
4~5日前、耳鼻科に行った時撮った、焼き鳥屋の写真。
この焼き鳥屋、寒河江市の焼き鳥通の人にとっては、知らない人がいないくらい有名な店。私もかって、何度となくお世話になった。

噂を聞いて、わざわざ他の町からも客がやってくる。
カウンター席に6~7人、奥に、4.5畳位の畳の部屋がひとつあるだけの、小さな店。この小さな空間、なんともほっとする雰囲気があり、1日の仕事の疲れを癒してくれる。
かっては、店に入ってカウンターに座ることさへ、至難の業と言われた位、いつも混んでいた。
なんといっても、材料の新鮮さ、たれ、ボリューム感は、他と比べ物にならない位勝っている。
今は2代目の若主人に交代してしまったが、戦後まもなくからずっと、寒河江の赤提灯をリードして来たにふさわしい風情を残す店構え。
この近くの界隈は、かっての映画黄金時代の俤を残すかのように「寒映」という映画館が廃館になったまま、残っているところでもある。
退職して半年が過ぎた。それまでは月に2~3度、外で飲む機会があったが、サラリーマン時代のストレスから開放されたせいか、このところめっきりこんな赤提灯で飲む事も減ってしまった。
そうそう、私のアレルギー性鼻炎、まじめに治療してきた甲斐があって、だいぶよくなってきた。発症して、7年ぐらいになるだろうか。あと一息と言う所まで来た。

写真では一寸わかりずらいが、午後3時過ぎ、ものすごい雷雨に見舞われた。丁度町の中を車で走っていた時で、あまりの雨脚の強さに、車を止めて一休止。梅雨明け発表の日以来、どうもすっきりしない夏空が続いている。
今日未明の、震度6強の岩手地震、寒河江でも激しく上下に揺れ、もしかするとこのまま・・・・?と思ったほどだったが、特別外に飛び出してまで逃げようとは思わなかった。何に対しても臆病者の私であるが、意外と地震だけは大丈夫なようだ。