~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
五、チュンダ
八十三、 鍛冶工の子チュンダがいった、
「偉大な智慧ある聖者・目覚めた人・真理の主・
妄執を離れた人・人類の最上者・優れた御者に、
わたくしはおたずねします。
―――世間にはどれだけの修行者がいますか?
どうぞお説き下さい。
八十四、 師(ブッダ)は答えた、「チュンダよ。四種の修行者があり、
第五の者はありません。
面と向かって問われたのだから、それらをあなたに明かしましょう。
―――(道による勝者)と(道を説く者)お(道において生活する者)と及び
(道を汚す者)とです。
八十五、 鍛冶工チュンダはいった、「目覚めた人々は誰を(道による勝者)と
呼ばれるのですか?
また(道を習い覚える人)はどうして無比なのですか?
またおたずねしますが、(道によって生きる)ということを説いてください。
また(道を汚す者)をわたくしに説き明かしてください。」
~ 感謝・合掌 ~