~ 恩師の「心行の解説」より ~
「しかるに諸々の衆生は己の肉体に意識・心が支配され」
これほど完璧に守護・指導霊から愛をもって守られ導かれておりますのに、
己の肉体に意識・心が支配されています。
見えない世界では神の意識をそのまま戴いているのに、肉体というものに
自分の意識・心が完全に支配されて、肉体の持っている意識、つまり五官から
受ける感じが私たちの内に坐(ま)す神なる意識を遮ってしまうのです。
神様が自分を表現するために人間の肉体をお造りになり、しかも神ご自身が
一人一人の中に坐しましながら、
肉体の五官という悪魔(サタン)に化粧をなさっているのです。
五官とは悪魔の化粧であり装いであって、五官に振り回されますと、
必ずサタンの餌食になっていきます。
五官に捉われるとなぜ悪魔の餌食になるかというと、五官には自己保存と
自我我欲というものが与えられているからです。
この自己保存と自我我欲こそ、キリスト教でいうところの「原罪」であり、
人間が生まれつきに持っているエゴです。
~ 感謝・合掌 ~