大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日は私の住んでいる地域は激しい雨です。
雨になると何故か心がほっとします。
快晴ばかり続くのも、ある意味でメンタルがしんどくなります。
この感覚はプチうつ傾向のある人には理解していただけるのではないかと思います。
能天気で何も考えてない私ですが、今とても心配していることがあります。
それは過労によるメンタルの悪化や過労死の問題です。
最近ブラック企業の行き過ぎた営業至上主義やノルマが問題になっています。
コロナ禍後の反動で、サービス業界、運輸業界、建設業界など、あらゆる分野で人手不足が深刻です。
人手不足が続くと職場の人間関係がギスギスして余裕がなくなります。
そのしわ寄せはどうしても真面目で、弱い人のところにいくのです。
真面目な神経質タイプがそのような環境で無理をして心を壊してしまうことを心配しています。
向上欲の強い神経質者はいかなる環境にも適用しようと、心身の限界を超えてしまうこともあります。
森田療法だけがすべてとは言いません、どのような形であれその人に適した自分を守るすべを身につけるべきなのです。
開き直るようですが、私は言いたいのです。
最終的には、生きているだけでよいと思うことも必要なのです。
超低空飛行でサラリーマン生活を維持してきた私の率直な思いです。
※今日の森田の言葉(水谷啓二先生より)
なお神経症に悩むようになる有力な原因として、「強い向上力」があることを挙げておかねばならない。
心身のちょっとした異常が気になり、それを苦にし、それをなくそうともがくというのも、もとをただせばそれが自分の向上発展の邪魔になると感ずるからこそである。
向上発展の邪魔にならなければ大して気にとめないはずである。
自分の心身を、向上発展のために一番好都合な状態にいつもおきたいというのが、神経質症状をおこすような人に共通した気持ちなのである。
2023.11.10 一世
※自覚と悟りへの道 あとがきより抜粋