そこにある闇

2008-09-10 01:30:53 | 戯曲塾
 私が劇作家コースへ入って間もない頃のことですが、ある方から言われた言葉があります。
 
 人のいうことを聞かない子だと判っていたからこそ、とても強く言われた。
 だからこそ、それだけはなんとしても守り抜きたいと思った。

 それを守っていてもなお、どうしても出てきてしまう癖というのはあります。
 あるいはそれが私らしさかもしれません。

 先日も少し人の心の闇の話をまた別の方としたんですが、心の闇って、それは誰しも持っているもの。
 まして現代社会はそれが強い。

 強いって言うより、複雑なのね。昔なら生きていくことに直結の悩みだったりしたのに今は違う。もっと精神的な、もっと欲望に忠実な闇だったりする。人の心の持つ闇も時代と共に細分化されたのかも知れない。

 よく判らないんだけど。もしかすると自分らしい作品を作れるかもしれないと思う。誰よりも何よりもきちんと自分の気持ちの出る話を書けるかも知れない。

 これを書いてる今はあくまで希望的観測です。なって欲しいということです。

 先のことは判りません。話も書いて見なければ判りません。

 1人でも応援してくれる人がいればどうにかやっていけそうだ。その域を出ない話です。

 それでも、支えられてるのかもね。支えてもらえるだけ有りがたいのかも知れない。

 今はそれをただ思うのです。