
自然環境があまり良すぎる所に住んでいるのも、場合によっては考えものかも知れない。
我が家の裏は神社の森になっていて、境界も無くいつでも自由に出入りすることが出来る。
この頃は毎朝複数のかっこうが入れ替わり立ち替わり飛んで来ては、中に爽やかなカッコーの泣き声を響かせている。
昨年、神社の森の松の木の1本が虫害で枯れてしまった。昨冬あたりからなんとなく倒れて来そうで心配していた。

隣の家では幼稚園に通う子供さんが2人、私の家では時々来る孫が、よく神社の森のこの辺で遊んでいる。
春、雪解けが終わってからもしもの時を考えて、木が倒れて来る範囲には人が入れないようにと、ビニールテープで囲っていた。
その内協力して松の木を伐採する予定だった。もちろん神社の了解も貰っていた。
つい2,3日前にも隣のおじいちゃんと、そろそろ倒さないと、と話をしたばかりだった。

今朝、私がまだ熟睡中の5時前、妻が松の木が倒れた・・///と、驚いた様子で私を起こしにきた。
ドーン~~・・・と、とにかくものすごい音がしたらしい。

昨夜は久し振りに強い雨が降った。きっとその雨が斜めに立っていた松の木に浸み込んで重石のようになり、倒れてしまったのだろう。
万が一倒れて来た松の木の下で、子供達が遊んでいたかと思うと本当にヒヤッとした。
もうひとつ、ものすごい音を立てて倒れたその音に、すでに起きていた私の妻以外誰も気付かなかった事にも、少々情けない気がする。
先日の内陸地震の時も、私はあまり怖いとは思わなかった。
火事、地震、泥棒・・・・etc、もう少し日常の身の回りに起きる事に常日頃もっと注意しなければと反省させられた今朝の出来事だった・・・・・。