ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

サントリーレッド

2008-07-14 | Weblog
昨日から妻と二人で、蔵の整理を始めた。2日掛かりで、やっと終了した。ここ2~3年、整理を怠っていたせいか、相当乱雑になっていた。

今朝9時頃から始め、終わったのが、3時を過ぎていた。

蔵といっても我が家の蔵は、宝物など眠っているはずがない。今から45年ほど前に建てたもの。

整理を終わってみての感想、・・・・・・結局あってもなくてもいいものばかりで、捨てるにはもったいない程度のものしかなかった。

中でも一寸考えものだったのが、ガラスのコップ。RED(レッド)と書かれた未開封のままのコップケース。全部合わせると、50個ほどあった。




    ※よく見ると縦縞の中に、REDの文字がエッジングされていた。

もう30年以上も前のコップのデザイン、昭和の時代にしては、何んの哀愁もなく、ただただ貧相なデザインに思えた。

このコップで飲むと、酒がまずくなりそうな雰囲気さへ感じさせるデザインだ。

何でも、その時々の時代を正確に映し出すデザイン。20年、30年、いや100年先に於いて、初めてその価値が正しく評価される。

私が生涯為し得て来たデザインの仕事の数々、いずれいつの日か・・・・、その真価を問われる日が、きっと来るに違いない・・・・・・。