
孫が遊びに来た。
昨日の朝刊に、たまたまカブト虫の写真が載っていた。孫に写真を見せてカブト虫買ってやろうかな・・・?と話した。
そういえば、この頃散歩をしていて、大人でも気付かないほどの小さな虫を見つけ立ち止まって見ているようだった。
今月末でやっと2歳。まだまだ、話だけ・・・・と、思いきや、カブト虫買う、カブト虫買うと、覚えたての言葉で私の手を引っ張った。
そこへママが登場、もうこの子にウソはつけないよ・・・。買ってもらうまでいい続けるからね・・・・・・、と釘をさされた。
昨日の約束通り、隣町までカブト虫を買いに行って来た。
隣町は全国でも有数のカブト虫の産地らしいからだ。1番元気がよさそうなオス、メス1匹ずつ買ってきた。

ママがどこかで調べてきたらしく、カブト虫の飼い方の薀蓄をいろいろ並べ立てた。
小さい入れ物で飼うと、ストレスで死んでしまう、木屑に潜って寝る、霧吹きで適当に水分を補給する、ゼリー以外の食べ物はは与えない・・・等。そこで、以前飼ってた鳥の、鳥かごが一番ということになって、写真のような立派なハウスになってしまった。
太い止まり木、青々とした杉の葉っぱ、湿気を含んだ軟らかい木屑の床。自然環境そのものの贅沢過ぎるようなハウスになった。
もう30年近くも前の話になるが、自分の息子の時は、遠くの山まで行ってカブト虫の幼虫を捕ってきて飼ったものだ。
そして、孫のカブト虫の世話まですることになるとは、夢にも思っていなかったことだ。
口は災いの元・・・・・・・。確かに・・・・・・・・。
あの一言さえなければと、今になって悔やんでもしょうがないかァ~・・・・・・・・・・。