~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
二、ダニヤ
十八、 牛飼いダニヤがいった、
「わたしはもう飯を炊き、乳を搾ってしまった。
マヒー河の岸のほとりに、わたしは(妻子と)ともに
住んでいます。
わが小舎の屋根は葺かれ、火は点されている。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」
十九、師は答えた、
「わたくしは怒ることなく、心の頑迷さを離れている。
マヒ―河のほとりに一夜の宿りをなす。
わが小舎(すなわち自身)はあばかれ、(欲情の)
火は消えた。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」
~ 感謝・合掌 ~