里芋のすき焼き風煮物とお好み焼きもどき
芋煮風にしたかったのだけど、鶏肉を使ったので、うま煮風かと思いきや、ネギを入れたので、すき焼きのような味になってしまいました。
煮ている途中、どっと吹きこぼれて、出汁が少なくなってしまったため、ちょうど良い感じに出来上がりました。
何か、かえって良かったような・・・。
お好み焼きではありません。
お好み焼に見えるけれど、実は、粉物ではありません。
中身はもやしとキャベツと卵だけ!
キャベツともやしを炒めて、溶き卵2個を回し入れ、形を整え蓋をして中火よりやや弱めの火加減で焼いていきます。もう片面は焼く必要が無いと言えば無いのですが、取りあえずひっくり返してみました。良い焼き色がついていましたが、失敗!
ちょっと、グチャッとなったけれど、気にせずまた、フライ返しで形を整え、お皿に滑らせるように出して、お好み焼きソースとマヨネーズをかけ、鰹節と青のりをトッピングして出来上がり。
ソースや鰹節に隠れてしまうので、形はあまり気にしなくて大丈夫!
とにかくキャベツ消費のための一品…。
でも、野菜がたくさん摂れるのでありがたいことです。
里芋と鶏肉の煮物
お父さんが犬達の世話が終わって部屋に入ってくるなり、聞きました。
「なんかすき焼きのような臭いがしとったけど…。」
残念でした。里芋と鶏肉のすき焼き風煮ものを作っていたのでした。
でも、調味料の配合はすき焼きと同じ!
肉じゃがも同じ!
肉じゃがの、里芋バージョンと思えば良いのかな???
味は、もちろん、美味しく無いわけがない!
里芋って、好きなんですけど、なかなか扱いにくい。
滑って皮が剥きにくくて…。
子供のころ、母(母の母、おばあさん)が作ってくれる里芋の煮物は美味しかったと思います。いっぱい食べましたから…。
なのに何故か、味が思い出せません。私、ボケたのでしょうか?
今、作っている料理で、自分の親の味を引き継いだものが全くないのです。
不思議なことに、姑の料理の味が好きで、お正月の「なます」は、必ず干し柿入りの、姑の「なます」を作ります。何故でしょうねぇ……。
黒豆は料理本とにらめっこして、ネットとにらめっこして、今の作り方に落ち着いて、姑風ではありませんが、おじいさんは、この黒豆が大好きでした。唯一美味しいと言う食べ物でした。(何を食べてもまずいと言う人だったのですが…。)黒豆の煮汁をご飯にかけて食べるのがまた、好きなようでした。
家にいる頃、ヘルパーさんが、せっかく残しておいた黒豆の煮汁を捨ててしまったと言って怒っていたこともありました。
お世話になっている苑では、黒豆は出るのでしょうか。持って行っても、一人だけ食事のときに出してもらう訳にはいきません。迷惑をかけてしまいます。もう、食べられないのですね。
でも、もっと美味しい黒豆が出たりして・・・・・。
今年も、お正月がやってきます。
何か、気ぜわしくなってきた。あー!嫌だ!!
お正月が好きなくせに、その前の忙しいのが苦手…。年賀状も嫌だ!
楽しみなような、苦しみのような……。