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散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

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古知谷・阿弥陀寺のクリンソウ

2019年05月18日 | 旅行

「貴重なクリンソウ 見頃」

という新聞記事を目にし、

洛北 大原まで出かけました。

 

 

 

 

 

此処は紅葉の名所としても知られる古知谷(コチダニ)の     

阿弥陀寺(京都市左京区)です。

この光明山門をくぐり、坂道を15分ほど登ります。

                                                    *☝山から下って来た処の写真です




登り詰めると山の中腹に新緑に包まれた

阿弥陀寺が見えます。



同寺の書院中庭には約350株が植えられています。



クリンソウは湿地にはえるサクラソウ科の多年草で・・・

 

 

 

自然のものは京都府の準絶滅危惧種に指定されています。



  

同寺の庶務を担当する林万里子さんが

約30年前に植え始め、毎年 増やし続けられています。



  


  


  

最近は温暖化の影響で

空気も乾燥し、

地面も適度な湿度もなくなり

育てるのが難しいそうです。




  






お寺の中をぐるりと回り、

反対側の中庭には

クリンソウの他にも

山野草や高山植物なども植えられています。

 


 

ミヤコワスレ               シライトソウ         

            

コマクサ



来るときは気が付かなかったのですが、

境内でキンラン、ギンランも観ることができました。


  

 



  

ナルコユリ                    シラユキゲシ


シュウメイギクに似た この花はシラユキゲシ(白雪芥子)


大原三千院までは1~2度訪れたことがありましたが、

その先は未踏襲で一人だったため不安でした。

大原のバスの切符売り場の小母さんに

『帰りのバスの最終時刻は4時台なので

気を付けるように』と注意され、増々不安が募りましたが、

思い切って訪ねて正解でした

紅葉の時季も さぞかし綺麗だろうなぁ~

と思いながら古知谷を後にしました。


                                   *令和元年5月16日 古知谷・阿弥陀寺にて