<senter>

一つであります「河川環境楽園」を、雨上がりとなった本日の午後から訪れて
今の時期に咲いている花は無いかと思いながら、園内を散策していると
散策路脇の半日蔭となる林縁で、「節分草」の花が1輪咲いているのに気が付き
蕾の姿もまだ見られましたので、このまま順調にいけば後一週間位過ぎる頃には
花が多く咲いて、見頃を迎えるのではないかと爺やは思いました
「節分草」は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で旧暦の「節分」の頃に成ると
花を咲かせるので、「節分草」の名前が付けられたと云われ
日本原産の植物であり、関東より西の地域に分布していて石灰岩地帯を好み
落葉樹林内の斜面等にまとまって自生し、凍てつく様な真冬に新しい芽を出して
他の植物に先駆けて、直径2cm位の小さくて五弁からなる白い花を咲かせますが
木々の新緑が眩しくなる晩春には、茎葉が枯れて地下の球根(塊茎)の状態で
秋の季節迄休眠状態に入ってしまい、節分草が地上に姿を見せるのは
せいぜい早春からの3ヶ月程度なので、「カタクリ」や「アズマイチゲ」等と共に
「春の妖精」と呼ばれ、可憐さとはかなさが魅力の山野草だと云われています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます