台湾ワン!(Taiwan One!)

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映画・トロッコ(『軌道礦車』ー台湾東部を舞台の人間ドラマ)

2010年05月19日 | お役立ち情報
台湾東部の美しい自然風景の中に織り出されるささやかな日本と台湾の家族物語。

監督が原作「トロッコ」を映画化するにあたって、なかなかいいロケーションに出会えずに悩んでいるときに、偶然台湾に「懐かしい日本の原風景」をみつけ、今回の作品に結びつけた。

日本統治時代に敷設された、トロッコに結ばれた2つの家族の間で繰り広げられる、家族だからこその憎しみや愛情、葛藤の人間ドラマ。見ている最中はずっと胸がキュンと締め付けられ、見終わったら「田舎の親はいま元気にしてるかな?』と電話したくなる作品。

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(以下、宣伝チラシ・公式サイトより)
芥川龍之介不朽の名作「トロッコ」が緑きらめく台湾を舞台に、いま色鮮やかによみがえる。

はじめて訪れたある夏の日、敦は急死した台湾人の父親の遺灰を届けるために、弟と日本人の母親と、台湾の小さな村にやって来た。素直に甘えられる弟とは対照的に、敦は悲しみも母親を案ずる気持ちも、小さな胸の中にしまい込んでいる。そんな心情をくみとる余裕がない若い母親とは、どこかギクシャクした毎日を東京では過ごしていた。

“近くて遠かった”父親の故郷では、日本語を話す優しいおじいちゃんが待っていた。敦が父親から譲りうけた大事な写真に写るトロッコの場所も一緒に探してくれる。―――数日後、ある決意を胸にトロッコに乗り込む敦。最初はそのスピードに胸を躍らせるが、鬱蒼とした森の奥へと進むにつれて不安がもたげてくる・・・・。

ささやかな冒険と、おじいちゃんが教えてくれた、たくさんの大切なこと。夏の終わりには、敦から暗い表情が消え、たくましい笑顔が見られるようになっていた。母親もまた、雄大な自然の懐に抱かれ、子供との繋がりをゆっくりと見つめ直す。愛する人を亡くしバラバラになりかけていた一家は、“家族の絆”という心の宝物を、この旅で手に入れた。

【故事大綱】(中文)
  住在東京的矢野敦(Atsushi,8歲)和凱(Toki,6歲)兩兄弟,父親為台灣人,母親是日本,兩個人在父母的關愛下幸福的成長。
但是,某一天,兩個男孩最愛的父親卻不幸病倒了,沒多久就這樣離開了人世…。
「有機會我們一起回去台灣,去看看爸爸的故鄉」爸爸生前一直掛在嘴邊的話語都還沒來得及實現,爸爸就這樣不在了。
沒想到,敦和凱第一次到台灣,居然是媽媽帶著兩兄弟,將父親的遺骨送回台灣中南部的故鄉安葬。
企劃動機

【企画動機】(中文)
本作品『軌道礦車』的故事改編自於「芥川龍之介」(1914-1927年)的著名同名短篇小說,原作的時代背景設定(原作以日本大正時代後期(1920年代)的伊豆為舞臺) 改為現代的臺灣,以「少年的成長」和「親人間的繫絆」為主題的故事。
原著小說是日本人幾十年前在學校都會讀到的作品,但鮮明的故事至今仍長駐在每個日本人心中。
我們一直想把『軌道礦車』拍成電影,但尋尋覓覓卻無法在日本國內找到可拍攝的場地.正在煩惱之際,我們發現了"台灣" -一個擁有「令人莫名懷念不已美麗田園風景」的國度。
近年來,台灣出現了多部享譽國際的作品;台灣電影人與日本電影創作者在創作的感性上更是極為相近。
因此,我們希望透過與台灣電影人的合作,能擴大創作視野以及市場,創作出更具有國際影響力的電影「軌道礦車」。

2010年5月22日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー


詳しくは「トロッコ公式サイト」






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