グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

桃ノ木川鳥見散歩

2009年11月30日 20時30分24秒 | バードウォッチング
昨日の午後、すでに3時近くになっていたのですが、桃ノ木川で鳥見散歩

昨日の午後は曇り空。数日続いていた小春日和から一転、冬の寒さでした。

ホシハジロの♂が2羽いました


赤い目がちょっと怖い感じ・・・


でも、正面から見ると下ぶくれの顔はカワイイ


キンクロハジロ


ホシハジロやキンクロハジロは海ガモ(潜水ガモ)と呼ばれるグループで、水に潜って餌を探します。

ヒドリガモは陸に上がってお食事中


コサギ


アオサギ


ハクセキレイ


草むらに隠れていたキジ


ツグミ


桃ノ木川で見つけた鳥(2009.11.29 泉橋~竹橋)
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、キジ、タシギ、キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

ニララーメン そして杉本彩   ラーメンハウス蘭蘭(前橋市)

2009年11月29日 20時20分57秒 | 美味しいぐんま
先日、家族でラーメンハウス蘭蘭
休日の夕方6:30頃だったのですが、すでに満席。少し待って店内に入りました。さすが人気店です。

今回私が注文したのは、ニララーメン

あっさり醤油ベースのラーメンにニラと挽肉たっぷりのあんがかかっています。


ニララーメンを食べたのは初めてでしたが、何を注文しても間違いのない蘭蘭。期待どおりに美味しかったです(^^)
寒い時期にお奨めのラーメンでございます。

そして餃子も(^^)


店内の壁にこんなものが・・・

杉本彩のブログでラーメンハウス蘭蘭が紹介されたぁ???
ブログを確認すると、杉本彩は蘭蘭の担々麺がお気に入りだそうです。
しかも、つい最近も蘭蘭に来ていたらしい

私はへそ曲がりなので、店内に芸能人の色紙がベタベタ張ってあったり、「TVでも紹介されました!」なんて張り紙を見ると、「それがどーしたってんだい へっ!」なんて思ってしまうんですが、もし、蘭蘭のカウンターで杉本彩と隣どうしになったら、それはそれで、すっごく嬉しいだろうなぁ・・・ (^^;)

ラーメンハウス蘭蘭
 ■場所 前橋市上小出町3丁目47-7
 ■営業 11:30~15:00  17:00~21:00 (日曜日は昼の営業なし)
      水曜日・第3日曜日定休

週末鳥見

2009年11月28日 22時38分55秒 | バードウォッチング
今日の前橋の最高気温は16.6℃。風が少し吹きましたが、今日も暖かな一日でした。

朝、職場へ
金色のイチョウがとてもきれいです。


スズメ

スズメは身近な鳥№1ですね。現在(2008年)、日本全土の成鳥の個体数は約1,800万羽と推定されていますが、その数は1990年頃に比べ、20%~50%程度に減少したという研究があります。
スズメの絶滅を心配する必要は今のところありませんが、身近な生き物が、気が付いたら絶滅危惧種になっていた、 そんな例は過去にいくつもありましたよね。
スズメがメダカのようにならないとよいのですが・・・

スズメの個体数推定、およびスズメの個体数減少に関する情報 立教大学動物生態学研究室

ヒガラ

シジュウカラによく似ていますが、ひとまわり小型で、黒いネクタイ模様はありません。
また、寝ぐせのような頭の羽(冠羽)も特徴です。


午後は嶺公園へ
落ち葉の積もった遊歩道を、紅葉を眺めながら歩くのは、気持ちがよいですね




日だまりいたツマグロヒョウモン

もうすぐ12月だというのに、羽化したばかりのようなきれいな翅の個体でした。
ツマグロヒョウモンが群馬県内に定着したのは2001年頃と言われていますが、今では県平野部で普通に見られる蝶になり、県北部でも確認例が増えています。

カシラダカ


ヤブコウジの実

赤い実はとっても美味しそうに見えますが、鳥は来ていません。実は不味いのかな?

嶺公園で見つけた鳥(2009.11.28)
トビ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、シメ、ハシボソガラス

紅葉・黄葉が見頃 敷島公園周辺

2009年11月26日 20時01分31秒 | 紅葉
気が付けば、もうすぐ師走。
群馬県内では、すでにいくつかのスキー場がオープンしています。

ぐんまスキー・スノボ情報 群馬県観光国際協会

山には冬が訪れ、里も晩秋。
前橋市の敷島公園周辺では今、イチョウやカエデの紅葉・黄葉がピークを迎えています。

今朝、職場にて


正田醤油スタジアム群馬付近

金色に輝くイチョウが眩しい・・・











群馬大学医学部のそばにある岩神稲荷神社(「飛石稲荷」と言った方が分かりやすいですね)












岩神稲荷のご神体は「岩神飛石」と呼ばれている巨大な火山岩(国指定天然記念物)
周囲60m、地表に出ている部分の高さは約10m、さらに地下に数mは埋もれているといわれています。(重量2,000トン以上)


この巨岩は、20万年前に赤城山の大噴火で崩壊した山体の一部が斜面を下って利根川(渋川市北橘町付近)まで達し、さらに2万4千年前の浅間山噴火による泥流によって、ここまで運ばれてきたとされています。(赤城山ではなく、浅間山が起源という説もある)


【今日の鳥】
アオゲラのポンちゃん

エノキの実を食べていました。アオゲラはキツツキなのに、木の実も食べるんですね。

小首をかしげた可愛いポーズの大顔和風美人、シメ

ハートなカメムシを見て思ったこと

2009年11月25日 23時34分01秒 | 自然観察
昨夜降っていた雨も朝には上がっており、今日の前橋は暖かな一日でした。
最高気温は18.3℃、11月上旬並。

昼休み、カメラ片手にぶらぶら歩いていたら、エサキモンキツノカメムシに出会いました。

背中のがとってもラブリー

エサキモンキツノカメムシ、漢字で書くと「江崎紋黄角亀虫」。
黄色い紋があり、肩が角のように尖ったカメムシ(ツノカメムシの仲間)という意味で、「江崎」は、命名者が昆虫学者・江崎悌三氏(1899-1957)に捧げた名前です。


カメムシというと、悪臭を放つ虫として嫌われていますが、エサキモンキツノカメムシのように、可愛いものや体色の美しい種類も少なくないのです。
あの“屁”がなければ、カメムシは昆虫界でトップクラスの人気者だったに違いありません。

ところで、私がエサキモンキツノカメムシを初めて見たのは昨年の6月のことでした。
それ以来、この虫と何度も出会っています。つまり、生まれてから四十数年間全く見たことがなくて、最近の一年半足らずの間に、何回も見かけたということになります。
これは、よく考えると不思議なことです。
エサキモンキツノカメムシが、最近何倍にも増えたということは、ない筈です。
私が、このカメムシが生息していない地域から生息域に移動したということでもありません。

答えは一つ。
この虫の存在に気付かなかっただけ・・・

その人(以前の私)にとって、気づかないということは、存在していないというの同じこと。
興味を持たないと、目の前にあるのに気付かない・・・。
何も虫に限ったことではありませんね。

見ようとしなければ、見つからない
知ろうとしなければ、分からない
世の中のこと全てに共通することなんですよね。
可愛いカメムシを見ながら、こんなことを思いました。



【今日の鳥】
ツグミ

「とりぱん」の中では、お間抜けに描かれていますが、地面で立ち止まっているツグミは私には、頭がよくて思慮深い鳥に見えるんですよねぇ

エノキの実を食べに来ていたオナガ



オナガは関東では身近な鳥ですが、国内の分布は本州の中部以北に限られています。かつては、九州と本州全土に生息していましたが、1980年代頃に西日本では姿を消してしまいました。その原因は分かっていないそうです。

車のドアミラーに止まっていたジョウビタキ

鏡に映った自分の姿を侵入者と勘違いして、何度か攻撃していました。

黄葉した楓がきれいでした (^^)


ぐんま昆虫の森  小春日和

2009年11月24日 23時43分22秒 | ぐんま昆虫の森
昨日の前橋の最高気温は18.3℃、暖かい小春日和。午後はぐんま昆虫の森へ出かけました。
昆虫の森には11/15に行ったばかりでしたが、ご近所鳥見散歩で蝶がたくさん見られたので、我慢できずに・・・ (^^;)



日だまりで日向ぼっこしていたコカマキリ


名前のとおり小型のカマキリで、前脚の美しい斑紋が特徴です


ヒメアカタテハ

世界中に広く分布し、日本全国で見られるチョウですが、寒さに弱く、寒冷地では冬越しできません。
食草は、ハハコグサ、ヨモギ、ゴボウなど

ミヤマアカネ


ヒメアカネ

ぱっと見は、マユタテアカネに似ていますが、白い顔に眉紋はありません。生息数もマユタテアカネより少ないようで、昆虫の森でも見かけることは多くありません。

ゴシゴシと激しく顔を洗っています

「もげる! 首がもげる!」 (とりぱん7巻 70ページ参照)

オオアオイトトンボ


見かける数はだいぶ少なくなりましたが、まだ元気に草を食べていたコバネイナゴ


イラガのまゆ

幼虫は悪名高き“電気ムシ”。 イラガの毛虫は嫌いだけど、卵のようなまゆは可愛いなぁ(^^)

オオカマキリの卵鞘

オオカマキリの卵を見つけて大喜びで家に持って帰り、春に幼虫が孵って大騒ぎになった。
虫好き少年だった人は誰でも持っている“苦い思い出”ですよね

センニンソウの実

名前の由来にもなった仙人の白いひげ

ノイバラの実

ノイバラの実は利尿や下剤としての作用があり、生薬としても利用されているそうです。


一般的には、これから冬の間はぐんま昆虫の森はオフシーズンということになるのでしょうが、人が少なくなった昆虫の森のフィールドを越冬中の虫たちを探しながら歩くのは、面白いですよ。宝探しみたいで (^^)
明るくなった雑木林を落ち葉を踏みながら歩くのも楽しいし。
冬の間も、ぐんま昆虫の森で“宝探し”を楽しみたいと思っています。



ご近所鳥見散歩

2009年11月24日 22時56分32秒 | バードウォッチング
昨日の午前中は、次女と一緒に隣町のため池まで鳥見散歩
最近、昆虫の森には同行してくれなくなってしまった次女ですが、ご近所鳥見にはたまにはついてきてくれます。

住宅地の中で見つけたジョウビタキ


モズ




キセキレイ

チチン、チチンと、きれいな声で鳴いていました

キンクロハジロ


カイツブリ

私の住んでいる地域の地方名は「むぐっちょ」。水中によく“むぐる”(もぐる)ことからそう呼ばれるようになったのでしょうね。

カワセミも姿を見せてくれましたが、今回はちょっと遠すぎでした(^^;)


昨日は暖かな小春日和だったので、モンシロチョウ、キタキチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハなど、チョウの姿もたくさん見られました。
モンシロチョウ




シロバナタンポポも咲いていました。

シロバナタンポポは在来種のタンポポですが、外来のセイヨウタンポポなどと同様に単為生殖が可能です。

ご近所鳥見で見つけた鳥(2009.11.23)
カイツブリ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、トビ、キジ、キジバト、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、カシラダカ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス

ヤリタナゴ 秋の移動作業 (藤岡市)

2009年11月23日 21時50分51秒 | 
昨日は、藤岡市のヤリタナゴ生息地で行われたヤリタナゴの移動作業に参加しました。
群馬県下には、かつて、ミヤコタナゴ、ゼニタナゴ、ヤリタナゴ、タナゴ、アカヒレタビラの5種類の在来タナゴ類が生息していましたが、現在はヤリタナゴ以外は絶滅してしまい、ヤリタナゴも藤岡市の一部にのみ細々と生き残っているという状況にあります。

藤岡市ではヤリタナゴを市の天然記念物に指定して保護しています


タナゴ類は二枚貝に卵を産みます。生活史の中で一倍弱い卵と仔魚の時期を貝の殻という頑丈な鎧で守ってもらうという巧妙な繁殖戦略です。
しかし、現在はこの繁殖戦略は完全に裏目になってしまいました。タナゴ類が産卵に利用してきたマツカサガイなどの淡水二枚貝が激減しているのです。
移動能力が弱く、生息環境の変化に敏感な淡水二枚貝は、魚よりもずっと弱い存在です。
淡水二枚貝の生息適地が減少したことによって、運命共同体のタナゴ類も減少してしまいました。

藤岡市のヤリタナゴ生息地では毎年、この時期にマツカサガイが生息していない水域や、冬季に断水する水路に入ってしまった個体を捕獲して繁殖適地に戻す作業が行われます。
この捕獲・移動作業は、ヤリタナゴの保護活動に取り組んでいる3団体(ヤリタナゴを守る会、ヤリタナゴ調査会、やりたなごの会)とヤリタナゴに関心を持つ人たちによって行われています。

ヤリタナゴ


今回、捕獲(保護)されたヤリタナゴの数は516尾。


捕獲されたヤリタナゴは、上流の繁殖適地まで運び、放流されました。


ヤリタナゴ以外に確認された魚種は、コイ、ギンブナ、モツゴ、タモロコ、オイカワ、タイリクバラタナゴ(外来種)、ヨシノボリ、ジュズカケハゼ、ドジョウ、ナマズ。

コイ


タモロコ


モツゴ


モツゴの別名は「くちぼそ(口細)」
おちょぼ口です


ヨシノボリ


ジュズカケハゼ


ナマズ


カワニナ


ヤリタナゴが生息している水路

生息地でも、このような土水路が、次々と“近代的な”三面コンクリート水路に造り替えられています
土水路よりも三面コンクリート水路の方が、管理は較べものにならないほど楽でしょう。身近な生き物の保護には、地域の人たちの協力が不可欠です。
生物多様性は人類共通の財産。しかし、それを保全するためにはその地域に人たちに“負担”を強いることもあります。それをフォローするは行政の役割であり、都市住民も負担を共有するべきだと思うのです。

※ヤリタナゴは藤岡市の天然記念物に指定されているため、捕獲は禁止されています。今回の作業は、市の許可を得た上、文化財保護担当官の立ち会いのもとで行われました。

ヤリタナゴと仲間たち 藤岡市

さて、この時期の外での作業は体が冷えます
毎回楽しみなのが、やりたなごの会の皆様が作ってくれる温かい料理
今回は、けんちんうどん

う~ん、美味しい!
こういう体が温まるものが、何よりのご馳走でございます(^^)


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(おまけ)
今宵の月


嶺公園 お楽しみ盛りだくさん-1  鳥見編

2009年11月22日 17時35分51秒 | バードウォッチング
昨日の午後は、嶺公園へ
やや風が強かったせいか、公園を訪れている人は少なめで、鳥見をしている人ともすれ違いませんでした。

モズ


コゲラ

スズメほどの可愛いキツツキ。ギイィ、ギイィと鳴きます。

カシラダカ

名前の由来は・・・ 一目瞭然ですね。
そう、頭の羽が逆立って高く見えるので、“頭高”。頭の羽が逆立つのは、緊張したり興奮している時です。
ホオジロによく似ていますね。カシラダカはホオジロよりも尾が短く、腹が白くて胸にまだら模様があります。(ホオジロは腹が茶色)
カシラダカは冬鳥ですが、ホオジロは留鳥です。

嶺公園で見つけた鳥(2009.11.21)
カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、トビ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、シメ、カケス、ハシボソガラス

嶺公園 お楽しみ盛りだくさん-2  紅葉狩り&お花見 編

2009年11月22日 17時35分36秒 | 紅葉
嶺公園の紅葉は、そろそろ見頃終盤。
葉っぱが落ちた方が鳥は見やすくなりますが、紅葉の中を歩くのは楽しいですね (^^)






紅葉は、落葉樹が冬支度のために葉を本体から切り離す作業の途中で現れる現象ですが、どうして赤や黄色に美しく色づくのでしょうか?
紅葉のメカニズムは分かっていますが、色づくことの「目的」(なぜ赤や黄色に色づく形質が進化したのか?)については、よく分かっていません。

紅葉、黄葉のしくみについては、くま先生のブログ「川場の森林(やま)づくり」をみて下さいね
    ↓
 艶めく秋のしくみ 

 黄葉のしくみ






そして、桜



この時期に咲く桜には、フユザクラやジュウガツザクラなどがありますが、嶺公園に咲いている桜は一重咲きなので、フユザクラでしょうか? (シキザクラかも知れません・・・)

鳥見、紅葉狩り、桜。 一粒で三度美味しい、この時期の嶺公園でございます(^^)


                                    

紅葉のピークは平野部に移ってきましたね
職場の楓や銀杏もきれいに色づいています