じーさんは人命救助

2009-07-17 18:50:28 | 思い出
 家のじーさんは私が生まれてから5年くらいまでの亡くなるまでが1番穏やかな人生だったらしい。
 娘夫婦の近所のアパートに住み、おばあちゃんと夫婦で穏やかな暮らしをしていたらしい。
 
 昼間は孫……私の顔を見に行く昔の老後ライフの典型を送っていたようだ。

 私はその頃借家の一軒家住まいだった。母と父と父側の親とだ。
 そこへ嫁のじじばばが毎日通ってくる。
 
 嫁に行った娘は産後1年で職場復帰を果たしていた。

 ここら辺は後日母から聞いた話が全てです。
 ある日、それは起こります。
 
 いつものように孫の家にきたじーさんは気づくのです。
 隣の家の様子がおかしい。

 隣昼間だというのに雨戸を締め切っている。
 何か異変を感じだ。

 お隣を訪ねる。
 発見する。

 お隣がガス自殺を図っていた現場を。

 今の都ガスは死ねないです。この頃はいけました。

 っていうかこの当日は東京じゃなかったのでそもそも都ガスじゃないけどね。

 じーさんは後日人命救助で賞状されたらしい。

 観察眼があったというか暇を持て余していただけだと、後日自慢げな母は言っていた。

 貴重な生命が助かっただけでも功績はある。

 早まらないで欲しいね。
 どんなことがあっても。
 生きていれば明日に繋がることは必ずあるからさ。

 穏やかじゃない人生を送っていたじーさんらしいけど、やっぱり老後もいろんな意味で穏やかじゃない。
 人助けしたことは大きかったけど。

 結構大きくなってこの話をきいた。
 まだじーさんの人生の全てを知らなかった孫の私は、じーさんは凄い人だと尊敬した。

新国立劇場

2009-07-17 15:42:45 | 日記風



 先日ですが、新国立劇場へ行ってきました。
 遅刻しそうで焦りながら撮ったのでかなりぶれた写真が一杯です。

 劇場と言うのはどこも独特な感覚を持ったものです。
 近頃は芝居や劇場から遠ざかっていますが、たまにはいいものです。

 一般客の視線で見てるだけなんですけど。

うだる日

2009-07-17 01:25:49 | 日記風



 この暑さはなんだ?用事を済ませに出かけたけど、行き倒れになりそうになった。それほど暑い。うだってる。
 でも暑いと思考が飛ぶので意外に余計なことを考えられなくなるから好きです。

 しかし行動力は鈍るのです。
 ある意味、行動的だけどね。本能に根ざすことには無理なく従うようになるらしい。

 しかし酒はもう、いい。