グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

川場村散歩 ゲンジボタル

2011年07月08日 23時25分15秒 | ホタル
今日は四国から東海地方で梅雨が明けたようですが、職場のある川場村も蒸し暑い一日でした。
風もなく蒸し暑い日は、絶好の蛍日和。
ということで、今宵は、職場の近くを流れる小川でゲンジボタルの光の舞を楽しみました。

ふわふわと舞うホタルの光は、いいものですねぇ
写真は、あまり上手に撮れませんでしたが・・・(^^;)


ホタルの仲間は世界中に約2,000種、日本には約50種が生息しているといわれています。日本でホタルと言えばゲンジボタルとヘイケボタルで、両種とも幼虫時代は水中で生活しています。だからホタル水辺の昆虫というイメージがありますが、実は、幼虫が水中で生活する種類は、ホタル全体の中では極めて特殊です。大多数のホタルは幼虫時代も陸上で生活しています。

ホタルに興味を持っている人にお勧めの本
私の昆虫記② ホタルが教えてくれたこと 矢島稔・著 偕成社

ジュニア向けの本ですが、読み応えのある内容です。

蛍の光

2010年06月22日 21時35分09秒 | ホタル
昨夜の前橋市K町のゲンジボタルの舞い


幻想的な光の舞いを眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます。


ホタルの光は愛のささやき。懐中電灯や車のライトでホタルの恋路の邪魔をしないようにしたいものです。


ゲンジボタルが棲む条件としては、流れに幼虫の餌となるカワニナが生息していることはもちろんですが、川岸の状態が重要です。コンクリートで固められた水路にはいくらカワニナがたくさんいてもゲンジボタルが定着することはできません。

ゲンジボタルは川岸の常に湿った状態にある植物に産卵し、成長した幼虫は水から上がって川岸の土の中で蛹になります。また、成虫が昼間、身を隠す草や木も必要です。
日本ホタルの会名誉会長でぐんま昆虫の森園長の矢島稔先生はゲンジボタルの発生する川岸の条件を次のようにまとめています
①水辺と岸の接点は小砂利などが多く、常に水分を土に伝え、岸は草本によって覆われている。
②草本の後に低木があり、さらにその後に高木が茂っていて、川の上の空間は植物によって包まれている。

水から林に至る連続した環境の変化がゲンジボタルを始めとして多くの生き物の生活に必要です。


                                        

職場のアオハダトンボ

藍色の翅が美しいオス




白い偽縁紋のアクセントが可愛いメス


そう言えば、アオハダトンボとゲンジボタルは成虫の見られる時期がほぼ重なりますね

ゲンジボタル最盛期

2010年06月21日 23時29分45秒 | ホタル
昨日も今日も蒸し暑いホタル日和。
二日続けて前橋市の隠れた蛍スポットに出かけました。

昨夜のホタル




芸術的な写真を撮ろうと思うと、やはり一眼で長時間露光ということになりますが、私はいつものコンデジでの撮影です。
コンデジでもマニュアル撮影できる機種であれば、この程度の写真は撮ることができます。
シャッタースピードは10~15秒、ISO感度200~400で撮影しますが、コンデジはこのままだとノイズが酷いので、撮影時にノイズ除去を行う設定にします。そして撮影後に、Photoshop Elementsで数枚から十枚前後の画像を合成しています。



ホタルの光りを眺めていると、人間が作り出した人工の光のあまりの強力さに気付きます。クルマのヘッドライトは言うに及ばず、小さな懐中電灯さえも蛍の光に比べればサーチライトのように強力な光に感じてしまいます。

つづく・・・

連夜の蛍見物

2010年06月06日 23時09分03秒 | ホタル
今夜も前橋市K町にホタル観賞に出かけてきました。
アメダスによれば前橋の今夜8時の気温は23.2℃。風も弱く、ホタル日和でした。
田んぼの間を流れる用水路を飛び交う蛍火を楽しめました。


麦秋を迎えた麦畑の横をゲンジボタルが飛び交っているのが、いかにも本州一の小麦の産地である群馬らしい風景です。


ホタルはなぜ光るのか?
「ホタルの発光器は腹部にあり、内部に発光細胞と反射細胞からなる2層の発光組織がある。発光細胞の中で、ATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーを使い、ルシフェラーゼという酵素の働きによって、ルシフェリン(発光物質)と酸素が反応して、光りを発する」なんて教科書的に言ってしまうと、ロマンチックのかけらもなくなってしまいますね (^^;)
ホタルガ光るのは、オスとメスが出会うためのシグナルです。
暗闇で、ほのかの光りと頼りに出会う男女。ロマンチックでございますねぇ (^^)
でも、ゲンジボタルは卵や幼虫、蛹も発光します。成虫以外の発育段階で光る理由はよく分かっていません。

1年ぶりのゲンジボタル

2010年06月05日 23時06分14秒 | ホタル
今年は春の低温の影響で、ホタルの発生も多少遅れていましたが、前橋周辺では今月初めからゲンジボタル情報が聞かれ始めました。
今宵は今シーズン初めてのホタル観賞に前橋市K町に行ってきました。

今夜見られたゲンジボタルの数は20匹弱ほどと数は少なかったのですが、1年ぶりに見る幻想的な光にうっとりさせられました。




音もせで思ひに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりもあはれなりけれ  源重之


群馬県ホタル情報 群馬県観光国際協会

蛍の光に誘われて 連日の夜遊び

2009年06月25日 23時57分18秒 | ホタル
今日の前橋の最高気温は30.1℃。3日連続の真夏日。
今夜も富士見町へ夜遊びに出かけました (^^;)





ゲンジボタルはもう終盤。舞飛ぶ光の数は日ごとに減ってきています。



これから真夏にかけては、ヘイケボタルの季節になります。


ホタルに興味を持っている人にお勧めの本
私の昆虫記② ホタルが教えてくれたこと(偕成社) 


著者はぐんま昆虫の森園長、矢島稔先生。
ジュニア向けの本ですが、読み応えのある内容。
ホタルだけを増やすことはなぜできないのか? 自然の奥深さを教えてくれる一冊です。

第1章 生活史
 卵から幼虫へ(水の中のくらし)
 幼虫は、何個カワニナを食べるのか?
 蛹と成虫(陸から空へ)
第2章 光はことば
 オスとメス
 発光のしくみ
 発光しないホタル
第3章 生きるための条件
 「すみか」として必要なもの
 ホタルをめぐる動物たち
 飼育のたいせつさとその限界
第4章 ホタルの保護と回復
 守るというのはどういうことか
 皇居にホタルを定着させるまで
 ホタルは人間自身の問題

ロマンチックなホタルの光

2009年06月24日 23時32分21秒 | ホタル
今日の前橋、朝のうちは雨でしたが、昼には晴れて暑くなりました。
最高気温30.4℃、 7月下旬並の暑さ。
こんな日は、そう、ホタルですね (^^)
(このところ夜遊びが過ぎる私です・・・)

前橋市富士見町のゲンジボタル発生地




「源氏物語」の中に、光源氏が女性の顔を見るために御簾の中にたくさんの蛍を放すというくだりがあり、これがゲンジボタルの名前の由来になっているという説があるそうです。
また、ホタルの語源は、「火垂る」、あるいは「星垂る」ではないかと言われています。
いづれにしても、ゲンジボタルの名前をめぐる話はロマンチックですねぇ (^^)


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今日のトンボ

ハグロトンボ

ホ~ ホ~ 蛍こい!  昨夜はFirefly Night !

2009年06月22日 20時16分16秒 | ホタル
昨夜、富士見町のゲンジボタルの幽玄な光の乱舞を堪能した後に向かったのは、このブログにすでに何度も登場している前橋市南橘地区。



ここのゲンジボタルは先週の金曜日がピークだったようで、昨夜は光の数がその時よりもやや少なくなっていました。



そう言えば、昨夜は各地でキャンドルナイトのイベントが開催されていましたね。
キャンドルの光よりも儚い蛍の光。
蛍火を見ると胸がキュンとしてしまうのは、ホタルが灯している火が命そのものであることを本能的に感じるからなんでしょう。



ぐんまのホタルの名所 群馬県観光国際協会

今夜のホタル    幻想的な光の乱舞

2009年06月21日 23時59分58秒 | ホタル
今日の前橋は、午前中は雨が降ったり止んだりのこの時期らしい天気でしたが、午後になって太陽が顔を出し、蒸し暑くなりました。
風もほとんどなく、最高のホタル日和 (^^)

夕食を済ませ、19:30に家を出発。
向かった先は、前橋市の富士見町(旧富士見村)。

丘陵地でよく見かける谷津(谷戸)と呼ばれる地形の場所で、小さな谷に田んぼが続いている場所です。
田んぼと森の間に湧水が流れる小川があり、周囲に人工照明はほとんどなく、ゲンジボタル発生地としては最高の条件。6年ほど前から地元の人たちが周辺環境の整備を行っているそうです。

木の上まで舞い上がるゲンジボタルの光はとても幻想的でこの世のものとは思えないほどの美しさ。
地元の方々の努力に感謝、感謝。



今夜はホタル  蛍火の乱舞を楽しんできました

2009年06月19日 23時52分28秒 | ホタル
県内平野部では、ゲンジボタルのシーズン最盛期ですが、今週はあまり条件のよい日がありませんでした。
今日は久しぶりに天気が安定し、ホタル日和になったので、前橋市南橘地区のゲンジボタル発生地へ。

8時半過ぎに現地に着くと、地元の人が4、5人で、お花見ならぬ蛍見の真っ最中。
ホタルを見ながらのお酒は美味しいでしょうねぇ (^^)
地元の人の特権ですね。

今夜もたくさんのゲンジボタルの舞いを楽しんできました。




ぐんまのホタルの名所 群馬県観光国際協会


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今日のトンボ

アオハダトンボ


美しいですねぇ



初めて見た時から、この美しさの虜になりました (^^)