ただひたすらに駅前で

　待ち合わせをしたんです。
　なのに相手は来なかった。

　まだ携帯が当たり前にあった時代の話じゃないです。

　なんでこないんだろうと思いながら、待った。

　３時間です。

　けして短い時間じゃないと思います。

　でも苦にならないらしいんですよ。
　相手がこの人じゃなくてもその傾向はあります。
　わりと平気で待ちます。

　暇なのかしら？

　待ってれば来るだろうと思うのです。
　だから待てるのです。

　３時間待ってこなくて、夜、電話をするのです。

　そしたら
　「どうせかかってくるだろうと思ってた」
　です。

　実はその日部活だったから、いけなかったんだ。

　みたいな話です。

　それさ、事前に判ってたんでしょ？だったら普通前日に言わない？当日でも電話が通じる家にいる間に言わない？

　知らないとさ
　行くじゃん。
　待つじゃん。

　３時間だよ。

　挙句にどうせ私が電話してくると思ってた、だよ。
　
　普通あんたがかける電話じゃん。

　ま、思ってるんだけど、この３時間については言わないんだ。

　それが私のプライドらしいよ。

　これがドラマだとさ、誰がが
　「あの子、３時間も待ってたんだよ」
　って言ってくれるんだけど、現実は誰も言ってくれないんだよね。

　私の３時間話は永遠に埋もれていくわけ。

　相手もまさか私がそこまで待つと思ってないんだろうしね。
　せいぜい長くても３０分くらい待って、自分の時間に帰るだろうと思うんだろうね。

　そう思うとさ、余計言えないんだよ。

　じゃ、私が、そんなに待つ、いじらしい子かというととんでもなくてですね。

　後で仕返ししました。
　３時間の恨みじゃ、と言わないけど。

　その方が意地悪？

　でも３時間待ったって言う方がむちゃくちゃ嫌だんったんだよね。

　若い日の心の中は判りませんわ～。

不思議なんですが

　さっき投稿した所、２回「投稿」ボタンを押したらしく
　
　二重投稿です
　
　と表示がでたのね。

　ジャンルが違うところで２つ同じ記事が投稿されたから出たらしいんですが……。

　それよりも前にね、１つ投稿してるのに、投稿して１時間半近くかかっているのにブログ上にアップされないって何？

　どうもあるんですよ。

　若干の時差はしょうがないと思うんですが、１時間半は長すぎないか？

　でも違うジャンルに二重投稿はできるらしいですよ。
　プチ情報？

　多分、やらない方がいいと思います。

　私も１個は消しました。

　しかしＰＣのボタンの反応が妙にいい時と悪い時があります。

　家のＰＣが困ったものか……。

君に変化なし

　人との出会いにおいてよく言われることだと思います。
　少なからず私は小耳に挟みます。

　１つ恋が終わって落ち込んでる所に今の主人に出会ったの。
　仕事がダメになってる時に今の彼女に励まされた。

　私、こういう類ないですね。

　トラブルが起こって意気消沈してる時は新たなトラブルがやってきます。

　遠い昔の話ですが、あったんです。
　恋に破れたのか、試験に敗れたのか。
　その両方だったのか、既に思い出せません。

　図書館に通ってまして、たまたまなんですが、泣いてたんですね。
　しくしくですよ、いかにもじゃない。

　もう心が壊れてどうしようもなかったんだと思う。

　そしたら同年代の男の子がどうしたの？みたいに声をかけてくれたんです。

　あちらも勉強に来てたらしく少し話したりしてたんですが、飲みに行こうという話しになりました。

　いや、だったんですね。

　人と関わりたくないから図書館なんて人と話さなくていいところに行ってたわけです。
　
　さっき、その人と話してた……ってところが出てきますが、その図書館はそういう休憩室があったのですね。
　だからあくまで図書館の中であって、ちょっと休憩する？って時に話をしてたということです。

　まして私は、酒がまるでダメです。
　よく知らない人と飲めない酒の話は、いやなのです。

　まして人と関わりたくないという時です。

　数日、いかない？って話が続いて、最後は断りきれずに折れるわけです。

　昼間ならいいよ、と。
　酒が絡まないんだったらいい。

　けれど約束した日にその人が図書館に現れることはなかったのね。

　もちろん、アドレス交換も何もしてません。

　たまたまその人にその日何かが起きて来れなくなっただけかも知れない。

　でもそれまでの経緯から、

　めんどくさくなったんだな

　と思った。

　だからそれでよかったんですよ。

　よかったんだけど、すっきりしないものは残ります。

　そして後日、街中でその人とすれ違う……というか、とりあえず顔を合わせることにはなりました。

　知りません。
　あっちが何か言いたいことがあったのか。
　なかったのか。

　何も言わずにすれ違って終り。少なくても私はもう関わりたくなかった。

　あまりいい対応といえないかもしれませんね。
　聞いてあげる……なんでこなかったの？くらい言ってもよかったのかもしれない。

　でももう人と関わりたくないから図書館に引きこもり状態になっていたのがその当時でした。
　もうこれ以上のトラブルは、いやだったのです。

　
　何故、今、こんな昔の話がでてくるのかというと、どうも私はこの頃とまるで変わってないと気づいたからです。
　三つ子の魂百までですか？

　人は経験から学んで成長する筈ですが、まるで変わってないと気づきました。

　……どーするべきかな……。

トラブルマニア

　先日、東京タワーに着いた時感じたことです。
　北海道の雪祭りに１度行ったことがあるのですが、雪像が飾ってあるメインの場所、やっぱり電波等の下なのかな、あそこに雰囲気が似てた。

　一瞬にしてあの雰囲気を思い出しました。

　母と行ったんですが、母が雪で滑ったらどうしようというのをずっと心配してました。
　会場についても滑っちゃいけないから、私じっとしてるからあんた見てきなさいよみたいな感じだったんですが、まあ、いくらかは動きます。

　見てるとですね。

　何故か不思議なことに、歩いていく場所が変なんです。
　本人は転んでいはいけないと思っているんですよね。

　思っているくせに、歩いていくのは『危険』『滑る』と立て札が付いてる方ばかり。
　言うんですけどね、行くなって書いてあるよって。

　言って聞く人じゃないんだな。
　むしろ天邪鬼だから言えば言うほど突き進むんだな。
　
　そして案の定転ぶ、と。

　本人は救急車を呼んで欲しいほどの激痛に襲われたらしいんですが、団体旅行だったんで大事になるといけないと我慢をしたらしい。
　幸い、痛みが引いて大事に至らず済んだんですが。

　あれは……どうみても自らが招いた災難だったような。

　考えればそれっぽいことが他にも山のようにあります。

　私は内心思ってます。
　この人は、トラブルマニアじゃないのか？

　自ら災難を呼び込む……才能というか。

　趣味ですね。
　トラブルを呼び込むのが趣味。
　周囲はありがたくない趣味ですね～。

　でも私の脳裏には思い浮かべれば数限りない記憶があります。

　ＤＮＡで繋がっているらしい私が１番心配してます。

　同じになったらどうしよう……。
　ＤＮＡが同じなら同じ趣味がないとも限らない。

　将来のトラブルマニア候補になりたくない。

スープカレー

　みたいな、もん？

　カレーにキャベツはヒットですわよ。
　じっくり煮込むとしんなりしてマッチします。

　これは簡単調理ですから、そんな手間かけてませんけどね。

　
　冷蔵庫のありもの、スープカレー風？どこかにえのきが潜んでる。


　でした。

そのうち、いつか。

　ここの所、淋しい。
　これがどうにも淋しい。

　理由は判っているだけに解決方法も簡単だろう。

　祭りの後の淋しさって奴じゃないですか。
　わあわあ騒いだ後の方が１人が身に沁みるってやつです。

　時間が解決するのを待つしかありません。

　生きているから淋しい。そうなんじゃないかと思う。
　淋しさと生命があることってセットなんじゃないかと思う。

　人は淋しさと共に生まれてきたんだろうと思う。
　それ以外に共に生まれてきた感情もあるんだろうけど、その時によって沁みる感情が違うんじゃないでしょうかね。

　今の私には淋しさってことです。

　憎しみに囚われていれば、淋しさはそんなに感じない。
　マイナスの感情にマイナスの感情を足しても、そりゃマイナスが増えるだけだから感覚が麻痺して感じなくなるだけってことも起こる。

　だから思う。
　人が人を生む、育む時はプラスの感情から初めた方がいい。

　今、話を作りたい。
　なんとしても作りたい。

　執念を駆使しても作りたい。
　
　作っている間は、執念ではダメだと思う。
　できたものを世に出したと思い燃やす執念はいいかもしれないけど、生む間は育む間は、愛情でなければならない。

　でないと作り手も、生まれてくる作品も実に淋しい運命を辿りそうな気がする。

　いつになったら今胸の中に宿る淋しさが消えるのか。

　そのうち。いつか。
　今はそれしか判らない。