
大阪水曜ほっと集談会、最近びっくりしている一世です。
ここのところ、このブログの1日の訪問者数が、200人を超えるようになリました。
1ヶ月で、延べ6,000人の計算です。
ありがたいことですが、心配性の私は少し怖い気もします。
それに見合う内容が求められるかもしれませんが、私は私の器以上のことは書けないのです。
さてもうすぐ84歳になる父がこの3月で職場を退職することになりました。
尊敬と感謝しか、言葉が見当たりません。
10代で父を亡くした親父は義務教育しか終えていません。
当時は今と違い、学歴のないことで就職にもかなり不利でした。
言うに言えない悔しい思いもあったと思います。
しかしながら父は持って生まれた社交的な性格を生かし仕事は当然ですが、
地域や親族のために尽くし自分の持って生まれた能力を、最大限発揮しました。
そんな父に学生の頃の私は、何かにつけ、不満や理屈ばかり言っておりました。
当時 父が体を張って働いてくれていたおかげで学生の身分でおられたにも関わらず当たり前のように思っていました。
後に私に子供が生まれ逆の立場になった時、生活費に加え、教育費の捻出の大変さが、嫌というほど分かりました。
そのように当時、傲慢であった私が神経質症状で苦しんだのはある意味当然であったのかもしれません。
森田療法との運命的な出会いがなければ今頃どうなっていたかわかりません。
年齢を重ねるということは、当たりまえであったことが、実はそうではなかったのだと、
気づかされることなのかもしれません。
私が12年間という長きに渡る単身赴任生活をまっとう出来たのも、
父が留守を守って親族や地域との付き合いを果たしてくれたおかげです。
最近は、孫のみならずひ孫まで惜しみなく愛情を注いでくれます。
時々帰省する私の娘と晩酌をしている時の父は、
本当に楽しそうです。
父の人生は、まさに森田博士のいわれる自然に服従し、境遇に従順である生き方です。
面と向かっては言えないけれど、このブログで言いたいのです。
親父、今までありがとう!
そしていつまでも元気でいて欲しい!

2025.3.7 一世