グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

魚屋は真夜中に刺身を引き始める

2021年10月14日 21時03分19秒 | 
久しぶりに本の紹介です。

魚屋は真夜中に刺身を引き始める

著者:織茂信尋(東信水産株式会社 代表取締役社長)   出版社:ダイヤモンド社

目次
第1章 魚屋のリアル―ビジネスモデルの限界と秘められたチャンス
第2章 養殖という価値―国民の人気魚、サーモントブリの秘密とは
第3章 冷凍の魔法―時を止める技術の奥深き世界と可能性
第4章 マグロを探して―世界の海を旅する巨大魚の知られざる顔
第5章 魚屋の神話―「包丁」という伝説の武器の有効期限
第6章 新しい刺身―真夜中の工場がひっくり返す流通の常識
第7章 ITによる化学変化―スピードアップした経営判断と人の成長
第8章 HACCPを知る―宇宙食から開発された「安全」の作り方
第9章 お客様の真実―魚が嫌いなのではない、ただ困っているだけ
第10章 海の幸―ダイビングから見えてきた魚と日本の未来

私は学生時代から、もう40年も魚と付き合ってきましたので、魚の生態とか生理、養殖の技術などの知識はそれなりにあります。しかし、流通や小売りは苦手をしている分野だったので、とても勉強になりました。また、DXの実例としても面白く読めました。
厳しい状況の中でも、知恵と工夫でピンチをチャンスに変えることができるんだなぁ、よし、オレも頑張ろう! と、ちょっとポジティブな気持ちになりました。
  

一番人気のある写真教室テキストブック

2020年11月09日 20時16分35秒 | 
今日は北風がやや強め。前橋の最高気温は16.4℃。

一番人気のある写真教室テキストブック  フォトコン10月号別冊

読みやすく、分かりやすかったです。
まぁ、本を読んだからといって、写真の腕が上がる訳ではないでしょうが・・・ (^^;)

写真を趣味にしている人のうち、主に昆虫写真を撮っている人ってどれくらいの割合なのだろうか?



疫病

2020年07月23日 18時38分15秒 | 
今日も梅雨空。
関東甲信の平年の梅雨明けは7月21日頃。昨年は7月24日でした。早く明けて欲しいですねぇ。
頑張れ、太平洋高気圧!

今日は虫見には出かけず、家の中で本を読んで過ごしました。

疫病も早く退散して欲しい・・・。
 

樹木博士入門 全農教

2020年04月22日 19時49分53秒 | 
昆虫探しには植物の知識が役立ちますが、私は植物の見分けが苦手 (^^;)
もう少し、植物のことも知らなくては・・・
ということで

『樹木博士入門』 発行:全国農村教育協会(全農教)

全農教 観察と発見シリーズの一冊です。
豊富な写真とわかりやすい解説で、樹木の知識を広げるのに役立ちそうです。

全農教




梅雨寒

2019年06月09日 19時09分36秒 | 
今日は雨。最高気温も20℃に届かず、肌寒い一日でした。
当然、虫撮りには出かけられません。
仕方がないので、本棚から古い文庫本を引っ張り出しました。

司馬遼太郎の『関ヶ原』


先日、テレビで映画を流していたので、久しぶりに読んでみようかなと思ったのですが、やはり面白いですね (^^)


海野和男の蝶撮影テクニック

2018年01月27日 21時25分32秒 | 
22日の雪以降、寒い日が続いています。今日の前橋の最高気温は4.9℃。数日前に比べれば、多少マシですが、今日も厳しい寒さでした。

海野和男の蝶撮影テクニック  草思社


海野氏の本には、昆虫を撮影する様々なテクニックがわかりやすく書かれています。まぁ、本で仕入れた知識を現場で100%実行できるか否かは、“ウデ”が大きな問題でございますねぇ (^^;)
でも、今年は県展に入賞できるようにガンバロウ


ハエトリグモハンドブック

2017年06月30日 20時55分38秒 | 
ハエトリグモはとっても可愛いですよね。


文一総合出版が、また楽しい図鑑を出してくれました (^^)
ハエトリグモハンドブック 定価:1,800円(税別)

日本で見られるほぼすべてのハエトリグモが白バックの見やすい写真で掲載されています。
著者は、須黒達巳氏。ハエトリグモといえば、この人ですよね。

表紙のハエトリグモの「グ」の濁点が、目になってます (^^)





おすすめの昆虫図鑑 群馬の昆虫生態図鑑

2016年06月03日 21時00分26秒 | 
出版されたばかりの昆虫図鑑の紹介です。 群馬県民の皆様には特におススメ (^^)

群馬の昆虫生態図鑑  葛生淳一 著 メイツ出版 

群馬県内で見られる昆虫を生態写真で紹介した図鑑です。こういう地域版の図鑑は、自然観察にとっても役立ちます。掲載されている写真に撮影地と撮影日が記載されているのも参考になります。

著者は、本書のあとがきの中で、昆虫撮影を読者にすすめています。ハイキングや散歩にカメラでカメラを手にして目を凝らせば、いたるところに虫たちが暮らしていることに気付くはず。そして、意識しなければ見えないけれど、意識すれば確実にその存在を認識できるものに気が付くことは、わたしたちが生きていくうえでとても重要である、と述べています。私もまったく、そのとおりだと思っています。
この本を手にして、身近な自然に興味を持つ人が一人でも増えてくれればイイなと思います (^^)



ニッポン景観論

2015年10月29日 20時11分10秒 | 
『ニッポン景観論』 アレックス・カー著 集英社新書


外国人が美しい日本の風景に感動しているという内容ではありません。その逆で、全国で撮影した「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、日本の景観が壊されてしまう構造を論じ、貴重な観光資源を破壊する国家的損失を指摘しています。
皮肉たっぷりの文章は好き嫌いが分かれるところかも知れませんが、著者の言っていることはもっともなことばかり (^^;)
観光立県を推進している群馬県も、景観のことをもっと考えた方が良いのだろうなぁ。。。