台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...
台北に住む妹のマンションを大公開!妹は国民住宅(guo2 min2 zhu4 zhai2,日本でいう公団)の4LDK中古屋(zhong1 gu3 wu1,中古物件)を1000万元(約3500万円)弱で購入、300万元(約1000万円)をかけて内装を一新した。
玄関xuan2 guan1を入ってすぐのところが餐卓(can1 zhuo1,食卓)。玄関から奥の房間(fang2 jian1,部屋)への通路が横にあるのもあり、かなり「とりあえずある」的な感じ。写真左側の自行車(zi4 xing2 che1,自転車)は義理の弟の趣味。
玄関を入って左側が一番広い部屋の客庁(ke4 ting1,リビング)。テレビは週末以外はほとんど子どもたちに見させないとか。
真っ白な厨房(chu2 fang2,台所)、ビルトインの洗碗機(xi3 wan3 ji1,食洗機)もついている。昼間は電気つけなくても自然光が入るから明るい。奥の扉をあけると洗濯もの干し場。
洗衣機(xi3 yi1 ji1,洗濯機)置き場と晒衣場(shai4 yi1 chang3,洗濯もの干し場)。物干竿はロープで上下可能、雨の心配もない。時間かけて探したかいがあったという。
主{臣ト}室(zhu3 wo4 shi4,主寝室)。やさしい間接照明jian4 jie1 zhao4 ming2と大容量の衣櫃(yi1 gui4,タンス)が気に入ったとか。奥が主寝室専用の衛浴設備(wei4 yu4 she4 bei4,バストイレ)。
もう一ケ所のバストイレユニット。明るくて浴缸(yu4 gang1,バスタブ)もついていて日本とさほど変わらないが、シャワーのあと地面がベチャベチャ。そう!シャワーカーテンがないのだ。実家も友達の家もみんなそう。ホテルの部屋には100%ついてるのに、なんで普通の家にはないのかな?どうせあとで自然乾燥するから?だいぶ日本人化した私には、もう理解ができない。
台湾の風物詩でもある「鉄窓」(tie3 chuang1,鉄格子)、小偸(xiao3 tou1,泥棒)が多いのが理由。台湾の親戚qin1 qi1が日本を旅行とき、「日本為什{ノム}没有鉄窓?」(日本はなんで鉄格子がないの?)と導遊(dao3 you2,ガイド)に聞いたのを思い出す。台湾では低層階はもちろん、こんなところは絶対上って来れないでしょうという高層階もつけるのが当たり前。我が家の陽台(yang2 tai2,ベランダ)の外壁に鉄格子がついてるのを想像すると...、被子(bei4 zi,ふとん)は干せないわ、部屋が暗くなるわ、息も詰まりそうだわ。
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「ギョギョっ!ぱっちりお目目がたくさん!見られてるみたいでこわい~。」(目玉恐怖症の方へ:ごめんなさい!)
「魚の首だらけって、どういうことだ!」
「いやいや、わかってないね。実はその首がいいんだよ!」
この魚の名は「風目魚」shi1 mu4 yu2(※本当の字は「風」に左払いが欠けたもの)、日本では見かけないが台湾ではいたって普通の魚。サバぐらいにポピュラーかな?体型も似ているけど、白身魚だ。脂をたっぷり蓄えたお腹の部分だけを使って米と炊く「風目魚粥zhou1」はシンプルな塩味だけど、仕上げにぱらぱらとかける「香菜」xiang1 cai4の香りが食欲を高め、いくら食べても胃がもたれないし飽きない。
さて、タイトルの「風目魚で美肌」ってなに?実はこの魚はほっぺの肉が他の魚より分厚くてコラーゲンたっぷり。その部分を集中的に食べると最高の美容食ではないかと思って。
でも入手にはルートがあって、どこのスーパーでも売ってる品じゃない。うちの場合は実家の近所にこの魚の缶詰工場があり(父が若い頃勤めていた)、毎朝工場から不要の部位がたくさん放出される。父が「コネ」でそれをもらってきて、醤油や酒、砂糖、塩、ショウガ、唐辛子などで味付けし煮付けを作る。
食べる時は、ほっぺだけじゃなくて豪快にいきます。目や脳みそ、骨も噛み砕き髄を吸う、そんなワイルドな食べ方が台湾流。
そういえば、主人が初めて実家に食事に来たとき、父が魚の骨を「ペッ!ペッ!」とお皿に出すのを見て驚いたそう。その感想を聞いた私もビックリ。だってそうやらないと細かい骨はどうやって出すの?と逆に聞き返した。でもよく考えたら、きっとそれは初めて日本に来た外国人が、日本人が音を立てて麺類を食べる光景を見たときと同じ衝撃だろうな。ちなみに、台湾人はスープ麺は一旦レンゲに載せてから口に運ぶから静かなのです。
話が少し遠くなってしまった。とにかく海に近い実家に帰ると、エビ一匹いくら、貝柱一個いくらの計算から開放され、どっさどさ食卓に上る海の幸を満喫してエネルギー補給してます。
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(Yahoo!ニュースより)日本人観光客に補助金=中国人誘致も当て外れ-2008年10月14日17時51分配信 時事通信
【台北14日時事】
台湾は日本人観光客の誘致を目的に、補助金を支給する方針だ。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の高騰や景気低迷などで、日本人観光客が減少しているのを受けた措置。
馬英九政権が鳴り物入りで打ち出した中国人観光客の誘致も当てが外れており、補助金支給でドル箱の日本人観光客を呼び込む。
対象は団体旅行客で、2万5000人を上限に一人3000元(約1万円)を旅行会社などを通じて支給する。これとは別に、航空会社に燃油サーチャージ代の一部を補てんし、個人旅行客も誘致する。早ければ年内にも始める意向だ。
交通部(交通省)観光局によると、今年9月末までの日本人観光客数は約80万5000人と、前年同期比5万4000人以上も減少。昨年は通年で116万6380人と過去最多で、国・地域別でも首位だった。
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台湾に行ったら、スーパーでのお買物のも楽しみの一つですね。こんなE-DM(インタネットDM)をぜひご参考に!
■愛買
JPG(写真)形式データをダウンロード。(時間が少々かかる)
■頂好
24H営業店が多いのが売りのスーパー。上方の「請点選dian4 xuan3下方9張小図、可観看本週完整最新特価te4 jia4目録mu4 lu4」(下の9枚の写真をクリックすると、今週のセールのカタログをご覧いただけます)と書いてある真下の写真のどれかをクリック。
■台湾楓康超市
ページをめくるタイプのE-DM。右下のボタンをクリック。
ボタンの意味:上一頁(shang4 yi2 ye4 前のページ)、回目録(hui2 mu4 lu4 カタログに戻る)、自動播放(zi4 dong4 bo1 fang4 自動再生)、型録[予頁]覧(xing2 lu4 yu4 lan3 全てのページ)、放大観看(fang4 da4 guan1 kan4 拡大)、下一頁(xia4 yi2 ye4次のページ)。
■MATSUSEI松青
日系スーパー。「立即li4 ji2線上xian4 shang4瀏覧liu2 lan3」(いますぐご覧になる)をクリック。
それでは、台湾のスーパーのバーチャルショッピングをお楽しみください~!
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朝日新聞の「特派員メモ」にこんな記事があった。
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やってしまった。台湾から中国に出張し、上海から南京行きの新幹線に乗った。新聞を買おうと車内販売の若い女性に「小姐」と呼びかけた。女性は露骨に嫌な顔をして無視し、周りの数人の乗客が私の顔をじろじろ見た。
小姐は「お嬢さん」の中国語。台湾では年齢を問わず女性を呼びかける時に使える便利な言葉で、口にしない日はない。だが中国ではクラブなどの接客女性を指す。車内販売の彼女はサービス係を意味する「服務員」と呼ぶのが正しい。気をつけていたつもりだが慣れは怖い。逆に台湾で女性を「服務員」fu2 wu4 yuan2と読んだら、これまた失礼になる。
中国と台湾。50年以上も交流が途絶えたら語彙に違いが出ても不思議ではない。
政治・経済用語はほぼ同じだが日常用語が厄介だ。トイレは台湾では「洗手間」xi3 shou3 jian1で中国では「衛生間」wei4 sheng1 jian1。「タクシーに乗る」の俗語は中国で「打的」da3 di1だが、台湾では「搭小黄」da1 xiao3 huang2となる。台湾では金銭の不正取得は「A銭」と言って新聞の見出しにもなるが、中国人は理解できないらしい。
馬英久政権になって中台交流が活発化し台湾の本屋では用語の違いを解説した本が売れている。「一国両制zhi4」ならぬ「一国両字zi4」解消の日は来るのだろうか。
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台湾では「小姐」は職場で年齢(どんなに年配の方でも)・未既婚問わず使える便利な単語。街で「すいません!」と女性に話しかけるときや、レストランでウェター(おばさんでも)に呼びかけるときも大活躍。もちろん記事の元となった問題の「飲み屋の接客女性」の意味もある。たとえば「彼女は飲み屋でホステスをやっている」は「[女也]在酒家当小姐」。とにかく「小姐」は職場であれば、どんな職場でもとりあえず通用する汎用語。
(※職場以外なら、たとえば街で年配者に話しかけるときは個人的に「這位阿[女夷]a1yi2」または「這位[女馬][女馬]」がお勧め。年配者に「小姐」と呼ぶとかえってふざけて聞こえて失礼だから。微妙な熟女の場合は...、若く見られるからと喜ばれることもなきしもあらず...。そのへんは個人差ということで)
台湾人はなぜ中国人のように「小姐」と呼ばれても怒らないの?わたし的には「場所と状況」だと思う。どうみても「ノーマル」の場合は、誰でも自分が「ホステス」と呼ばれている気がしないから。記事を書いた記者もそういう台湾に慣れていて、ついやってしまったのだ。改めて言葉の習慣の違いを再認識。
ちなみに「服務員」はわたし的に「ふた」昔前の響き。適切かどうかわからないが、いまのJRからみた「国鉄」時代といったところでしょうか。
トイレは台湾では一般的に「洗手間」または「厠所」ce4 suo3というが、わたしはさほど親しくない相手の場合は、「用を足す」からイメージが遠い「洗手間」をよく使い、親しい間柄なら「厠所」と言っても恥ずかしくない。中国の「衛生間」は漢字の意味から、台湾人でも意味を理解できるが、「服務員」と同じく「遠い時代の言葉」に感じられてしまうから、中国に行ってもくおそらく口にはしないでしょう。(なにを言う?やはり「洗手間」か「厠所」に徹します。)
「タクシーに乗る」はなぜ中国で俗に「打的」という?香港辺りからの影響だと思う。香港ではタクシーのことを「的士」と音訳される。もちろん発音は広東語で標準語ではないが、標準語に乗って全国に行き渡るようになったと考えられる。それに「動作をする」の意味をもつ「打」と組み合わさって、「タクシーに乗る」が「打的」になる。
記者が取り上げた「搭小黄」はわりと新しい流行語じゃないかな?いまでもやはり「搭計程車」da1 ji4 cheng2 che1が主流だと思う。台湾はアメリカにまねてタクシーがすべて黄色い車体。その色から愛称「小黄」となったのでしょ。(実はわたし、この記事を見てはじめて知った)
余談だが、以前勤めた会社の中国人スタッフから「小黄」と呼ばれていた。中国ではそうかどうか不明だが、実は台湾で一番ポピュラーな「小黄」は、どこでも必ずいる野良の黄色い犬のこと!だから、呼ばれるたびに自分が犬になった気分...。
最後は金銭の不正取得の「A銭」。「A」は確か台湾語の「脅迫・強要」を意味する動詞の当て字だと思う。中国の方が理解できないのも当然のこと。
いずれにしても「一国両制zhi4」も「一国両字zi4」も、よっぽどのことが起きない限り、解消することはないでしょう。と私は思う。
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