていたら、みんなジョーカーのカードがどれなのかを知っていて ババを日本だけが持たされていたというような話だった。
ゲームははじめから 日本だけが負けるようになっていたのである。
考えてみれば当然である。
当時13カ国で話し合いが行われたが、白人でなかったのは、唯一 わが国日本人だけだったのだ。


当時の大蔵省の官僚たちは、おそらくここまで 欧米軍団が日本をつぶすということに血眼を上げているとは 想像さえしていなかったであろう。
なぜなら、多くの官僚たちは日本の国内でちやほやされて、東京大学を出た人たちであって、海外で差別を受けたことがない人たちばかりだからだ。
だから、彼らは外国人といえば、サンタクロースのように気前が良くて、ジョニーデップのように颯爽と現れて悪者を退治してくれて、あるいはスーパーマンのように強く、そして、オリビアニュートンジョンのように、きれいでやさしく そよ風のように、日本を愛に満ちた眼差しで見守ってくれていると 思っていたとしても 不思議は無い。
なぜなら、外国人をみるとき、ほとんどの場合は映画を通してであり、実際にひどい差別などを受けた経験がなかったからだ。
白人の差別は、特に異人種に対する差別は・・・それはそれは、きついものなのである。
これは、20年ほど白人社会でもまれてみなければ、ちょっと理解できない感覚だろう。
だから、確定的に断言できるのは、日本の官僚たちは、本当の意味において、差別を受けるということの なんたるかを机上の上でしか知らず 実体験としては、全く理解できていない。のである。

日本のとった手段。
アジアクラッシュの後、日本は、ますます消極的な方法で乗り切ろうとした。
乗り切れることはおおよそ不可能とも思われたが、9・11でアメリカの目が中東に向いていき その後、財政破綻が起こり、また、EUも多くの内包問題(ギリシャ、アイスランド、スペイン ポルトガル)によって、日本どころではなくなってしまった。
ある意味、日本のとっていた消極的な手法は 正しかったともいえる。
資産が減っていても戦争には行く必要のない日本がそこにはあったからだ。
しかし、中国の台頭によって、事態は思いがけない方向に向いている。
日本の科学技術力も、また3・11によって、国際的に下げる結果ともなってしまった。
日本は、会計システムの変更を余儀なくされ それは、2015年か2016年までIFRSの適用を 「ぶらかし」作戦で引き伸ばそうとしている。
しかし、アメリカは2014年に批准し、スイス・オーストラリアなどは2005年にすでに批准、韓国でさえ、今年中に批准するので、彼らは、海外からの融資を同じ経理処理を示すことによってより受けやすくなっている。
これは企業にとっては、致命的で、ある。
経団連はすでにオーストラリアに人を出し、どのくらいそのためにコストがかかるか、人的資源の確保などのために動いている。古い日本の会計士にはついてこれないからだ。

本当の意味でのビッグバンは、2015年以降に控えており、それまでにまだまだ日本の経済は低迷を続けることになる。

それでも

まら中国よりはマシだ。
なぜなら、彼らは その会計システムの国際化がどれほど投資家にとって重要な指標となりうるかと言うことを まだまだ過小評価しているからである。

国際水準というのは、言うまでも無く欧米スタンダードのことだ。
日本は、これを早く学びそして早く追いつかなければならないのだ。

私は、とても大きな危惧を抱いている。
だが、日本では一部の人間をのぞいて、ほとんどその怖さも知らないし、それが理解できるだけの知識さえない。









放射能をめぐる政府の対策 (おそまつすぎて涙も出ない)

2011-05-08 10:37:07 | Weblog
福島の小学校の校庭の表土には、毎時3ミリシーベルトを超える放射能が検出された。
その時点で、もし、子供たちの未来、健康を第一と考える大人ならば、転居をさせるだろう。
そのために必要な資金、および生活の保障などすべては、東電が自腹で支払わなければならない。
東電がしでかした事故なのだから、当然、その被疑者が被害者に支払う義務があるからである。
政府は、東電が破産したときに、電気の供給が止まらないために、一時的に東電を政府管轄として、その後の補償を続ける義務がある。なぜなら、東電に今までの運用、会社経営 および 原発認可をしてきたのは、ほかならぬ日本政府そのものであったからである。また、それを推進してきたのは、今 野党で言いたい事を言っている諸悪の根源である、自由民主党に他ならない。当然、彼らを、先生と奉ってきた無知な国民たちにも同じ責任があるので、税金がそのために高くなるのは、仕方が無いだろう。
民主党は、原発の停止を直ぐに命じない限り、自民党と同じ責任を持つことになる。
しかし、民主党のかかげていた維新などという言葉は、彼らの現在のありかたをみるとき、情けないほど あとかたもない。
そして、自民党と民主党が、お互いをなじりあっているこの今の瞬間も、放射能は出続けており、子供たちを殺している。
そう、これは国が子供たちを殺しているのと同じことだと 私は言っているのである。
是非、自民党、民主党の党員の愛する孫や、ひ孫、子供たちにも福島の野菜を食べて、同じ小学校に通わせると言う強制的な立法を立てて欲しい。
そうしなければ、フェアではない。
なぜ、そうまでいうのかというと、こういう記事を読んだからだ。

最初、放射のが出た表土を削り取った。
それを、ごみ処理場に持っていこうとしたら、当然のことながら、反対された。
そこで、処理に困り、とりあえず校庭のすみに積んで、ビニールシートをかけた。
今度は、上の土と下の土を入れ替えるとどうなるかと言っている。

まったく おそまつ
おそまつの 行ったり来たり・・・
涙も出ないよ

上の土と下の土は自然に混じってしまうし、下の土からで続ける放射能は上の土を通り越して出てくるし、そんな地雷つきの校庭でどこの親が遊ばせることができるだろうか?


善と悪

2011-05-08 00:37:50 | フリーメーソン
何が善で 何が悪なのか。

絶対に 悪 もなければ 絶対に 善というものも ない。

そのなかで、私たちは、自分なりに選んで生きている。

それも、かなり迷いながら。

今回の原発事故も、そうだった。
多くの科学者にとっても、私自身にとっても、原発に事故があるなどということは、ありえない話だったのだ。
つい、2ヶ月前までは。

観念としては、なんとなくではあったが、恐ろしいものだという気持ちはあった。
しかし、あくまで、それは 観念としてのものだった。

ところが・・・
 現実に爆発が起こって、それが飛び散り、多くの人が 被爆した。

東京でも今後30年間、多くの被爆者のガンや白血病が出てくることが、確実である。
数値で言えば、東京から岩手までの人口が およそ2500万人として、そこに20ミリシーベルトの放射能が、年間に厚生省の認可どおりに降り注いだら、1万人に対して40人の死者が出る。
つまり、40人×2500=100、000人のガン患者、白血病患者などが、東日本に出る。
これは、外部からの侵入した放射能のみの計算で、プラス、水、食物を合わせると、その3倍程度になる。
つまり、80人に一人くらいの割合で、ガン患者が直接の影響でおこり、亡くなる。

私の計算など、まったく当てにならないが、それでも、控えめな数字だと思っている。
それに、奇形が産まれることもある。
それはそれは、放射能というものは、実に 恐ろしいものだ。

そこで、今日のテーマ、
何が善で何が悪かを、真剣に考えてみたい。

恐らく、放射能を撒き散らすことより、悪いことは、他には見当たらないのではないだろうか?
この点、私などは、ほとんど 天使だと言って良いほど、善人だと思う。

原発 マフィア

2011-05-07 13:02:15 | Weblog
今日は、久しぶりの休日であり、ここのところ、様々なことで忙殺されてきたなかで、ほとんど書きなぐるように書いてきたブログだった。
だが、今日、こんなニュースを知った。

監督官庁の経済産業省幹部からも「海外に誤ったメッセージを送りかねない」との声が上がった。

 「今まで実施してきた政策と矛盾する。(首相は運転停止の)根拠と考え方を示すべきだ」

 日本原子力学会の沢田隆副会長はこう強調し、「浜岡原発は保安院に求められた対策へ手を打っている。このタイミングでの要請は不思議だ」と指摘する。


菅首相が、ほとんど 初めてと言っていいくらい、まともなことをした。
それが、浜岡原発の停止命令である。
それを、経済産業省の官僚たちが真っ向から反対している。

海外に誤ったメッセージを送りかねない・・・の海外とは、アメリカをさしている。
実際、アメリカから購入した原発が今回も暴発しているのである。

オーストラリアもさらに原発を作るとジュリア ギラード首相が公言し、それを多くの産業界がバックアップしている。
もっとも
アメリカとか、オーストラリアには人のいない地域がたくさんあり、仮に原発が暴発しても、その被害は日本の比ではない。
だが、日本のような地震大国で、小さな島国には原発は 似合わない。
似合わない産業構造ならば、やらないほうがいい。
経済的にも損失は大きい。
経済産業を言うならば、原発は 恐ろしく非効率、かつ、危険で、しかも高くつく代物である。
今後の、維持費、および補償を考えると天文学的数字になる。
なのに、なぜすすめるのか?
それは、アメリカが、「やれ」と言っているからだ。
経済産業省にとって アメリカは、絶対である。
絶対のアメリカが、やれ、と言えばやらなければ、輸出がストップし、日本は干上がってしまうのである。

つまり、すべての原発マフィアの大黒幕は、アメリカにいる。
・・・またフリーメーソンがここで 出てくることになるのだったら、嫌だなあ。
なんだか、フリーメーソンである自分自身が悪党の中にいるみたいな気になる。

しかし、アメリカの産業の中心には多くのメーソンのメンバーがおり、また、オーストラリアの原子力、それにウラニウム鉱山関連にも 多くのメンバーがいる。つまり、メーソンがそれを推進していると言われても仕方ないくらい影響力があるのである。
だが、一方 私のような風変わりで そういう原発に対して反発をもっているメーソンもいるしそれは、私一人ではない。
もともとをたどって言えば・・・

フリーメーソンは、そういうものを推進したり 反対したりする協会ではないのである。

ところで、この原発の推進を止める唯一の方程式が 存在する。

SWOTアナリストによれば、おそらく、Tの部分。

サブスティチュート イノベーション
新時代のエネルギーの発見であろう。
そして、それができる技術力、人的資源、さらには、地理的条件と自然環境、そのすべてを備えている国は、日本しかない。

昨日の友 2

2011-05-07 08:38:04 | 世界情勢
ビンラーディンの死とともに、世界が今後、どう変わっていくのか?
そのなかで、日本はどう変化する世界に 関わっていくのか?

について、書こうと思っている。
もちろん、東日本大地震と原発問題についても 継続的に書くが、今日は、その問題については、書かない。それは、私の時間が無いためで、決して収束したからではなく、今もブスブスと問題は大きくなりつつあるのだが、無能な政治家を選んだ自らのおとしまえを、日本人はとらなければならない。原子力発電所に反対する党が共産党と社会党しかないというのも、今の日本の選択の幅を縮めているように思える。

さて・・・
日本は、今、どうなっていますか?

ざっと言えば・・・

ロシアは新たな基地を北方領土に設ける。
韓国は竹島(独島)に新たに軍事基地を作りつつある。
中国はすでに尖閣諸島が自分たちの所有であると公言して、憚らない。

この三つのことは、ほぼここ2年の間に、同時進行で進んできた。
その理由は、経済にある。
2008年 リーマンショック以降、アメリカ ドルは下がり続け、アメリカ経済の疲弊とともに、世界の経済軸が、中国へとシフトしてきている。
アメリカは、イラク、アフガニスタンの戦争で国費を莫大に投資し、見返りもなく、世界世論はむしろアメリカに冷たくさえあった。

そのアメリカがビンラーディンを 殺した。
ここで一つの おおきな節目が出来たわけだ。
もちろん、まだ小さな問題はくすぶっている。
カダフィーはまだ生きているという評論家もいれば、パキスタンはビンラーディンを匿っていたのか、それとも本当に知らなかったと言うけれどそれほど 無能だったのか。のジレンマにはまっており、匿っていたとは 口が裂けても言えない(実際は 匿っていた)。しかし、アメリカにとってはターゲットになることは確実だ。
なぜなら、アメリカにとっての、本来の敵は、パキスタンでもなければ、リビアでもなく、また、カダフィーでもないからだ。
では アメリカにとっての敵とはどこか?

おもしろい、データーがある。

Year GDP(yuan) GDP growth.. Yuan/USD. China GDP US GDP Japan China%of US
2000 9.92 8.4 8.27 1.20 9.76 4.65 12.3%
2001 10.6 8.3 8.27 1.32 10.1 4.09 13.1%
2002 11 9.1 8.27 1.45 10.42 3.90 13.9%
2003 13 10.0 8.27 1.64 10.92 4.23 15.0%
2004 15.9 10.1 8.27 1.92 11.68 4.58 16.4%
2005 18.31 9.9 8.1 2.23 12.42 4.53 18.0%
2006 20.94 10.7 7.97 2.67 13.2 4.34 20.2%
2007 24.66 11.9 7.6 3.38 13.8 4.38 24.5%
2008 31.4 9.6 6.83 4.59 14.3 4.87 32%
2009 34.1 9.1 6.83 5.03 14.3 5.07 35%
2010e 38 10.5 6.65 5.71 14.6 5.3 39%
2011e 42 9.6 6.49 6.47 14.9 5.6 43.4%


この表を じっくり見ればアメリカは 決して悪い指標を示していない。
むろん これだけで判断できるものではないが、それにしても 中国が異常に発展しているか、のように見える。

現実の中国はどうだろう?
99.1%を中国政府は、海外からの借り入れなどでまかなっており、その金をマネーサプライで国内にばらまいている。
土地の値上がりによって、中国の田舎では、それを担保、もしくは売却によって潤い、その金をどう使うかというストラテジーもなくただ、湯水のように使っている。
何に使うかというと、誰も入らない 箱物をどんどんと建てるということだ。

もちろん、日本の株式にも参戦しているしシドニーの不動産バブルにもその資金は使われている。

そのバブルがもうすぐ崩壊していくのは、ほぼ確実となった。
早ければ、今月中に、遅くとも 秋以降に、始まるだろう。
中国の落ちぶれ方は、かなり激しく、そのために人民の不満が爆発しあちこちで、デモ活動がはじまる。
そうなると、中国政府はどうするか?

これからは、私の推測である。
おそらく・・・
人民の不満を海外に向けさせる方向をとるであろう。
そのためには、鬼子である日本をターゲットにするはずだ。
もちろん、台湾、そして台湾海峡も緊張する。
チベットも、暴動をおさえるために、戦争状態になるはずだ。
北朝鮮の挑発活動は、いまよりももっと、活発になり、韓国との全面戦争に発展しかねない。

すると、アメリカはどう出るか?
アメリカにとって、もっとも危惧している地域がある。
それは 幸か不幸か、日本近海・・・ましてや尖閣諸島などという誰もすんでいない地域ではない。
ここに、中国の漁船が大量に押しかけても、すぐには戦争にならない。
誰も死なないからである。

アメリカにとって、一番戦争になってほしくない地域。
それは インド、パキスタンのすでに、いつ戦争になっても不思議ではない地域であり、インド中国の領土問題でぴりぴりする カシミア地方である。
中国とパキスタンは歴史的にも深い結びつきがあり、パキスタンとアメリカが戦うことになれば中国は100%パキスタンをバックアップする。
と、同時に、アメリカはシンガポール沖を通過する中国オイルタンカーを封鎖するので、中国はそこでも軍事活動をしなければならなくなる。
そのために、空母が必要になるわけだ。(今中国は、ほとんど、慌ててと表現して良いほどの勢いで、空母を建造している。それはもうすぐ就航される)
アメリカは、インド、韓国、フィリピン そして、もちろん、日本とともに、対中国戦争を、局地的にあちこちから進める。
日本は、賢くその直接の砲火を 避けることができるだろう。
直接攻撃が中国から為されない限り・・・かりに、中国の軍部が暴走しない限り・・・日本には憲法9条があるからだ。
しかし、中国軍部の士気は高く、日本憎しの風潮は強い。
軍部の暴走はいつでも 起こりうるシナリオであることを、もう一度 書いておかなければならないだろう。
またその時に起こるであろう 日本と中国の悲劇のシナリオについてもいずれ 書かなければならないだろうとは思うが、今は控える。

次回は、ビンラーディン 捕捉のなぜ?
について書きたい。

なぜ 今なのか?

なぜ それが、パキスタン国内でなければならなかったのか?


昨日の友 (死体画像があるので ご注意ください)

2011-05-04 19:29:12 | 世界情勢
かつて、オサマ ビン ラーディンとブッシュ ファミリーは仲の良い ビジネスパートナーだった。
彼らは、敵同士ではなかったし、じつは、今でも仲が良いのだといわれている。
しかし、実際のところ、どうなんだろう。
ブッシュの会見に使われた写真をめぐって様々な憶測がある。
この死んだように見える男、オサマ ビン ラーディンの写真に疑問があるというものだ。
この赤線の部分以下が 合成だという。
もともとの死者の顔 左、と真ん中の写真 オサマ ビン ラーディン そして 最終の合成写真と言われている物
しかし、実際の襲撃現場で撮られた写真はこの上のどのオサマ ビン ラーディンとも違うように見える。鼻柱は高く、もしかしたら、これは本当のものかもしれない。

まあ、それにしても、オサマ ビン ラーディンはすでに死んだものとして、随分前から言われていた。
いずれにせよ、彼には、影響力はもうすでに なかった。
イスラムも、彼にはついていけない という意見が大半だった。

分かったことから言えば、すでに彼は 用済みの人間だということだ。

われわれが、考えなければならないことは、なぜ? なのか?

私は、アメリカが次のターゲット、に対してすでにミッションを立て、作戦を遂行する段階に入ったとみる。
では次のターゲットととは、どこか?

これについては、今週末に書きたいと思う。