大阪水曜ほっと集談会 一世です。
神経質症状の苦しみは、人それぞれである。
私の場合、最も苦しめられたのは、職場の人間関係苦による怒りの感情である。
今もそれは続いている。
近年怒りの感情のコントロールは、アンガーマネジメント((Anger management)
といわれビジネス界でも研修が施されている。
私はアンガーマネジメントの先駆者は、森田先生だと思う。
先生は、自覚と悟りへの道の中で、怒りの感情について高知の武士道に伝わる、
「男が腹が立った時には、三日考えて然る後断行せよ」と言う戒めを引用されている。
もちろん怒りの感情に男性、女性は関係ない。
更に、先生はこう述べられている。
「はじめのうちは憤りのために頭がガンガンして考えもまとまりませんが、だんだん落ち着くにつれて、相手はどう、自分はどう、ということが客観的にわかってきて、けんかしても得にはならないということがわかってきます。
これも感情の法則の応用かと私には、思われる。
先生の教えは時代を超えて私たちに常に何かを語りかける。
2020・11・21 一世