花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

名残りの紅葉を求めて

2012年11月27日 | 名所・旧跡

爺やの住んでいる所では、今年のモミジが赤くなるのは
例年より1週間程早かった様で、今では紅葉もそろそろ終わりを告げる頃となり
今年の名残りの紅葉を求めて、好天に恵まれ風もそんなに強く吹いてなかった先週の22日に
隠れ穴場的な、紅葉の名所と云われている3ヶ所を駆け足で巡って来ました

最初に訪れたのは、大垣市赤坂町に在る「お茶屋屋敷跡」で
ここは慶長9年(1604年)頃、中山道沿いに徳川家康が
造営したと云われている将軍専用の休泊所跡で
現在では個人の所有となり、数多くのボタンが植えられて
東海地方有数のボタン園として知られ、一般に無料開放されており
春の季節になると、多くの観光客が訪れる場所でもあり
この屋敷跡内には、モミジの木も沢山植えられていて
秋の季節には、綺麗な紅葉が見られる事で知られており
爺やが訪れた時は、モミジが赤く染まりかけた状態で
緑色から赤色に変わるグラデーションのかかった葉を見る事が出来た

次に訪れたのは、揖斐川町谷汲に在る「天皇林公園」で
この公園は昭和32年に、昭和天皇が全国植樹祭においでに成った場所で
これを記念し整備してつくられた公園で、桜や紅葉の名所と知られ
訪れた時には、ここのモミジは既に落葉が始まっていて
余り綺麗な状態ではなかったが、公園内に在る池に映るモミジの姿が印象的であった

最後に訪れたのが、瑞穂市呂久に在る「小簾公園」で
この場所は、その昔皇女和宮が徳川家茂に降嫁される為
京都を出発して中山道を江戸に下る折に、呂久の川を渡る際に
御座船の小簾の中から、対岸の家の庭で紅葉する楓を見て、
和宮は、その美しさと自身の境遇を重ね合わせて


                       おちてゆく 身と知りながら もみじ葉の
                   人なつかしく こがれこそすれ


と読まれたと云われ、その後皇女和宮の遺徳を偲んで
昭和4年(1929年)に、この「呂久の渡し」の跡地に歌碑を中心とした
「小簾紅園」が完成し、楓の木が植えられ紅葉の名所となっていて
爺やが訪れた時は、モミジが見頃を迎えていた様で
真っ赤に染まった綺麗なモミジを見る事が出来た


               駆け足で紅葉巡りをした様子をデジブックで作成しました。
            お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。







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