浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

日日に神の御胸に抱かれて
光の国に住める嬉しさ

「心行の解説」より。

2013-12-28 01:24:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                           ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                      「六根あるがゆえに己が悟れば菩提と化すことを悟るべし」


                    私たちは五官によって感じ、「意」によって喜び、苦しみ、悲しみます。
                    五官に「意」を含めて六根です。
                    つまり「眼・耳・鼻・舌・身・意」これで五官です。
                    肉体には眼、耳、鼻、口があり、そしてこの体をいれて五官が与えられています。
                    この五官によって魂の修行をさせていただくのです。
                    五官が無ければ肉体が保存できませんから、どうしてもこの五官を通して目で見、
                    肌で感じ、舌で味わって、都合の悪いものは避けて自分を守ろうとします。

                    苦いものや毒などは吐き出しますし、火に手が触れると熱いですから避けますし、
                    針で突いたら痛いので避けるというように造られています。
                    五官を通して見る時は、どうしても自己保存になりますが、それが当たり前なのです。
                    そして自我我欲に捉われて当然なのです。
                    自己保存のために与えられた道具ですから、そうなって当たり前のこの肉体の中に、
                    神の子の私たちの内なる魂が宿って修行させてもらうのですね。



                               ~ 感謝・合掌 ~



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