浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

父母に大恩受けし我なるに
報いきれなき我が身悲しも

「心行の解説」より。

2013-12-03 04:18:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                    ~ 恩師の「心行の解説」より ~


              「しかるに諸々の衆生は己の肉体に意識・心が支配され」


            これほど完璧に守護・指導霊から愛をもって守られ導かれておりますのに、
            己の肉体に意識・心が支配されています。
            見えない世界では神の意識をそのまま戴いているのに、肉体というものに
            自分の意識・心が完全に支配されて、肉体の持っている意識、つまり五官から
            受ける感じが私たちの内に坐(ま)す神なる意識を遮ってしまうのです。
            神様が自分を表現するために人間の肉体をお造りになり、しかも神ご自身が
            一人一人の中に坐しましながら、
            肉体の五官という悪魔(サタン)に化粧をなさっているのです。

            五官とは悪魔の化粧であり装いであって、五官に振り回されますと、
            必ずサタンの餌食になっていきます。
            五官に捉われるとなぜ悪魔の餌食になるかというと、五官には自己保存と
            自我我欲というものが与えられているからです。
            この自己保存と自我我欲こそ、キリスト教でいうところの「原罪」であり、
            人間が生まれつきに持っているエゴです。


                       ~ 感謝・合掌 ~



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする