花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

立待岬の花2

2010年07月04日 | 山野草
今日は雨が降ったり止んだりの涼しい1日でした。

さて、昨日の続きです。

あまり見かけない花を発見、ゴマノハグサ科のエゾヒナノウスツボ(蝦夷雛の臼壷)です。
海岸の岩場や砂礫地に生育する肉質な植物で、太い茎は四角で、角角に翼が付いているのが特徴です。赤い小さな花は壺形をしています。

花をアップで見ると、ピースをしているように見えませんか。

ピンク色の可愛い花、エゾフウロ(フウロソウ科)です。
和紙で作ったようにシワシワしています。盛りを過ぎていたので、いい状態の花が少なかったです。

明るい黄色が目を引く、エゾノカワラマツバ(アカネ科)です。

こちらの大きな花は、オオハナウド(セリ科)です。
名のとおり、草丈は100~200㎝ほどあります。傘形に集って咲き、外側の花は大きく、大の字に見えます。

涼しげな花、ヤマブキショウマ(バラ科)です。

立待岬から戻る途中、函館山登山道から見えた景色です。
右手に津軽海峡、中央には箱庭のような函館の街、その向こうには横津の山並が広がっていました。

立待岬の花1

2010年07月04日 | 山野草
今日は雨の予報でしたが、曇ったり、薄日が差したりと、はっきりしないお天気でした。蒸し暑い日が続き、体がダラーっとしてしまいます。

そんな中、 函館の観光地の1つ、立待岬に出かけました。

立待岬の遊歩道沿いに咲くハマナス(バラ科)です。
観光客の姿も多く見られました。

岬には、黄色のエゾカンゾウ(ユリ科)が、海を見下ろすように沢山咲いていました。

エゾカンゾウは後姿も決まっていますね!

海岸はこのように岩だらけで、海に突き出しています。
岩の先端少し手前に釣り人がいるのですが、分るでしょうか?

海岸の岩場では、エゾスカシユリ(ユリ科)が真っすぐ上向きに咲いています。

風の強い岩場に咲いているので、草丈はかなり低いです。
がくと花弁の根元にすきまがあり、花の内側を外側から透かして見ることができるのでこの名がつきました。

エゾネギ(ユリ科)は残念な事に、この1本しか見られませんでした。・・・続く