少し前になってしまいますが、7月15日「海の日」に高崎方面に所用があったので、そのついでに高崎市染料植物園にちょっと寄り道。
高崎市染料植物園は観音山にあり、日本の染織文化やその魅力を伝えるために造られた植物染色のテーマパークです。園内には昔から衣服などを染める原料に使われてきた代表的な染料植物が、たくさん植えられています。
染色関連の展示などを行っている染色工芸館は入館料が必要ですが、屋外の植物園を散策するのは無料です。
園路を歩いていると、樹木の説明が書いてある看板に虫が止まっているのが目に入りました。近づいてみると・・・。
美しく光り輝くヤマトタマムシでした。

近くで見るのは久しぶりです。群馬県動物レッドリスト2012年版では「準絶滅危惧」に指定されています。
美しい色の昆虫はたくさんいますが、中にはルリボシカミキリやアカスジキンカメムシなどのように、死ぬと生きていた時の美しさが失われてしまうものも少なくありません。でもヤマトタマムシは死んだ後も生きていた時の輝きを失うことがありません。そのため、ヤマトタマムシの翅は古くから工芸品などに利用されてきました。国宝の玉虫厨子は有名ですね(ただ、現物にはタマムシの翅はほとんど残っていないそうですが)。
さて、植物園で出会ったこのヤマトタマムシですが、手に取ってもっとじっくり観察してみよう思い、近づいたら、木の高いところに飛んで行ってしまいました。残念 (^^;)
アカハナカミキリのペア


コオニヤンマ

コオニヤンマとは文字通り“小さなオニヤンマ”という意味ですが、このトンボはオニヤンマの仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。
止まり方がオニヤンマとは違うので、遠くからでも見分けがつきます。(オニヤンマはぶら下がるように止まる)

ウラギンシジミを何匹も見かけました。

この個体はオスです。
翅の裏側が白いのが「裏銀シジミ」の名の由来

高崎市染料植物園

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高崎市染料植物園は観音山にあり、日本の染織文化やその魅力を伝えるために造られた植物染色のテーマパークです。園内には昔から衣服などを染める原料に使われてきた代表的な染料植物が、たくさん植えられています。
染色関連の展示などを行っている染色工芸館は入館料が必要ですが、屋外の植物園を散策するのは無料です。
園路を歩いていると、樹木の説明が書いてある看板に虫が止まっているのが目に入りました。近づいてみると・・・。
美しく光り輝くヤマトタマムシでした。

近くで見るのは久しぶりです。群馬県動物レッドリスト2012年版では「準絶滅危惧」に指定されています。
美しい色の昆虫はたくさんいますが、中にはルリボシカミキリやアカスジキンカメムシなどのように、死ぬと生きていた時の美しさが失われてしまうものも少なくありません。でもヤマトタマムシは死んだ後も生きていた時の輝きを失うことがありません。そのため、ヤマトタマムシの翅は古くから工芸品などに利用されてきました。国宝の玉虫厨子は有名ですね(ただ、現物にはタマムシの翅はほとんど残っていないそうですが)。
さて、植物園で出会ったこのヤマトタマムシですが、手に取ってもっとじっくり観察してみよう思い、近づいたら、木の高いところに飛んで行ってしまいました。残念 (^^;)
アカハナカミキリのペア


コオニヤンマ

コオニヤンマとは文字通り“小さなオニヤンマ”という意味ですが、このトンボはオニヤンマの仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。
止まり方がオニヤンマとは違うので、遠くからでも見分けがつきます。(オニヤンマはぶら下がるように止まる)

ウラギンシジミを何匹も見かけました。

この個体はオスです。
翅の裏側が白いのが「裏銀シジミ」の名の由来

高崎市染料植物園

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ワタクシ、2年位前に翅だけ発見したのが最後です。
生きているのは何年見ていないでしょうか・・・
玉虫色の決着なんて使われるのがかわいそうな美しさのタマムシさん、今年は何とかお会いしたいものです・・・
玉虫色という言葉は、あまり良い意味では使われませんが、
この不思議な輝きを持つタマムシの色は、天敵である鳥が嫌がるという効果があるのだそうです。